神の舌を持つ男の「舌出しベロンチョ」に「ぼかし」というメスが入りました。しかし、「ぼかし」という苦肉の策も功を奏することなく、視聴率に改善の兆しは見えません。大爆笑連続の「神の舌を持つ男」の運命は「神のみぞ知る」ところなのか「風前の灯」なのか、果たして6話で挽回できるのでしょうか?
「ぼかし」ではぼかしきれなかった向井理の舌出し 視聴率は低迷続き
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神の舌を持つ男のヒロイン、朝永蘭丸(向井理)は「絶対舌感」という不思議な能力を身に着けています。「絶対舌感」というのは、(おそらく)堤幸彦監督の「造語」で、「絶対音感」をパクったものでしょう。
朝永蘭丸は、この絶対舌感を持つ舌で、ありとあらゆる化学物質を分析できてしまうのです。そこで、ドラマのキャッチが「事件の謎は、この舌が味わった」と事件を解決するストーリーとなる訳です。
しかし、このメインテーマともいえる「舌出し」が悪かったようです。本来は、ここで「笑い」を取る場面だったのでしょうが、生憎とここで視聴者は「ドン引き」、引いてしまいました。(笑)
1話2話辺りでは、向井理の舌出しベロンチョがアップでしたからね。笑いを取れないで、気持ち悪いとなると逆効果でしたね。これには堤監督も驚いたのではないでしょうか。
そこで、この外せない「舌出し」シーンに「ぼかし」を入れて、まるでオブラートで包み込むようにしたのです。しかし、この手の策では、視聴率改善に効果は出なかったようです。
管理人が思うには、実はもう一つ、決定的な致命傷があったと考えています。それは、この「絶対舌感」自体が問題だったと思うのです。つまり、「ぼかし」などの小手先いじりの策では覆い隠せなったものがあるということです。
神の舌を持つ男で「舌出し」外せず「ぼかし」対応でも視聴率効果なし
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途中から、向井理の「事件の謎は、この舌が味わった」というベロンチョに「ぼかし」を入れざるを得なくなった分けですが、それでも視聴率に改善は見られませんでした。
5話では、毛増村の連続事件の解決に、朝永蘭丸は、ボロ車のハンドルから、犯行に使われたドライバー、甕棺墓光所有の骨董刀と、ありとあらゆる関係資料に目を通す、否、「舌を通した」のです。(笑)
管理人が思うには、この「舌で舐める」行為そのものが、「受け」なかったのだと思っています。
特に現代の日本社会では、(日本人の特性をお忘れではないでしょう)、とことん清潔を極める暮らしとなっていますから、やたらとそこらじゅう「舐める」という行為自体が、多くの視聴者に「不潔感」を与えてしまったと考えられます。
ひと昔なら、否、二昔前なら、露天商の焼きそばを買ったら虫が入っていた、なんてこともざらにあり、珍しいことではありませんでした。しかし、現代ではそうはいきません。
ほとんど「無菌状態」で暮らすのが、当たり前の生活になった日本では、「不潔」と思われた段階ですでにアウトだったのでしょう。
「舌で舐めて事件を解決」というアイデアから、不潔なイメージにつながった段階で、すでに「ぼかし」では到底対応できない状態に陥っていたと考えます。
「ぼかし」ではなく舌先1cmで対処できたのでは?視聴率は無視!
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主役の向井理の演技も、特に面白いとはいえずに、ちょっと可哀想な気もします。俳優ですから脚本通りに演技しているのでしょう。(笑)しかし、やはり、あの舌を目いっぱい長く出すベロンチョは考え物でしたね。
せめて、1cmくらい、舌の先をちょろっと出す程度でしたらまだしも、向井理は目いっぱい出してしまいましたからね。
「ぼかし」で対応するのではなく、可愛い顔立ちの向井理の良さを出すなら、「舌の先1cm」で対応して欲しかったですねえ。まあ、「ぼかし」を入れる段階で、すでに対応策は無かったとも言えますから、事実上、対応策は無かった訳ですね。
すでに、「隠し玉」の広末涼子を顔出しで、正体を現してしまったことで、万策尽きたという感じがしないでもありません。
管理人的には、堤ワールドが詰まった「神の舌を持つ男」、申し分なく楽しんでいますが、残念ながらメインテーマの「舌出しベロンチョ」が仇となってしまったのではないでしょうか。
こうなったら、視聴率などあまり気にせず、一気に最後まで、目いっぱい、否、舌いっぱい出して、ベロンチョで最終回まで飾って欲しいです。
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