「重版出来!」のメインキャストとなる黒沢心(黒木華)が務める興都館のバイブス編集部のキャストを見ていきましょう。「重版出来」を目指して奮闘する編集部には、個性的なスタッフが集まっています。
重版出来!のメインキャストは興都館編集部のスタッフ
黒沢心のキャストに黒木華
主人公で、出版会社興都館に入社したばかりの新人で、週刊コミック「バイブス」の編集部に配属された元気なルーキー。元、日本の女子柔道界を背負って立つオリンピック代表候補だったが、怪我をして柔道の道を諦め、漫画の世界で「金メダル」を目指します。
20社にも上る入社試験に失敗し、そこから「入社試験は柔道と同じ」と、開眼し、見事に興都館に合格。面接で社長と投げ飛ばすという前代未聞の珍事も、入社に大きく貢献。
編集部では「小熊」という仇名を付けられて、男所帯の編者部のスタッフも女性の黒沢心に気遣ったが、心配無用、黒沢心の「真っ直ぐな人間性」に、女の匂いを心配しなくなった。(笑)
五百旗頭敬のキャストにオダギリジョー
五百旗頭という性は読みづらい方もいらっしゃるでしょうね。ダメですよ「ごひゃくはたがしら」と読んでは!ちょっと読みづらいですが、「イオキベ」と読みます。
恰好良いオダギリジョーがキャストになった五百旗頭敬は週刊コミック「バイブス」の副編集長です。新入で編集部に配属された黒沢心の教育係を担います。
担当する漫画家は大御所の三蔵山龍と高畑一寸です。性格的には冷静でクールな五百旗頭ですが、漫画に対しては熱い情熱家で、仕事第一をモットーとしています。黒沢心は良い上司の下に付きました。
そんなクールな五百旗頭ですが、発行部数の決定会議となると、人間が変わってしまいます。それまでのクールさを脱ぎ去り、何やら「部決スーツ」まで着込んで決定会議でモーレツな戦いと挑む戦士となります。
和田靖樹のキャストに松重豊
興都館、週刊コミック「バイブス」の編集長です。「打倒エンペラー」を掲げ、業界1位のエンペラーに打ち勝つ目標を持ち、編者者に発破をかける編集長です。
大の阪神タイガースファンで、多くのトラキチ同様、タイガースが試合で勝つと陽気で元気、しかし、タイガースが負けると不機嫌になるという分かり易いタイプです。タイガースが連敗すると、編集部には緊張感が走ります。(笑)
和田は編集長として、売り上げ部数は気にしますが、その外にある大きな目標である「楽しいマンガを送り出す」という使命は常に意識しており、場合によっては部数に拘らない判断を示す極めて豪快な人物です。
安井昇のキャストに安田顕
TEAM NACS所属のご存じ、安田顕にピッタリのキャラが安井昇です。ちょっと陰気が性格で、新しく入ってくる新人をいじくる性格で、「新人つぶし」の異名もあります。
個性的集団の編集部の中でも、異色で、営業部に非協力的だったり、残業はNG、挙句の果てに、勤務中にもSNSなどやったりと自由気ままな編集員です。
安井昇のそんなキャラが通るのも、実は安井は実績がしっかりあるのです。ヒット漫画を数多く生み出していて、売り上げに大きく貢献しているからです。
安田顕といえば、思い出されるのが、阿部寛主演の「下町ロケット」です。阿部演じる佃航平の会社、佃製作所の技術部長、山崎光彦役は光っていましたね。「顔芸」でも有名な安田顕がどんな演技を見せてくれるか期待しましょう。(笑)
壬生平太のキャストに荒川良々
同じく興都館、「バイブス」編集部に配属されている壬生平太。「家族ノカタチ」では、最悪のサラリーマン役だった(管理人の個人的感想)荒川良々ですが、この壬生平太のキャストはしっくりきます。
非常に明るい性格で、漫画家の成田メロンヌの担当者です。大食いで、食べることが趣味なので、元柔道選手の黒沢心とは、「食べる」趣味で相性はバッチリ。
漫画に対する情熱は、子供時代に寂しい思いを漫画に救われて以来、誰にも負けないという自負があります。
余談ですが、荒川良々が出演するというので、「家族ノカタチ」のトラウマも手伝って、見るのが嫌だったのですが、壬生平太のキャラクターと出版社の編集部という舞台が、丸刈り頭とラフな平服が荒川良々に「はまって」いるので、安心して見ることができました。(笑)
菊地文則のキャストの永岡佑
永岡佑がキャストの菊地文則は元は興都館の正規社員だったのです。しかし、それまで担当していた雑誌が廃刊となってしまったので、そのまま興都館に残り「バイブス」のフリーランスの編集者となりました。
現在担当になっている漫画家は、大御所三蔵山龍の門下生だった八丹カズオです。
菊地文則の性格は、上品で紳士的な上、漫画に対する熱い思いをもっていて、バイブス編集部員たちからは慕われる存在です。
「重版出来!」のヒロイン黒沢心が活躍する出版会社、興都館の編集部のキャストについてお伝えしました。今晩の第2話が楽しみです。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
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