グッドパートナー 無敵の弁護士第4話の話題は企業の内紛です。鳥飼シューズというメーカーの創業者で父親の鳥飼健三(竜雷太)と息子で社長の鳥飼孝太郎(矢柴俊博)の内紛を描く内容です。ここで、ちょっと「親子喧嘩」と「企業の内紛」を考えてみたいと思います。

グッドパートナー 無敵の弁護士
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グッドパートナー 小企業ではあまり起こらない内紛

今回の主人公の一人、神宮寺法律事務所に顧問を頼んでいる鳥飼健三(竜雷太)は、鳥飼シューズの創業者です。現在は第一線を退いて会長職に収まり、会社の経営は息子で社長の孝太郎(矢柴俊博)に任せているわけです。

「たら、れば」のお話しで恐縮ですが、もしこれが従業員規模20人以下程度の小さな企業だったら、このような弁護士を巻き込み、双方で睨み合うようなことが起こったでしょうか。おそらく大きな内紛にはならなかったのではないでしょうか。

遺産相続とかなら、あり得るかも知れませんが、事業内容などのことで、そのような事が起こることは考えにくでしょう。

例え、意見が食い違ったとしても、それは「親子喧嘩」の範疇に収まるのではないでしょうか。

鳥飼健三役 竜雷太
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良い例が、去年でしたか、ある大手家具屋のお家騒動が社会面を賑わしたのは、まだ記憶に新しいことです。会長に退いた創業者の父親と、社長になった長女の争いです。

株主対策やら、側近の対策、あるいは外資とのやり取りなど、企業方針を巡り、裁判にまで発展した事例ですね。

会社規模が小さければ、会長であれ、社長であれ、取り巻きが派閥を組んだりする規模にありませんから、だいたい親子喧嘩の範疇で意見の相違はあっても、自然の流れで収支がつくというものでしょう。

しかしまがら、企業規模が大きくなると、自然と派閥ができてしまい、収まりがつかなくなってしまうのでしょう。そこで、出番となるのが、グッドパートナー 無敵の弁護士ってわけですね。

 

グッドパートナー 大企業で内紛が起こる可能性

会長には会長の、社長には社長の腹心とも言える存在が出てくるのが大企業でしょう。そうなることで、求心力を高める効果もあれば、今回のグッドパートナー 無敵の弁護士に見られるように、(或いは前述の家具屋)派閥の意向も無視できなくなり、自然と対話による解決策が難しくなってしまうことも少なくありません。

その上、昨今は株主の利益優先とばかりにアメリカ流の会社経営という比較的日本にとっては新しい概念も登場してきます。

鳥飼孝太郎役 矢柴俊博
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今回のグッドパートナー 無敵の弁護士で、ある意味、幸運だったのは、鳥飼会長は神宮寺一彦(國村準)に、そして孝太郎社長はパートナー弁護士の咲坂健人(竹野内豊)が担当と同じ弁護士事務所が代理人となったことではないでしょうか。

これが、別々の法律事務所であったならば、共通の利益を見出すよりも、相手弁護士との勝負となり兼ねません。神宮寺一彦が、敢えて自分たち(会長も含め)が下りることによって、会社の内部分裂を防ぎ、一本化する方向が導き出せるというメリットになったと考えられます。

もっとも、肝心の咲坂健人が、弁護人解任となってしまうのが驚きですが。その結論はドラマの中に見つけることにいたしましょう。
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