重版出来！７話のあらすじは、才能を持つ粗雑で未完の中田伯（永山絢斗）の修行姿と、かつて「天才漫画家」と称された牛露田獏（康すおん）の末路が映し出されます。牛露田は「タイムマシンにお願い」という大ヒット作品を世に送りだした天才だったのですが・・・・。
重版出来！７話のあらすじと見所１ 中田伯の修行姿と老アシスタント沼田渡の対比
重版出来！７話のあらすじの最初のテーマが新人で才能のある中田伯（永山絢斗）の三蔵山龍門下の修行姿です。
心（黒木華）が担当する漫画家・中田伯（永山絢斗）が、三蔵山（小日向文世）のもとでアシスタントとして働き始めて一ヶ月。長年、三蔵山のもとで働いているチーフアシスタントの沼田渡（ムロツヨシ）は、明るく大らかな対応で“過去最高に面倒な後輩”中田の面倒を見ていた。
だが、流星のごとくあらわれた中田は、絵は下手なものの三蔵山はその類まれなる才能に一目置おいており、沼田は徐々に中田に対して劣等感を募らせていった…。引用元：番組ホームページより
http://www.tbs.co.jp/juhan-shuttai/story/
一番弟子となったアシスタントの沼田渡にとって、才能もありガッツのある中田伯は、かつての自分を見る思いだったのでしょう。これまでのアシスタントは皆、平凡で何の影響もありませんでしたが、中田伯の登場は沼田渡にとって、「触発」以上のものがあったようです。
三蔵山龍の元で、一番弟子としての「チーフ・アシスタント」の地位に慣れ親しんでしまった沼田渡は、その地位に甘んじて、漫画家として独立する夢をすっかり忘れていたのです。
中田伯の仕事ぶりに、沼田は気付かされるのです。かつての自分を中田伯の中に見る思いがしたのです。ムロツヨシが沼田渡の焦りぶりをどのように演じるが見所の一つとなるでしょう。
重版出来！７話のあらすじと見所２ 沼田渡の嫉妬と中田伯の根性
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アイデアが溢れ出る中田から「まだいくらでも描けます。早く連載やらせてください」と何冊ものネームノートを渡され驚く心。そんな中田の姿に、沼田はかつての自分の姿を重ねる。
そしてある日、インクまみれになった一冊の中田のネームノートが発見された。せまい環境に閉じ込められたらいじめがおこるという安井（安田顕）の一言に、中田がいじめられているのではないかとザワつく心とバイブス編集部。引用元：番組ホームページより
http://www.tbs.co.jp/juhan-shuttai/story/
三蔵山門下生のトップの地位に満足し、師匠の一番弟子を従順にこなす自分に気付いた沼田渡は、同時に三蔵山の中田にかける熱い期待にも気付いてしまったのです。
こうなると、始末に悪いのが、「男の嫉妬」です。小部屋に詰めた職場ですから、調和が乱れ始まると大変なことが起こります。
これまで、一番弟子として、卒なくアシスタントをまとめてきた沼田渡の箍（タガ）が外れてしまうと、終止がつかなるなるでしょう。どんな事件が起こるのか見所ですね。
重版出来！７話のあらすじと見所３ 往年の天才漫画家の末路は？
一方、心は一世風靡をした天才漫画家・牛露田獏（康すおん）の名作『タイムマシンにお願い』の電子書籍化の担当を和田（松重豊）に命ぜられ、和田と共に許諾をもらいに牛露田宅に出向くことに。昔、牛露田に世話になっていた和田は、牛露田の妻や可愛がっていた娘・アユ（蒔田彩珠）に会えることを懐かしんでいた。
しかし、心たちが目にしたのは、ゴミだめのような悪化した生活環境により、荒んだ娘アユと酒びたりで廃人のようになったかつての天才作家の姿だった…。引用元：番組ホームページより
http://www.tbs.co.jp/juhan-shuttai/story/
大ヒット「タイムマシンにお願い」を持つ、往年の天才漫画家、牛露田獏の晩生が描かれますが、けっしてそれは喜ばしいものではありません。
許諾を受けに牛露田家を訪ねる、当時の編集者、現週刊バイブス編集長の和田靖樹と同行する黒沢心の目に入ってきた牛露田家の光景とは。
いったい、かつての天才漫画家に何が起こったのでしょうね。
人の人生は最後まで分からないという普遍のテーマがここで描かれることになるのでしょう。ここで、思い出したのが、先日、偶然見つけたかつてのアイドル、天地真理の現在でした。
有名人や芸能人にも、末路が悲惨なケースは多々、あります。重版出来！７話でも、過去に栄光を持ちながら、悲惨な末路を送っている人物が登場します。
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