ドクターX視聴率7話は22.2%と今季2位で大台維持の絶好調

ドクターX~外科医大門未知子

ドクターX視聴率7話で22.2%と発表され、3話の24.3%に次ぐ今季2番目の高視聴率となり、大台を維持して絶好調です。何かと「逃げ恥」(新垣結衣主演の「逃げるは恥だが役に立つ」)の視聴率が話題となっていますが、それでもせいぜい13%程度です。ドクターXの抜きん出た視聴率の背景と秘密に迫ってみたいと思います。

 

ドクターXがマンネリにならない訳は好かれるキャラクター作り

ドクターXキャスト一覧まとめ フリー外科医大門未知子の敵味方 >

ドクターXは、今クールが4シリーズ目となりますが、ここまでの人気番組となった背景には幾つかの理由があると思います。

その一番目に挙げたいのが、登場人物の好かれるキャラクター作りです。主人公でヒロインの大門未知子は「謳い文句」にある通り、自分の持つ確かで高い外科医のスキルを持って完全自立する女性です。

 

そのキャストを演じる米倉涼子は、「三度の飯と同じくらい」にオペが大好きで、仕事と趣味が「手術」というスーパー外科医を見事に演じています。大門さん、食べるのも大好きですからね。

一旦メスを手にすれば、シリアスな外科医ですが、手術室を離れると、美人で食欲旺盛なかわいい女医さんです。(笑)

神原名医紹介所の所長、晶さんは未知子の父親代わりのような人で、未知子が甘えられる只一人の男性でしょうね。

悪徳人間、欲の塊の蛭間院長を演じる西田敏行にしても、強欲な蛭間院長の役柄を少しチャーミングな要素を残しながら、それでも欲に動かされてしまう人間を上手く演じています。

 

遠藤憲一がキャストとなる海老名敬にしても、鈴木浩介が扮する原守にしても、滝藤賢一が演じる北野亨にしても、個性ある性格に中に、どことなく嫌いになれない「愛すべく」キャラクターを隠し持っています。

ドクターXがマンネリにならない理由の一つが、この「愛されるキャラクター」作りにあると思っています。人間、誰しも好きなもの、愛するものに「飽きる」なんてこと、ありませんからね。

 

ドクターXの演出の素晴らしさ-7話も快調な展開とスピード感

ドクターXの内田有紀と米倉涼子の銭湯入浴シーンが超刺激的 >

1話完結の「医療ドラマ」で外科手術のシーンが登場するドラマですが、そこに至るまでの演出が素晴らしいと思って見ています。

特に印象的なのは、毎回、ドラマの「入り」の部分です。町内の売り出しのくじ引きや釣り堀シーンから始まったり、事務所での麻雀シーンの会話から入ったりとか、非常に工夫の跡が感じられます。

おやっ、今回は何が始まるの?」という導入部分は、見事だと毎回感心しています。

視聴者の中には看護師さんとか薬剤師さんとか、医療関係の方も多いでしょうが、一般人には、医療の細かい説明をされてもチンプンカンプンですよね。

 

その辺は、字幕でさらりと流してくれて結構と思うくらいに留め、オペのシーンも会話も「程度」が程よく、緊張感を十分に出して「オペ終了」となるところが最適です。失敗しない、ので。(笑)

手術後に未知子が患者の胸に手を置いて、一言声を掛けるシーンも素敵ですね。正直、こんな外科医の先生がいるなら、手術を受けたいと思う視聴者も多いのではないでしょうかね。管理人もその一人です。

 

ドクターXの視聴率は完全に安定期に突入した?!

ドクターXあらすじ7話 難聴ピアニストの施術担当が北野亨に!  >

今シリーズの2話で、これまで前クールから続けていた20%の大台を割ってしまった瞬間、マンネリを危惧した管理人でしたが、心配には及ばず、それ以後も安定的に20%をキープしている視聴率です。7話の今回は、22.2%と今季二番目に高い視聴率でした。

昨今のドラマ界では20桁の10%超えるのも大変な「ドラマ受難の時」にあって、この20%という視聴率がいかに驚異的な数字なのか、改めて思い知らされます。

 

マンネリにならずに、これだけの愛されるキャラクターと名物キャストが揃ったドクターXの人気は、今しばらく続きそうで、視聴率は安定して推移していくでしょう。

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

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