グラメ!総理の料理番4話の感想 副料理長中田龍二の度量

グ・ラ・メ!総理の料理番

グラメ!総理の料理番4話感想は、総理官邸大食堂の副料理長中田龍二(須田邦裕)の度量の大きさです。プライドの高い総料理長、清沢晴樹(高橋一生)は一木くるみ(剛力彩芽)の存在を認めようとしませんが、同じ料理人として、4話では中田龍二は、くるみの手助けを申し出るのです。

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グラメ!総理の料理番4話の感想1 副料理長中田龍二と一木くるみの合体

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時の外務大臣、竹山茂平(大和田伸也)は自らの失言から更迭の話が出るなど窮地に陥ってしまいましたが、クレームをつけるイタリア政府に対して逆切れします。

それを鎮めようと、阿藤総理の懐刀、秘書官の古賀征二(滝藤賢一)は、一木くるみ(剛力彩芽)に竹山の好物であるカレーを振る舞えと指示を出します。

この場面の最初の感想は、「時間も無いのに煮込み料理のカレーは無理!」でしたね。もちろん、料理ですから、できなくはないでしょうが、美味しいカレーを作って出そうとすれば、当然時間が必要ですものね。

中田龍二役 須田邦裕

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しかし、そこで機転を利かせた一木くるみが選んだ食材は「干し野菜」でした。この場面でも、すぐに思った感想は、「また何で干し野菜」なのか、と。(笑)

私も竹山外相と同じく、「干し=干す=更迭」を連想していました。案の定、竹山茂平は、そのように「干し野菜カレー」を自分の更迭を意味すると受け取りました。

さて、その後、怒りの収まらない竹山茂平は、総理の料理人潰しに、自分の手下の議員を大食堂へ、総理官邸のカレーを味わってこいと差し向けます。

そして、官邸仕込みのカレーを出した副料理長中田龍二に対しクレームをつけるのです。慌てた配下の料理人が総料理長、清沢に報告すると、責任者として出向く清沢は、毅然とした態度で、「私たちは常に最高のおもてなしと言える料理を出しています」と返答します。

後日、一木くるみが、竹山茂平を官邸に再度迎え、食事を振る舞う機会を持つと、副料理長中田龍二は、一木くるみに対し、ヘルプを申し出るのです。

一木くるみ 中田龍二

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お互いの料理人として、竹山茂平は共通の「敵」となったのです。快く中田龍二の申し出を受け入れる一木くるみは、最高の料理を作るということ以外に、政治も派閥もすべて関係ありませんでした。

グラメ!4話感想は、このヘルプを申し出る中田龍二の度量と、それを素直に受け入れる一木くるみの清々しさでした。最大の見せ場でしたね。

 

グラメ!総理の料理番4話の感想2 清沢総料理長のプライドとは?

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グラメ!総理の料理番4話で、もう一つ感想は、清沢総料理長の態度です。個人的な感想ですが、清沢晴樹は一木くるみを特別嫌っているわけではない、と思われることです。

完璧な仕事(料理も含めて)を目指す職人気質の清沢晴樹にすれば、彼のプライドとは、「完璧な仕事」をすることなのではないでしょうか。

その意味で、すでに総理官邸には大食堂があり、自分がその総責任者であることは、一木くるみの「料理の料理番」としての存在自体が面白くないのでしょう。

何故なら、それは清沢にとって「乱れ」を表すことであり、不要な存在、つまり「完璧を壊す」存在でしかないからです。

清沢晴樹役 高橋一生

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個人的に一木くるみが、どうのこうの、ということではなく、清沢晴樹の拘りは、自分の責任で全てを管理したい、という感想を強く持ちました。

これから、この清沢晴樹と一木くるみの関係がどうなっていくのか、とても楽しみなグラメ!総理の料理番です。

 

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最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

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