家族ノカタチが見せないまま、第8話が終了しました。視聴率も上昇する傾向は見られないまま、ますます訳の分からない展開の中、厳しい感想ですが、ろくな付き合いもないまま、田中莉奈(水原希子)が驚きのプロポーズする第8話を振り返ってみます。

家族ノカタチ
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家族ノカタチ第8話の視聴率と予想

前回第7話では、8.0%の視聴率ですが、日曜日放送という条件を考えても、前回クールの「下町ロケット」の後番組という条件を考えても、視聴率で見る限り「成功」とはいえない結果なのではないでしょうか。

前回までの視聴率の推移はこちら

すでに、ドラマも終盤に差掛かっていますが、主演の香取慎吾と上野樹里の絡みが少ないという感想は、管理人だけでなく、多くの視聴者からも聞こえてきます。

残り2話の条件から考えても、この二人が急に結びつくようなことになっても、ドラマを盛り上げたことにはならないでしょう。

今回の第8話の視聴率の予想は、前回同様か、若干下回るように思えるのですが、次回の第9話は、永里大介の父、陽三(西田敏行)の病状が心配な人は見たいでしょうが、そうでない人の関心は薄れるでしょう。

第8話の視聴率は予想通り7.6%と大幅ダウン。ドラマも終盤を迎える中で、特に香取慎吾と上野樹里の絡みもなく、大勢のファンの期待を裏切ったまま終了するでしょう。永里陽三が亡くなるのは、多くの視聴者が予測しています。

 

家族ノカタチ第8話の感想 

家族ノカタチ第8話の感想1 ― 意外性のない恵の合格

第8話の冒頭で、永里陽三の再婚相手である恵が看護師の資格試験に合格するところから始まりますが、これも予想されることで、まったくドラマチックでも何でもない、詰まらないシナリオでした。他のところでは、随所に「こじらせ」が登場するのに、この場面だけは、何の変哲もない合格だったのです。

熊谷律子役 風吹ジュン
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試験に合格するめでたいことですが、予想されたことで、特別に感動するシーンでもありませんでした。どうせなら、このような(第8話)中途半端な場面ではなく、この合格シーンを最終回にもってきた方がインパクトはあったのではないでしょうか。

家族ノカタチ第8話の感想2 ― 第8話もこじつけ満載

随所に見られる「こじつけ」ドラマですが、永里大介の父陽三が田舎へ帰ると知った大介の同僚たちが、送別会を開こうと提案するシーンも「見事」でしたね。てっきり提案者になるのは、例の「お節介」佐々木彰一だと思っていたら、別の女子社員の提案でした。

あるレヴューを読んでいたら、「意味の無いキャストが多すぎる」というコメントを拝見したことがありますが、管理人の感想も同じで、やたらとキャストが多い割に、ドラマのテーマにほとんど関係のない人物の登場にはうんざりしました。これも「こじつけ」の一つなのでしょう。(笑)かなり予算をもらっているのではないでしょうか。

イカが登場したり、今回は亀が登場したりと、笑いを誘う場面なのかも知れませんが、管理人にはさっぱり面白いと思えず、むしろ興醒めするシーンでした。せっかく大介が購入したマンションの一室に、父親の陽三がイカだの亀だの持ち込んで、さぞ大介さんも嫌だったでしょうね。

家族ノカタチ第8話の感想3 - 田中莉奈のプロポーズもこじつけ

風吹ジュンが演じる熊谷葉菜子の母、律子の会話(セリフ)にも違和感を覚える管理人です。前回の第7話でも、病室に見舞いに来た大介が、プライベートの話のようなので席を立とうとすると、「大介さんも聞いてちょうだい」と、娘に対する愚痴をこぼすのです。

実の娘を真摯に向き合い話がしたい母親の態度とは思えませんでした。「葉菜子ったら、何も話してくれないんですよ」と本人を前にして、他人にする話ではありません。

あなたが何も言ってくれないからじゃない」と、迷惑がる娘に言う律子は、到底娘の気持ちなどこれっぽっちも考えていない態度と取れましたね。娘とじっくり話しをしたいと思うなら、大介を返した後、二人きりで話をするのが、本音で話せる状況でしょう。

永里大介 田中莉奈
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田中莉奈のプロポーズ
にも無理がありましたねえ。大介にデートを数回重ねただけの田中莉奈が「好きです、結婚してください」とは、呆れて何も言えませんでした。(セリフ自体は問題ではありませんが)

一緒に居て楽しいとか、二人の相性の良さが出ている人間関係なら「結婚」という考えがあっても自然です。(おとうさんと呼ばせて大道寺保と花澤美蘭のように)

ですが、お互い一緒に居て楽しいという仲になっていない田中莉奈が「好きだから結婚」という、非常に幼児的は発想は、いったいどこから来るのでしょう。

これは水原希子がどうのこうのではなくて、脚本の酷さです。俳優さんたちは、脚本を基に演じているので、その演技は批評に値するでしょうが、この物語の展開は脚本にある訳ですから、水原希子は責められません。

水族館でのデートシーンも酷かったですね。大介が話し掛ける度に、聞こうともせず、「あっちこっち」と引きずり回す莉奈は、まるで人付き合いをしたことがないような人物に描かれています。付き合いになっていないのです。

田中莉奈役 水原希子
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このドラマ全体についての感想は、ほとんどの人間関係が相手の気持ちを無視した、幼児的付き合いしかできていないことに尽きます。付き合い方を学んでいない社会人になる前の人物像なら納得がいきますが、登場人物はみな、大人です。

陽三にしても律子にしても、親ならもっとしっかりした人間関係を築いていて当たり前でしょう。子供だからと言って、大人に成長した息子や娘にとる態度や言動ではないですし、佐々木彰一にしても、田中莉奈にしても、相手に相談したり確認したりする当たり前の作業はほとんど無しという人物像がどこから出てきたのでしょう。

田中莉奈のプロポーズを知った佐々木彰一のセリフにも呆れ返りましたね。(莉奈の親が大企業のボスと知った上で)「俺たちに断る権利はない」というのですから、まるで結婚とは相手の親のステータスでするもののような発言です。

付き合いや相性など、個人的な感情なども含め、人間関係が育まれて結婚に至るような自然な「結婚の形」はこのドラマには見られません。まるで「まず結婚ありき」というテーマで覆いつくされているというのが、管理人の感想で、然るなら「婚活」をドラマのテーマとした方が分かり易くて、見易かったでしょう。「見合い」をテーマにすれば良かったでしょうね。

永里大介 熊谷葉菜子
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非常に残念ですが、香取慎吾や大好きな上野樹里の絡みもほとんどなく、いったい何が言いたいテーマなのか、さっぱり分からずに、ドラマは終わりを迎えようとしています。大介の父親陽三が余命を宣言される次回ですが、なんともお寒いエンディングになるのでしょうか。

ここで急展開して大介と葉奈子が結びつくようなことがあっても、これまでの経緯には、互いの付き合いと相性など、描ききれていませんので、もうどうにでもなれっていう感想です。(笑)
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。