重版出来!が黒木華演じる黒沢心に「元気をもらってる」と好評です。必ずしも視聴率に反映されているとは思いませんが、黒木華はじめ、キャストの演技は全員折り紙付きの個性派で固めています。
重版出来!で黒木華にお鉢が回ってくるまでのいきさつ
そもそも、「重版出来!」のドラマ化の話は遡ること、去年の夏の終わりころになります。この時、すでに能年玲奈で、ヒロインの黒沢心のキャストは決まっていたそうなのです。
以下引用
「来年4月クールの話なので公にはなりませんでしたが、本当はそこで、能年玲奈さんが連ドラの主演で復帰するはずだったんです。それも、今の所属事務所レプロを辞めて、というところまで内定していました。それが、やはりというか、多方面から横やりが入って頓挫したんです」(ドラマ関係者)引用元:日刊サイゾー
<能年玲奈の「重版出来!」が流れた理由の全容があきらかに!>
ところが、その能年玲奈が、所属事務所のレプロとトラブルになり、事務所を出ても出演すると意気込んでいた能年玲奈に各方面から圧力がかかり、断ち切れてしまったようなのです。
この辺がアメリカの芸能界と違うところですよね。アメリカの俳優さんたちは芸能事務所というのが無いそうで、皆さん、個人事業主のようです。
そこで、かつての大統領となったレーガンさんが、組合を作った話は有名ですよね。
さて、能年玲奈がボツになり、その後名前が挙がったのが、「ビリギャル」の有村架純でした。当初はOKを出していた有村の事務所が、予定変更し下りてしまったのです。条件が良かったのか、別なオファーを取ったようです。
こうして、主演女優の模索が続き、3番目の候補で名前が挙がったのが黒木華だったというわけです。黒木華は、その前のクールで出演した「天皇の料理番」で演じた高浜俊子役で好評を博しており、演技派の黒木華の抜擢は納得がいくものだったでしょう。
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重版出来!で黒木華が心配された訳とは?
ところが、制作現場からの声は、この二転三転した主演女優選びで疲れたのか、最初からネガティブだったようです。擦った揉んだのキャスティングはいつも波高しのスタートとなるようです。
黒木華は、その経歴が証明するように、すでに演技派としての名声は得ておりました。しかし、黒木華の知名度や主演女優としてのアピール度を心配する声は少なからずあったようです。
連続ドラマ初主演となる黒木華ですが、すでに「重版出来!」をご覧になっているファンには、彼女の素晴らしい演技に注文は無いでしょう。
漫画の原作から、まさに主人公が飛び出してきたような役作りです。数多くの「元気をもらった」という声に象徴されています。
ところが、思ったほど視聴率が取れていないことから、制作サイドが「テコ入れ」と称して、多数のゲストキャストを迎えたり、黒木華に対しても、原作、脚本通りの演技をするよう指示があったようで、これに反発する黒木華と関係が悪化しているようです。
そもそも、でんぱ組inc.の最上もがの出演も、黒木華では「セクシー度が足りない」という観点からキャスティングされたようで、もっともこれは「行き過ぎ感」があったのか、ブーイングも出たようですが。(笑)管理人的には、Very goodでしたがね。
しかし、そんな制作サイドの話を無視するかのように黒木華の演技は冴えています。これまでは、地味な役や脇役として存在感をアピールしてきた黒木華ですが、さすがは「演技派」と呼ばれるだけあって、十分に主演女優を張れる女優さんです。個人的には、能年玲奈よりも黒木華で大成功だったと思っています。
これからも、重版出来!最終回まで、元気で超明るい黒沢心を演じて欲しいですね。
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