重版出来!8話の視聴率は盛り返すことができたでしょうか?第8話の感想は、飲んだくれでダメ親父に成り下がっていた往年の人気漫画家、牛露田獏(康すおん)と一人娘の中学生の後田アユ(蒔田彩珠)がわだかまりを解き、歩み寄る姿に大感動する素晴らしい展開でした。
重版出来!8話の視聴率 元気が出るヒューマンドラマ
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新人漫画家のエゴサーチなどによるスランプや、牛露田獏、アユ親子の絆の回復など、とても内容の濃い重版出来!8話でしたが、視聴率に反映されたでしょうか?数字はともかく、重版出来!の実写版の出来に「素晴らしい」「感動した」「元気をもらった」と前向きな評価が多いのは、脚本・演出も含め、キャストの素晴らしさに違いありません。
ヒロインの黒沢心演じる黒木華を始め、和田靖樹、オダギリジョー、安田顕、荒川良々、小日向文世などレギュラー陣に加え、追加キャストも多彩な顔触れで外れがありません。
【重版出来!8話の視聴率】
重版出来!8話の視聴率は発表され、7.8%と大きく飛躍しました。蒔田彩珠効果があったものと判断できますね。頑張りましたね、彩珠ちゃん!!
重版出来!8話の感想1 牛露田獏、アユ親子を演じた康すおんと蒔田彩珠の演技
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重版出来!7話から登場した往年の天才漫画家、牛露田獏を演じた康すおんとその一人娘アユを演じた蒔田彩珠の親子役は、どちらもリアル感のある素晴らしい演技だという感想を強くもちました。
自宅で飲んだくれている牛露田獏の衣装が肌着というのも実感がよく出ていましたし、中学生ですが思春期の入り口に立つアユの失望感もよく表現されていました。
特にアユを演じた14歳の蒔田彩珠の素朴感と、絶望にまだ至らない失望感の表現には驚くほど名演技だったいう感想です。
普通の中学生なら、友達と楽しく遊んだりしている年代に、バイトしながら生活し、嘆いても、泣いても現実は変わらないという、どこか冷めきった、そして希望の持てない暮らしぶりを蒔田彩珠が好演しましたね。
重版出来!8話の感想2 和田編集長の真摯な態度に感動
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重版出来!8話では、週刊バイブスの編集長、和田靖樹が重要な役割を演じました。感想の一つは、さすがに松重豊、とてもいい味を出した演技で、締めてくれました。
和田編集長が飲んだくれの牛露田獏と接する時、それはいつもと変わらぬ紳士的な態度です。しかし、それは単に牛露田から「タイムマシンにお願い」の電子書籍化の許諾をもらうという目的のためではありません。そんな下衆な考えではありません。
かつて自分が青春時代に、担当して一緒に世に送り出した「タイムマシンにお願い」の牛露田獏に対するリスペクト、つまり尊敬と評価、そしてその価値をしっかり認めているからこそでしょう。
今の飲んだくれの姿は「仮の姿」と思えるだけの絆が、編集長の和田の心に中にあったのです。娘のアユが父親に対する負のイメージを抱いていることについても、「お母さんは夢の犠牲になったんじゃない。夢と一緒に生きたんだと思う」と、客観的に述べる下りは、松重豊、かっこ良かったですね。
そして、父の獏がしばらく妻の遺影を見てから、娘のアユと泣きながら抱擁するシーンでは、和田靖樹も涙を溜めていました。最高に感動するシーンでした。管理人もボロボロ、お涙頂戴してしまいました。
わだかまりが解けた牛露田親子が、その後、出版社、興都館に赴き、獏が無事、契約書にサインして出てきたロビー。階下で父の漫画「タイムマシンにお願い」を読みながら待っていた娘アユと笑顔で落ち合うシーンは、すでに涙は乾き、将来に明るさを感じさせるまとめでした。
重版出来!8話の感想は、単なる「仕事ドラマ」の域を超えて、「人生」、「生活」、「人間関係」とヒューマンドラマのエキスが満タンに詰まった素晴らしいストーリー展開とキャストの名演技が光るものでした。
【重版出来!過去の視聴率と感想】
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