お義父さんと呼ばせて第2話では、大道寺保(遠藤憲一)の秘密の一つが暴かれました。実は保は「ワイン」に弱かったのです。「接待の大道寺」の異名をとる保でしたが、ビールや酒は問題が無いのですが、ワインには悪酔いしてしまうのですね。彼女の美蘭の祖父昭栄にリフォームを頼まれ、花澤家にやってきたまでは良かったのですが、昭栄を味方に付けるどころか、昭栄に進められるまま赤ワインでへべれけに酔っぱらってしまい、花澤家を敵に回すことになってしまいました。

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大道寺保の弱点だったワインとその予兆

家族で朝食を摂っていると、父の紀一郎が美蘭に話し掛けますが、何やら都合が悪くなるとそそくさとテーブルを立ってしまう美蘭です。会社に出掛けようとする美蘭を玄関口と引き止める母の静香は、美蘭の結婚に自分も反対意見だと伝えます。「皆を説得できない以上、私も賛成はでき兼ねる」という言葉を聞いた美蘭は唖然としながらも出社しました。

その後、大道寺保とお茶をしながら、美蘭は保が、再度、両親と話し合いをしたいとの気持ちを打ち明けられ困ってしまいます。父親紀一郎の頑なな反対の態度の軟化は難しいと思ったからです。

そこで、美蘭は、「それなら、兄弟である兄と妹を先に説得しようと、保と四人で会合を持つことを提案しました。50絡みの大道寺保は仕事一筋で生きてきましたので、会社の接待というと座敷やクラブがほとんどだったのでしょう。家族で集まれるような場所はよく知らず、何とか若者が集えるブールバーをセットしました。

美蘭と兄葉理男(中村倫也)、妹の真理乃(新川優愛)の三人が待つバーに保が遅れてやってきたのですが、美蘭は仕事の呼び出しが入り、保と入れ替わりで出て行ってしまいます。

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保は美蘭と結婚すれば「義兄弟」となる葉理男と真理乃と距離を縮めようと努力し、会話を続けるのですが、世代の違いもあって、ギャップを埋めるまでには至りませんでした。

その席の冒頭で、真理乃が注文したドリンクがワインだったのです。実はここに伏線があったと気付くのは、この後、ドラマの後半でした。

実は保はアルコールはOKですが、ワインだけは苦手なようで、悪酔いしてしまう性質なのでした。このシーンを見直してみると、確かに「真理乃ちゃんはワインが好きなんだ」という保の顔が引きつって見えました。(笑)

 

花澤家でもワインの酔いに失態を見せる大道寺保

合併記念の懇親会で、同席することになった大道寺保は、美蘭の父、花澤紀一郎の前で、余興の「かっぽれ」(裸踊り)を披露する羽目になり、紀一郎の失笑を買うことになってしまいました。

そのほとぼりが冷めぬ内に、今度は美蘭の祖父昭栄から保は連絡をもらいます。老人ホームで、入居している老夫婦のご婦人に手を出した花澤昭栄は追い出されてしまったのです。そこで、花澤家に転がり込んだのですが、居場所が無いために、葉理男の部屋で寝ていますが、今度は葉理男が休むことができません。

そこで、昭栄はリフォームを提案し、早速手配に取り組んでいたのです。偶然に、そのリフォームの会社と取引があった保の会社「あけぼの商事」の名前をパンフレットで見つけた昭栄はさっそく保と連絡を取ったという訳です。

美蘭の兄弟の説得には感触を得られなかった保は、祖父昭栄に近づくことで、そこから切り崩しを狙おうと、週末に花澤家を再訪問します。

しかし、仕事で週末も駆り出されていた美蘭は在宅することができずに、保一人で伺うことになってしまいました。訪ねるやすぐさま昭栄の部屋に通されたのは良かったのですが、そこで昭栄が赤ワインを抜いてしまいました。

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生真面目な大道寺保は、苦手なワインですから、遠慮するのですが、飲み始めたら、飲めない口ではないので、いい加減酔っぱらってしまったのです。

遠藤憲一の演じる酔っ払いは最高に面白かったですねえ。大爆笑でした。そして、しばらくして階下で家族が集まっている所へ顔を出した保は完全に酔っぱらって、遂には葉理男と真理乃に説教を始めました。酔っていますから、これは保の本音でした。

兄弟に説教を始めた保ですが、もうこうなると止まる所知らずで、母の静香から父紀一郎にまで、説教を垂れてしまいました。

急ぎ美蘭が家に戻った時は、時すでに遅し、土下座して皆に平謝りの美蘭でした。蓮佛美沙子の演じる花澤美蘭が、もの凄く魅力的です。彼女の役作りは絶賛に値します。

トイレでゲーゲーと吐いてしまう保でしたが、やっと落ち着きを戻した所に母の静香が現れ、直接保の気持ちを聞かれました。

静香は保がどんな風に娘の美蘭を見初めたのか知りたかったのです。保はそれまで仕事一筋に生きてきたので、女性を連れていけるような店も知らず、自分が仕事の合間に息抜きができる中華屋に美蘭を案内した時の様子を語りました。

行きつけの店の餃子を「美味しい、美味しい」と言って、笑顔で食べる美蘭の姿に「胸がキューン」となったと語る大道寺保の心境、心情を誰よりも静香は理解できるのでした。実は、これこそ静香がこの家族に無いものだと感じていたのでしょう。

密かに「離婚届」を鏡台の中に締まっている静香の秘密は、まだ明らかにされていませんが、この先、この「仮面の家族・花澤家」に大道寺保が一石を投じることになりそうです。

お義父さんと呼ばせて」の今後の展開が大いに楽しみになってきました。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。