重版出来!で、ネームという言葉が登場します。新人デビューを目指していた東江絹(高月彩良)も、ずっとネームで苦労しています。担当の黒沢心(黒木華)から、何度も何度もネームの打ち合わせで挫折してしまいました。ネームとはどんな意味なのか、調べてみました。

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重版出来!で使われるネームってどんな意味?業界用語?

ネームを簡単に一言で説明すると、「漫画の設計図」ということになります。でも、これだけでは、何も分かりませんよね。ネーム意味を分かり易く説明しましょう。

ネームとは、漫画業界で使われる言葉で、下書きの原稿のようなものです。

ここで「ような」というには、訳があります。と、いうのも、ネームというのは形がいろいろあるのです。

ネーム
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ご存じのように、漫画を見ますと、大小さまざまな枠がありますよね。そこに図画とセリフが入ってストーリーとなっていく分けです。

ネームとは、この枠に入る下書きを指します。ところが、このネーム、必ず下書きの絵図が入っているのかというとそうではありません。

漫画の作家によって、大きな違いがあるのです。簡略した絵図を入れる人もいれば、セリフだけのネームがあったりもするのです。通常の場合、漫画家と編集者が打ち合わせをした上で、ネームを描いて、それに修正を加えながら作品を仕上げていくのです。

重要な点は、ネームの作業とは、前述した通り、設計図面と同じということで、このネームの段階でどのような作品になるか、実質的に完成しているといえる作業となのです。

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重版出来!でネームで挫折した東江絹の将来は?安井昇に変えた意味とは?

興都館の週刊バイブスの新米編集者、黒沢心(黒木華)と出会って漫画家を志望するようになった東江絹(高月彩良)でしたが、漫画界の大御所、三蔵山龍(小日向文世)の下で修業しながら、デビューを目指していましたね。

ネーム
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ところが、編集の担当となった黒沢心から、ネームのダメ出しをもらい、挫折してしまうのです。黒沢心は、何としても絹に良い作品を描いてもらいデビューを成功させたいとの思いでした。きれいで上手に絵が描けることと、漫画を描くことは違うことなのでした。

その点で、同じ新人漫画家を目指す中田伯は、東江絹とは正反対でした。中田の描く絵は、ど素人で粗雑ですが、独創的アイデアとストーリー性をもっており、漫画家の資質は十分でした。その中田伯の勢いに焦りを感じた東江絹は、彼女の絵に目をつけた同じバイブスの編集員、安井昇(安田顕)の誘いに乗ってしまうのです。

重版出来!5話では、東江絹が描いた原稿が安井昇によってボツにされてしまいますが、もしかしたら、それは東江絹にとって良いことだったのではないでしょうか。この作品でデビューし、売れたとしてもその後が続いたかどうかは分かりません。

何故なら、東江絹はネームの作業でオーケーが出ていなかったのですから、遅かれ早かれ、ネームで苦労することは明らかでしょう。「急がば周れ」の格言通り、黒沢心と最後まで一心同体の作業を続けていた方が、ベターな選択だったと思われます。

高月彩良 東江絹役
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重版出来!6話では、その東江絹が何やら一大決心をするようです。彼女の動向にも注目です。
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