「エゴサーチ」が重版出来!8話に登場します。エゴサーチって何でしょう?エゴサーチの意味を調べてみました。
重版出来!8話に登場する「エゴサーチ」とは?意味を調べてみた
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重版出来!8話で、若くして才能あふれる新人漫画家の大塚シュート(中川大志)が、副編集長で担当の五百旗頭敬からやらないように言われていたエゴサーチをしてしまい、そのショックからネームが描けないほど落ち込みます。
では、そのエゴサーチとは、いったい何なのでしょう?意味を一緒に考えてみましょう。
エゴサーチ
《egosearchingから》自分の名前やハンドルネーム、サイト名、社名などをサーチエンジンで検索し、他者による評価を調べる行為。エゴサーフィン。
[補説]いわれのない誹謗(ひぼう)中傷や意図せぬ個人情報などが書かれている場合があり、それらに過剰に反応することで精神的苦痛を受けるといった弊害が指摘されている。引用元:コトバンク
https://kotobank.jp/
辞書による解説は上記の通りですが、「エゴ」=自分自身、「サーチ」=調べる、というのが言葉の意味で、使われ方はいんてーネットを背景とした言葉ですね。
ブログやツイッターをしている人々は、自分のサイトがどのように評価されているのか、あるいはどのような反応や反響があるのか、知りたくなるものです。
そこで、この「エゴサーチ」という言葉が生まれた訳です。意味はすでに記した通り自分のサイトやブログを調べる行為ですが、副編集長の五百旗頭敬が、エゴサーチを大塚シュートにやらないよう指示していたのには、訳があります。
基本的にインターネットという媒体は、双方でやり取りができるようになっているメリットがある反面、サイト運営者は基本的に(実名、ニックネームを問わず)特定の人間が運営しています。
しかし、コメントや書き込みなどは、実名、匿名を問わず、「顔を合わせない」ネット間ユーザーです。そこで、中には誹謗中傷の書き込みや、ネガティブコメント、あるいは個人情報などが書かれたりする場合があるのです。
話は横道に逸れますが、人間は、生まれてきて一番最初に習うのが、「ノー」ということで、必然的に「否定的」に「ノー」から育てられるのは、洋の東西を問いません。
別にこれは意図的にネガティブの教育される分けではありません。赤ん坊がハイハイしながら、熱いヤカン(今はもうヤカンなんて無いですけどね)を触ろうとすれば、親は「ノー」と言って危険を回避させます。つまり、生まれてすぐに習うのが「ノー」という否定形、ネガティブな分けです。
そして、その後、心理学の発達により、分かってきたことがあります。普通の人間(西洋化した社会)は、一日に約5万語の言葉を使うそうです。そして、その2割程度が自己認識の範疇で、その8割程度がネガティブな感情だったり、否定的な表現になるそうです。
もう、読者の中にはお気づきの方もいらっしゃるでしょう。ネットの書き込みやツイートの多くが否定的な内容となっても不思議ではありません。
しかし、それが外的要因となって、受け止めているサイト運営者やブロガーにマイナスな影響をもたらす場合も少なくありません。
副編集長の五百旗頭さんは、大塚シュートにエゴサーチをしないように言ったのは、そのような思惑があったからだと思われます。
エゴサーチの呪いから抜け出す方法は?
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基本的にいうと、エゴサーチの呪いに掛からないだけの精神力を持つことですね。そのためには、「8割り方のコメントは誹謗中傷である」くらいの認識を持って、ネガティブ意見が来ても無視できるだけの精神力を持つことです。
しかし、普通の人には、これは非常に難しいことです。例え理屈で分かったいたとしても、書かれている文字を読むのは、相手ではなく自分です。
つまり、自分の声でネガティブなコメントを読んでしまう分けです。しかし、頭の中はそれが自分ではないと分かっている分けですから、この「生理的矛盾」を解決するのは、並大抵のことではできません。
よって、「エゴサーチ」の呪いを被らない方法は、五百旗頭さんが言うように「エゴサーチ」をしないこと、ということになるでしょう。
重版出来!8話で、大塚シュートがどのような方法で、エゴサーチで失った自信を回復するのか、見所の一つとなるでしょう。
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