お義父さんと呼ばせて第1話視聴率結果と感想 光る品川徹の渋い演技

お義父さんと呼ばせて

お義父さんと呼ばせての放送がスタートしました。第1話の視聴率は9、6%とまずまずの結果といえるでしょう。今回は「お義父さんと呼ばせて」 の視聴率と第1話感想を述べたいと思います。素晴らしい大勢のキャストの中で、花澤家の長老、花澤昭栄を演じる品川徹の渋い演技が光りました。

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お義父さんと呼ばせての視聴率は良かった?悪かった?

全に体的に低調な冬期クールのドラマです。NHKの大河ドラマを覗いて、長寿番組である「相棒」と「科捜研の女」を別にすると、だいたい視聴率は10%前後の数字が並んでいます。

「いつかこの恋を思いだしてきっと泣いてしまう」あらまあ、何と長いタイトルなのでしょうか。このドラマで11.6%で上位です。怪盗 山猫が14.3%で、頭一つ抜け出した感じですが、その他に目をやると、ヒガンバナで11.2%、火村英生の推理が11.1%、フラジャイルと「お義父さんと呼ばせて」が同率の9.6%ですから、まずまずの視聴率と評価できると思います。

放送日が火曜日であり、時間枠が午後10時からと若干遅めの時間なので、若年層を取り込むには難しい時間とも言えるでしょうし、高齢者は早く寝てしまうので、視聴者層を考慮すると健闘していると言えるでしょう。

花澤家

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昨今、漫画が原作のドラマばかりとなる中で、このドラマはオリジナルですので、ドラマの展開に興味が湧いてきますし、シチュエーションコメディということもあり、それぞれの立場を知った上での会話劇が笑いを誘ってくれます。

第2話以降、花澤紀一郎の妻静香にも、長男の葉理男にも、隠された秘密があるということで、視聴者の関心も高くなるのではないでしょうか。

管理人が非常に興味がある「隠された秘密」は、次週明らかになると思われる大道寺保と花澤美蘭の二人の秘密です。絶対にバラすことができない秘話とはいったいどうなものか想像する楽しさもあるドラマです。

 

お義父さんと呼ばせて第1話の感想と品川徹の存在感

お義父さんと呼ばせて」の放映をずっと楽しみに待っていた管理人でしたが、オープニングが良かったですね。感想を述べるとすると、どうしてもこのオープニングは外せません。

大道寺保が化粧室で、何やら顔を洗っているシーンは、サスペンスドラマのBGMを使い、けん銃などを見せながら、コメディとは思わせない入り方は気に入りました。そして、ホテルのパーティー会場らしきところに入ってくる八組の親分のようないで立ちの男が、どっかりと座りこみます。

土下座の大道寺

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銃を持って親分に迫る大道寺保がいきなり、その場で土下座するシーンには大笑いしました。そして、この場面で保の部下・小松川慎吾を演じていた加治将樹にも注目しました。

加治将樹は、中々、味のある個性的な俳優ですね。カメラワークも良かったですし、随所にスタッフのレベルの高さを堪能できました。

これから先も加治将樹の演技と小松川慎吾の演出に期待したいと思います。

そして、第1話感想と言えば、絶対に忘れられないのが、花澤家の長老、お祖父ちゃんの昭栄です。キャストの品川徹さんご自身、現在80歳と高齢です。

お義父さんと呼ばせて」で演じる花澤昭栄は、御年79になるのに、入居していた老人ホームで、老夫婦の夫人に手を出して問題人となり、追い出されるほどの「元気者」なのです。「老いて益々元気なり」ですが、他人の夫人に手を出すのはこれが初めてではないそうで。(笑)

大道寺保が恋人の美蘭に案内され、対面にやってきた花澤家の当主、紀一郎は娘の彼氏は26歳と聞いていたので、びっくり仰天。どこからどう見ても保は26歳には見えません。むしろ、紀一郎と同じ同世代に見えるのです。

天塩に掛けて育てた(実は子育てはすべて妻の静香任せだったのだが)自分の娘を嫁に出すと考えるだけでもショックなのに、選りに選って娘が選んだ相手がこのオッサン。頭が錯乱している紀一郎に代わり、孫娘と保の経緯などを聴き始める昭栄に対しても紀一郎は怒りだします。

花澤昭栄役 品川徹

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品川徹が演じる花澤昭栄は、本当にリアルで、お芝居を見ている気がしませんでした。感想として、流石に年配でベテラン、舞台を中心に活躍されてきた品川さんの演技が伊達ではないと実感しました。第2話では、美蘭の彼氏、大道寺保を家に呼び出すというのですから、これまた面白くなりそうですよ。

シリアスな恋愛ドラマより、面白くて愉快な会話劇、シチュエーション・コメディのファンが多くなるほど、お義父さんと呼ばせて視聴率はアップが期待できるのではないでしょうか。次週第2話では蓮佛美沙子演じる花澤美蘭に片思いの山崎育三郎も登場します。

山崎育三郎と言えば、前クール、「下町ロケット」で佃製作所の若手エンジニアを演じ、大称賛を浴びましたが、キャラクターの真野賢作のイメージがまだ強烈に残っています。果たして、以前のキャラクターを払拭して、ニュー山崎を披露できるかどうか注目しています。

砂清水誠役 山崎育三郎

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51歳、結婚歴無しの独身男、大道寺保に最強のライバルが現れ、宴会で一緒になる保と紀一郎のバトル、第2ラウンドにも注目です。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

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