重版出来!キャスト 小日向文世が三蔵山龍役で漫画界の大御所

重版出来!

小日向文世重版出来!で、三蔵山龍キャストを演じています。三蔵山龍はデビュー以来、40年もトップを走り続けてきた漫画家で、黒沢心(黒木華)が勤務する週刊バイブスの代表的漫画家です。

 

重版出来!で小日向文世が演じるキャストの三蔵山龍は漫画界の大御所

重版出来!で黒沢心(黒木華)が上司、五百旗頭敬(オダギリジョー)の下で、担当になった漫画家、三蔵山龍キャストにベテラン俳優の小日向文世が抜擢されました。

三蔵山龍は、漫画界にデビューして以来、40年もトップを走り続けている大人気作家で、黒沢心が配属された週刊バイブスの代表的漫画家です。

長年、「ドラゴン急流」を連載してきましたが、最近は歳のせいで、姿勢も崩れ、そのせいでデッサンが狂い始め、ネットでは誹謗中傷の声も出始めています。

仕事第一主義の人間で、週刊誌の連載をもらったら、最低三週間前倒しで、仕事することをモットーとしており、自分の面倒見る弟弟子たちには、誠意と情熱で接しているので、人望の厚い第一人者です。

非常に温厚で丁寧な三蔵山龍と初対面の挨拶を交わした、週刊バイブスの新人編集者、黒沢心も一目で、三蔵山の人格に惚れてしまいました。

 

重版出来!で巨匠三蔵山龍のキャストを演じる小日向文世はベテラン俳優

重版出来!で漫画界の巨匠、三蔵山龍キャストを演じる小日向文世は、芸歴40年というベテラン俳優です。

現在62歳の小日向文世は、高卒後、専門学校在学中、スキーに行って不遇の事故にあい、2年間で8回という手術をする羽目に陥りました。この苦い体験から小日向が学んだことは、人生は一度、好きなことをやろう、ということでした。

手術などで1年を無駄にした小日向文世は、写真の学校に通うことにしましたが、どうも思っていたことと違うと思った小日向は、22歳で方向転換、今度は俳優を目指すことにしたのです。

小日向は文学座なとをトライしますが、すべて失敗に終わり、俳優の中村雅俊の付き人となりましたそして、串田和美が主宰する劇団、オンシアター自由劇場に入団しました。自由劇場が解散する平成8年まで在籍し、劇団の看板女優であった吉田日出子の相方を務めていました。

苦労人の小日向の結婚は、やや遅く、39歳の時で、相手は同劇団の年下の女性でした。結婚2年後に、長男が生まれて幸せな家族を作ったようです。

しかし、仕事面での苦戦は続きました。ドラマや映画の仕事は端役が多く、しかも単発が多く、連続ドラマのオファーは5年間でたった1本という寂しさ。給料の前借が当たり前となっていました。

しかし、「待てば日和」のことわざ通り、47歳の小日向に転機が訪れます。三谷幸喜の舞台「オケピ!」に出ていた小日向にフジテレビのプロデューサーの目が留まったのです。そして、当時、人気の月曜9時、木村拓哉主演の「HERO」のメインキャストの一人としてキャストインし、この役で小日向の知名度は全国区へと広がりました。

因みに、この「HERO」は全話、視聴率が30%を超えた大ヒット作で、今から振り返ると「お化け番組」とも呼べる小日向にとっても、価値のある作品となりました。小日向の出演作品は、余りの数の多さにここでは割愛させていただきます。

人生の裏表を知り尽くした小日向文世が演じる、漫画界の大御所、三蔵山龍の素朴ながら重みのある、それでいて深い情愛が感じられる人柄は、小日向文世自身の姿と言ってもよいのかも知れません。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました