重版出来!第1話視聴率は?黒木華!連続ドラマ初主演は高評価

重版出来!

重版出来!が始まりました。若手実力派・黒木華が主人公のヒロイン・黒沢心のキャストに抜擢され、初の連続ドラマ主演となりました。初回の第1話視聴率黒木華の魅力などを探ってみましょう。

 

重版出来!の初回第1話視聴率は意外にも低かった?

重版出来!の初回、第1話視聴率は、9.2%でした。これをどう見るかは意見の分かれるところです。しかし、参考となるのは、同枠、火曜10時に放送され人気のあった深田恭子主演の「ダメな私に恋してください」でしょう。

通称、「ダメ恋」で可愛い柴田ミチコを演じた深田恭子と、NHKの連続テレビ小説の「あさが来た」で五代友厚を演じたディーン・フジオカの人気俳優がキャストで前評判も高かった「ダメな私に恋してください」の第1話視聴率が9.0%だったことを考えると、「まずまず好調な」滑り出しと言えると思います。

 

連続ドラマの初回視聴率は「ご祝儀」と決まっていますが、やはり初回となる第1話のインパクトは、もの凄いものがありますよね。

内容的には後述しますが、黒木華の「演技派女優」としての魅力を存分に発揮できた初回、第1話となったのではないでしょうか。

 

重版出来!の黒木華の魅力と第1話視聴率

黒木華が「重版出来!」のヒロイン黒沢心に決まり、メディアや業界では、若干心配な声も出ていたようです。その理由の一つが黒木華のルックスです。

前クールの「ダメな私に恋してください」で、三十路の深田恭子が、あまりにも「可愛い」という評判で、「ぶりっ子」とも取られかねないヒロインの柴田ミチコのキャストを深田恭子の役作りで、完全にモノにしていました。

ですから、どうしても黒木華の場合、深田恭子のイメージと比べられてしまうのでしょう。

ところが、ドラマの初回、第1話のスタートから、黒木華の演じる黒沢心のキャラクターが「爽やか」で「すっきり」していて元気づけられる演技で、十分に魅力を出しておりました。

 

脇を固める俳優たちも、オダギリジョーをはじめ、安田顕、坂口健太郎、高田純次、荒川良々など実力派が控えており、黒木華の演技の高さと同じように高レベルの演技で、とても面白く、痛快なドラマとなっていました。

前評判で、黒木華のルックスを心配する声を完全に払しょくできる好評価の第1話となったのではないでしょうか。今後の視聴率は、かなり期待できると思います。

 

重版出来!までの黒木華の活躍は?

大阪出身の黒木華は現在26歳で、本名のようです。「華」と書いて読みは「はる」です。ちょっと変わっていますよね。普通なら「はな」と読んでしまいます。

平成2年3月14日が誕生日の黒沢華は高槻市に生まれ、高校時代(追手門学院)の1年から演劇部で主役をやっていたそうです。その頃から演劇の才能があったのでしょう。

そして、その後大学(京都造形芸術大学)に進学すると、芸術学部映画学科俳優コースで、みっちり演劇を学んだのです。その時の先生には、映画監督の東陽一や林海象がいたのです。

大学生の時から、俳優で演出家でもある野田秀樹の劇に参加しており、演劇の道をしっかり歩んで演技に磨きを掛けてきたのです。

平成23年、映画の「東京オアシス」で小林聡美や原田知世などと共にメインキャストのヤスコを演じました。

平成25年には、「純と愛」「リーガルハイ」などのレギュラーとなり、着実に実績を積み上げ、映画「舟を編む」や「シャニダールの花」などの出演で高い評価を得て、日本アカデミー賞の新人賞など幾つもの賞に輝き、実力派女優としての地位を確立しました。

 

そして、黒木華の圧巻だったのは、翌年の平成26年に、日本人では四年目というベルリン国際映画祭での「優秀女優賞」の受賞でしょう。

これは、田中絹代、左幸子、そして寺島しのぶに次ぐ快挙であり、その時の黒木華はまだ23歳という若さでした。

直近では、去年の「母を暮せば」の出演で、日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞に輝き、その前の年の受賞に続く二年連続という快挙でした。

テレビドラマにおいても「天皇の料理番」や「真田丸」の出演などもあり、名実ともに、日本の実力派女優としての足跡を辿っています。

 

重版出来!の原作と視聴率

重版出来!」の原作は女性人気漫画家の松田奈緒子による作品で、平成23年11月に小学館の「月刊!スピリッツ」で連載が開始され、現在も連載中のコミックです。

怪我により柔道の道を閉ざされたヒロイン黒沢心が、入社した興都館という出版会社で、漫画づくりの世界で奮闘する物語です。出版業界の編集部という舞台なので、一般の人には馴染みが薄く、テーマが「漫画作りの世界」なので、興味をそそられます。

同じ出版社の仕事でも「営業」や「経理」、「宣伝」となると、業務的には多少は想像がつくでしょうが、部署が「編集」ということで、いったいどんな仕事なのか、初回から、ぐいぐいとドラマに中に引き込まれました。

前クールの「ダメな私に恋してください」でも、漫画による原作の柴田ミチコのキャストを深田恭子が見事な役作りで、ドラマを成功させたように、「重版出来!」でも、しっかりした松田奈緒子の原作をもとに、若手実力派の黒木華が素晴らしいドラマに仕上げてくれると視聴率に期待も大きく膨らんでいます。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

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