重版出来!第5話で、火野正平が若き日の青年、久慈勝(平埜生成)が出会う謎の老人を演じます。「謎は貯められる」という摩訶不思議な言葉を投げかける謎の老人のキャストは、年季が入って益々異色度を増す火野正平にぴったりと言えそうです。
重版出来!第5話で火野正平の演じる謎の老人とは?
重版出来!第5話で火野正平は、若き日の久慈勝に襲われる老人役を演じます。釜を手にした久慈勝に襲撃され、脅されてもびくともしない謎の老人は、青年に不思議な言葉を投げかけます。
「運は貯められる」という言葉の意味をすぐには理解できない青年の久慈勝でした。
「悪事を働くと、幸運が逃げてしまう」という意味でしょう。「善行を積むことで、運は貯められるものだ」という老人の言葉の意味を理解してからの久慈勝の人生は、どんどんと運気に満ち溢れ、成功の道が開かれたのです。
それからというもの、久慈勝は必要以上の贅沢はせず、質素な暮らしをモットーとして生きてきたのです。それは、興都館の社長(高田純次)となっても変わることはありません。
そして、黒沢心(黒木華)や小泉純(坂口健太郎)のような若手社員たちには、少しでも自分が得た知識を分かち合いたいという謙虚な姿勢を崩さないのです。
重版出来!第5話の最大の見どころともいえる、若手俳優の平埜生成とベテラン俳優の火野正平の対話のシーンは、感動の見どころとなるはずです。
重版出来!第5話で謎の老人のキャストとなった火野正平とは?
重版出来!第5話で謎の老人を演じる火野正平とは、現在66歳になる大ベテランの俳優です。
戦後4年の生まれ(1949年)で、テレビの「少年探偵団」などで子役として活躍してから劇団(こまどり)に入団するなど、火野正平の俳優歴は60年になります。
以後、火野正平は、個性的な演技とやんちゃな性格で、芸能界を賑わせてきました。
役柄的には脇役が多く、主演級のドラマや映画は少なくも、常に火野正平はマスコミの注目を浴びる役者でした。
火野正平を火野正平たるものにしたのは、出演する作品の女優たちと流した「浮名」です。その時代の名前の知れた女優さんたちで、火野との付き合いが無い方を数える方が早いと言っても、大方外れないほどでした。
21歳の時、同棲中だった一般女性と結婚し、二人の子供を設けた火野正平でしたが、僅か2年で別居、離婚。
まあ、この辺はごくある芸能人のストーリーですが、火野正平の凄いのは、ここからです。(笑)テレビドラマ「美しきチャレンジャー」の新藤恵美をスタートに、小鹿みき、「アテンション・プリーズ」の紀比呂子、ホーン・ユキ、望月真理子、西川峰子など、など、ワイドショーの常連となっていたのです。
火野正平は、母性本能をくすぐるタイプのようで、兎に角女性にもてたようです。それが理由かどうかは分かりませんが、火野に回ってくるキャストが、「女性にもてる役」や「プレイボーイの役」が多かったようです。(笑)
しかし、関係者によると、火野正平がそれほど多くの女性と付き合えた一つの理由に、別れ方が上手だったという説があります。(笑)これは、重要なポイントだと指摘しておきたいと思います。(笑)
そんな火野正平もすでに66歳です。重版出来!第5話では、円熟味のある「謎の老人」を演じてくれるのではないでしょうか。火野の演技に注目です。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
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