矢野浩二がドクターX10話のゲストキャストの王超役で!

ドクターX~外科医大門未知子

矢野浩二ドクターX10話王超ゲストキャストで出演します。矢野浩二の扮する王超は、中国財閥の不動産王で、日本中の不動産を買い漁る「爆買い」ビジネスタイクーンです。中国人特有の「金の力で相手をねじ伏せる」王超が相手では、お饅頭大好きな蛭間重勝など、一ひねり、子供だましみたいなものでしょう。

 

矢野浩二がドクターX10話のゲストキャスト王超役で不動産王に抜擢! 

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矢野浩二が「金の亡者」中国人不動産王の王超ゲストキャストドクターX10話ゲスト出演します。矢野浩二が演じる王超は、日本の不動産を買い漁るばかりでなく、中国でのホスピタル・ビジネスに参入するために、日本の医者の引っこ抜きまで画策しているようです。

「金に目の無い」東帝大学病院の医者たちも、王超の「札束攻勢」で軍門に下るのでしょうか。そういえば、数年前に韓国のサムソン電子に随分、日本の頭脳、技術者が転出したことが思い出されますね。

 

矢野浩二の演じる王超とは、どのような人物なのか、番組案内を見てみましょう。

王超 役  矢野 浩二

十希子の夫。日本中の不動産を爆買いしている中国の財閥王。妻の命より、跡取りの出産に重きを置いている。金に物を言わせるタイプの人間。中国に新病院を設立するにあたり、「東帝大学病院」から優秀な医師をヘッドハンティングしようとしており…!?

引用元:番組公式ページ
http://www.tv-asahi.co.jp/doctor-x/story/0010/

矢野浩二の扮する王超の奥さん、十希子(黒木メイサ)は「私よりも子供を優先して」と願い出るようですが、どうやらこれは、亭主の王超のリクエストのようです。もし、そうだとすると、久保副院長(泉ピン子)が叫ぶ「女は子供を産む機械じゃない!」という言葉は、王超に向けて発せられるものなのでしょうかね。

母体を案じる久保副院長と大門未知子(米倉涼子)の心配を他所に、赤ちゃん優先を主張する日中混合の夫婦の事情とは価値観による違いかのか気になるところです。

 

ドクターX10話でゲストキャスト王超を演じる矢野浩二とは?

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黒木メイサのお相手役を務める矢野浩二は、中国で「一番知られている日本人」の一人なんですね。最近はディーン・フジオカなど国際的俳優も多くなってきた日本人の演劇界ですが、映像の世界はハリウッドに留まらず、これからは中国市場が大きな注目を集めています。

その中国にたった一人で乗り込んでいった俳優が矢野浩二です。

ドクターX10話で中国財閥の不動産王、王超ゲストキャストを演じる矢野浩二は東大阪出身で、中国で俳優やバラエティで売り出して、日本に「逆輸入」で入ってきたディーン・フジオカに似た経歴を持っています。

46歳になる矢野浩二(本名:矢野浩司)は、19歳で東京に上京し、森田健作の付き人を8年間も務めていました。

それまで、端役ももらえなかった矢野浩二は、ドラマのエキストラなどに出演していましたが、そんな中、中国ドラマ「永遠の恋人」(原題は「永恒恋人」)の5人のメインキャストの一人となりました。中国ドラマですから、日本人は矢野浩二はたった一人です。

2000年にドラマ収録のために渡中した矢野浩二は、このドラマ収録が終わった後、再び中国に戻ります。そして、中国語を磨きながら、演劇活動を続け、その甲斐もあって、現地のドラマなどに出演するようになりました。

高度成長を続ける中国でも、可処分所得の増えと共に娯楽に費やす時間とお金の余裕ができて、映画・ドラマ界は著しい成長を見せています。

 

そんな中国において、矢野浩二は、「明治天皇」や「日本軍人」の役柄で知名度を上げました。そして、中国において賞なども受賞するようになった矢野浩二は、ここで悩むことになります。

それは、やはり中国でのドラマですから、どうしても「敵役」が多くなることです。つまり、知らずのうちに、自分が「悪人」の常習となっていたのです。

そんな矢野浩二に中国人のある監督が、「鬼子(中国語で悪人)を辞める方がいい」とアドバイスされ、キャストを断るようになりました。半年ほど、矢野浩二には悪役以外の仕事はありませんので、干上がった状態でいたそうです。

しかし、その年の暮れにテレビのバラエティの出演をきっかけに中国のお茶の間で矢野浩二はブレイクするのです。そして、これも時代の綾というものでしょう。中国市場も、戦争ものや日本悪者ばかりのテーマから経済力の向上と共に、テーマが幅広くなったこともあって、矢野浩二にも様々なキャストが舞い込むことになりました。

元々、中国でも「おしん」や70年代の山口百恵のTBSドラマ「赤いシリーズ」など日本ドラマは人気がありましたから、日本人に対する歴史認識と偏見が少なくなるにつれ、矢野浩二を受け入れるだけのメンタリティーも醸成されてきたのでしょう。

おりしも、中国人による「爆買い」など、新しい言葉も生まれたように、日本に旅行したり海外に投資したりする中国人も増え、日本に里帰りした矢野浩二が、中国人の不動産王・王超を演じるのは、「故郷に錦を飾る」キャスティングといえるでしょう。

中国で花開いた矢野浩二の演技が楽しみです。謝謝!

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

 

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