ドラマお義父さんと呼ばせて」が不調です。最近のフジの傾向なのでしょうが、ドラマは非常に秀作で、これほど面白い作品はしばらくありませんでした。大爆笑の陰で視聴率が大爆死する謎を追ってみたいと思います。

お義父さんと呼ばせて
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視聴率下落傾向はフジテレビだけじゃない

去年のドラマで阿部寛主演の「下町ロケット」の視聴率が20%を超える、超えないで話題となりました。そして、最後は最終会に22.3%を記録して、去年一年のドラマ視聴率トップとなりました。

その他では、常連でシリーズ化されている「相棒」と「科捜研の女」を除くと、それほど視聴率を伸ばしたドラマは多くありませんでしたね。

下町ロケット
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昔、インターネットが普及するまでは、テレビのライバルと言えば、家庭ゲーム程度で、それ以前になると、テレビは家庭での唯一とも言える娯楽でした。その頃の視聴率は20~30%なんて視聴率ドラマは数多くありました。

ですから、若者のテレビ離れというのは、この十数年内のことであり、視聴率の下落傾向はフジテレビだけに限ったことではありません。要するに、現代はテレビをライブで見ることに縛られないライフスタイルが確立しているのですよね。見たいドラマは録画でも見ることができますし、DVDで購入もできます。

ただし、フジテレビが、ある時期を境に凋落の傾向があるというのも事実のようです。では、次のその「ある時期」を追ってみましょう。

 

フジテレビも黄金期があった

時代は80年代まで遡ります。バブルの生成期から成長期に、「楽しくなければテレビじゃない」というキャッチコピーの元、非常に軽くて楽しい「フジテレビ」が発進します。まあ、フジテレビならぬ「無事テレビ」だった訳です。(笑)

そして、86年ごろに始まったとされるバブル期に入ると、この「楽しいハチャメチャ路線」が日本のお祭りムードに乗って大躍進したという訳です。

「俺たちひょうきん族」など、その頃活躍したタレントではビートたけしや明石家さんまを始め、いまだに第一線で活躍しているお笑い芸人たちも多くいます。

そして、1982年に登場したお昼の番組「笑っていいとも!」が盤石の体制を敷き、最近終了するまで長寿番組として君臨していたことはまだ記憶に新しいと思います。

82年から12年連続で視聴率三冠王に輝いていたフジテレビの黄金時代は、バブルの終焉で終わった訳ではありません。

 

ドラマの低品質化の中で

2010年ごろから下火になったフジテレビは、テレビ朝日の追撃を受けました。日テレ、TBSと関東では抜群の人気度と安定性のあるテレビ界において、若干マイナーだったテレビ朝日に抜かれることはイメージダウンも伴ったでしょう。

多くの指摘がされる点は、フジテレビが黄金期のサクセスストーリーから脱却できていないことが挙げられます。つまり、視聴者の年齢層の変化、それに伴う価値観の変化などにフジテレビがトレンドを発信するどころか、世相に後塵を拝しているのです。

遠藤憲一 渡部篤郎
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真摯にドラマを作るTBSなどと違い、視聴率を取れそうな俳優・女優をキャストにあて、安易なお笑いタレント起用だけで視聴率を取ろうとする、「上から目線」と「視聴者無視」とも取られる製作サイドの思惑に視聴者が着いて来なくなったのです。

少女コミックの作品を原作として、名前で視聴率が取れそうな女優をヒロイン、俳優をヒーローにした「恋愛物」は、毎クール登場しています。すでに「やりすぎ都市伝説」以上でしょう。(笑)

同じような内容、テーマで作れば作るほど品質が低下していくことは多々あることでございます。タレントだけに頼る限界が露呈した形となっていると言えるでしょう。

 

韓流ドラマを垂れ流したツケ

政治の社会がどれだけテレビの視聴率に影響するのかは、定かではありません。しかし、お隣の国の大統領が、「反日」キャンペーンを張り続けたのが影響したでしょうね。

一時は韓流が持て囃された時は確かにありました。確か「冬のソナタ」が火付け役となったのでしょうが、その後、「雨の後のタケノコ」のように各局が競って韓国ドラマを放送し始めました。管理人の手元にデータはありませんが、当時から「安価なドラマを買ってきて放送している」くらいにしか評価していませんでした。

当時、韓国人女性と付き合っていましたが、彼女曰く、「ストーリーが読める」と言い切っていましたからね。

その上、ブームが去っただけではなく、浅田真央が出場した試合で日本国歌を流さなかったとか、反日で韓国寄りの放送スタンスが指摘され、お台場でのデモ行進にまで発展する事態となっていたのです。

ヤフー知恵袋の回答欄に幾つかの指摘が出ていましたので、少しだけ紹介します。

 

・なでしこジャパンの表彰式をカット
・世界フィギュアスケート選手権2011モスクワにて、ロシアが震災で傷付いた日本人のために作ってくれた詩と、日本の選手たちを囲んで日の丸を作ったシーン、全てカット
・バレーボールワールドカップ2007「バボちゃん地球儀」の左目が開催国の日本列島を覆い隠して朝鮮半島が中心にくるようにデザイン
・ピザハット人気メニュー1位、プルコギピザ
・その当時、1か月の韓流ドラマ放送時間は40時間
・「はねるのトびら」で、ついにハングル字幕が日本語字幕よりも大きくなる
・同じく「はねるのトびら」の百円ショップコーナーのセットがハングルだらけになる(韓国アイドル出演時)
・天気予報の地図が韓国中心
・在日韓国人が女性をワゴン車ではねて引きづり回した事件で
「男」とのみ報道。名前も国籍もなし。(他民放各局は名前国籍共に報道)
・昼ドラで「KARAメール」
・自衛隊特集番組の最後に「今は少女時代!」と謎のメッセージ

詳しくはこちらをご覧ください。

引用元:なぜ、フジテレビが嫌われているんですか?

 

関西テレビの「お義父さんと呼ばせて」は秀作

これほど愉快で楽しいコメディを見たのは、本当に久しぶりです。元々、管理人は洋画ファンなのですが、その理由は脚本とキャストです。

ハリウッドに限らず、アメリカ映画はやはり「お金を掛けて圧倒的スケール」でドラマや映画を作ります。くずと呼ばれる映画もありますが、そこは「競争社会」のアメリカです。その競争の中から、いろんな秀作が生まれてくる訳です。

そして、多額の資金を投じなくても、ヒット作品は登場します。10年も続いたコメディフレンズ」などは「低予算」で作る状況の中から大ヒットしたことは有名です。

フジテレビはさておき、関テレの「お義父さんと呼ばせて」は、見事はシチュエーションコメディであり、キャスト配役と演技もバッチリです。

確かに視聴率は苦戦していますし、TBSのラブコメディ、深田恭子主演のラブコメディ「ダメな私に恋してください」と競合している点はありますが、だからといって、この「お義父さんと呼ばせて」の秀作が変わることはありません。

管理人は、どちらも大好きです。この十数年、日本の「お笑い」の質がさっぱり解らなく、面白くないテレビ界において、久々に心から大笑いできるドラマが、同日同時間に放送となったのは、驚くばかりです。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。