おとうさんと呼ばせて 蓮佛美沙子の手料理に大爆笑の渦

お義父さんと呼ばせて

まだ「おとうさんと呼ばせて」の余韻が冷めない管理人です。何度も「思い出し笑い」をさせてくれる「おとうさんと呼ばせて」の中で、蓮佛美沙子手料理のシーンを取り上げます。最終回でももちろん見せてくれましたね。

おとうさんと呼ばせて

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 蓮佛美沙子の「手料理」爆笑シーンの名場面

蓮佛美沙子の手料理名場面 その1 手作り弁当

蓮佛美沙子が演じる花澤美蘭は、IT企業に勤める理系の美女で家事は得意ではありません。特に手料理には??が多く付きそうな美蘭なのです。その花澤美蘭はバレンタインデーでリムジンテートと洒落込み、出費が嵩んだ彼氏、大道寺保(遠藤憲一)のために、愛妻弁当」ならぬ、「恋人弁当」を毎日、作ることになりました。

お義父さんと呼ばせて」第5話でしたね。

遠藤憲一 蓮佛美沙子

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昼休みの公園、二人でランチしならが、家族の問題(葉理男の辞職騒ぎ)を話し合っていますが、膝に置いた弁当は捗りません。保はおむすびを食べている美蘭を他所に、食べ掛けの弁当に蓋をして、「後で食べる」と、さも葉理男のことが心配で食が進まないのかと思わせました。

その後、葉理男の女装癖の問題もクリアになり、保の「浮気疑惑」も晴れ、再び公園でのランチシーン。美蘭と保はベンチに腰掛け、柔らかな日差しの中で、「ラブラブランチ」のはずでした。

花澤美蘭 愛妻弁当

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ところが、箸が進んでいない保を見た美蘭が、「食欲無いねえ?心配事?」と聞くと、「ワニ顔」男、大道寺保が、もじもじしながらも、「ごめん、ミーちゃん、俺も自分を曝け出すよ。」

心配そうに美蘭が聞きます。「もしかして、女装癖?」

保の答えは意外にも。「いや、違う。はっきり言って、ま、不味いんだよね、弁当。食えたもんじゃないんだよね。だから、こめん、もう弁当勘弁してくれないかな」(大爆笑)

いやいや、保の「食えたもんじゃない」には、大笑いしてしまいました。

蓮佛美沙子の手料理名場面 その2 大道寺保のマンション

第6話で保のマンションに姉の留美子がやって来ます。一週間の滞在中に、美蘭の祖父、花澤昭栄79歳が留美子を訪ねてきます。息子の紀一郎の粗相を謝罪に来たのですが、そこで昭栄と留美子は意気投合してしまいます。

ワインを飲んで盛り上がっているところに、母の静香(和久井映見) に祖父の連れ戻しを命ぜられた次女の真理乃がやって来るのですが、「ミイラ取りがミイラ」になってしまい、保宅で、おつまみ作りに精を出しています。

大道寺保 マンション

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保のマンションで盛大に盛り上がっていると聞いた保と美蘭が帰宅するのですが、すでに昭栄と留美子は「ご機嫌さん」、褒められて舞い上がっている真理乃は次々に料理を運んできます。

留美子は帰宅した美蘭に対し、「姉妹比較」を論じ、真理乃が謙遜して、「私はお姉ちゃんのように頭が良くないから」と言うと、美蘭の隣で留美子が言います。

できないんだって?料理」と言われて、「わ、私だって料理くらい、できます!!」とキッチンの真理乃の箸を奪います。

席を立つ美蘭に対して、「ミーちゃん、止めろ!」と止めに入る大道寺保には苦笑しましたね。管理人も兄弟が多く、親戚の兄弟比べ論に晒された経験が豊富なので、この留美子のコメントと姉妹の様子には共感が持てました。

新川優愛の演技も、この辺から実に自然に「花澤真理乃」の役作りが冴えてきましたね。この後、帰宅した美蘭と真理乃の兄弟喧嘩には爆笑でした。ドラマでしたが、本当の「姉妹」に思えてしまいました。

蓮佛美沙子の手料理名場面 その3 花澤家の朝食シーン

最終回の食卓で、失踪した母静香の代役としての料理番を務める美蘭です。

家庭の中心、母の静香が失踪した後、朝食を作り、家族を励ます美蘭の姿がありました。

花澤美蘭役 蓮佛美沙子

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今、オムレツも行きますからねー」元気に声を掛ける美蘭です。

もう、なんか、みんな、元気ないなあ。大丈夫だってば。食べて、食べて!食べないとね、元気出ないから

真理乃「元気ないのは・・・・

昭栄爺さん「不味いってのもあるがな

保「しー、それ言っちゃダメ
花澤昭栄祖父さんを演じる品川徹の渋い声と短くもパンチの聞いたセリフには、本当によく笑いました。花澤家の食卓でのシーンは、さすがに「会話劇」だけあって、「ボケ」と「ツッコミ」もしっかりしており、コメディとして完成されたものを感じました。

この「お義父さんと呼ばせて」を見ていて、思ったことがあります。それは、アメリカで大人気となったシリーズ「フレンズ」です。フレンズのメインキャスト、ロス、レイチェル、モニカ、チャンドラー、ジョーイ、とフィービーの6人のホームコメディですが、このドラマも「会話劇」です。

6人と言えば、丁度、花澤家の家族に大道寺保を足した数が同じです。そして、何故、6人がとても面白いコメディになるのかと言えば、いろんな組み合わせができるということでしょう。1対1、2対2、3対3、それ以外の組み合わせも自由自在です。

思い返せば、「大道寺保vs花澤紀一郎」、あるいは「紀一郎・静香夫妻」、「紀一郎と美蘭の親子」、はたまた「大道寺保と昭栄祖父さん」といった、それぞれの立場と形が人間模様を作っていくのですが、その人たちが集まった時に、思いもよらぬドラマが生まれ、そこに「笑い」の要素を詰め込むことができるのです。

おとうさんと呼ばせて」のヒロイン、花澤美蘭役には、蓮佛美沙子以外、考えられませんね。蓮佛美沙子の演じた花澤美蘭は、本当に可愛い愛らしい「ツンデレ」で、「大人」の大道寺保を揶揄うような真似を見せたりすることもあり、渡部篤郎との「親子喧嘩」も楽しいものでしたし、渡部と蓮佛美沙子が居間でワインを煽るシーンも素敵でした。

おとうさんと呼ばせて」は、噂では、1回早く打ち切りとなったようですが、本来の姿である1クール、10回で放送して欲しかったですね。

しかしながら、最終回では保と美蘭のウェディングとはならずに、砂清水誠(山崎育三郎)と八千草千代(伊藤修子)の結婚式で幕を閉じたということもあり、関西テレビには、懲りずにこの続編を制作して欲しいものです。近年、これほど「愉快で楽しい、爆笑の連続」のドラマは見たことがありませんでした。

 

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最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

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