重版出来!5話あらすじ 見どころは久慈勝社長(高田純次)の半生

重版出来!

重版出来!期待の第5話あらすじを追ってみましょう。最大の見どころは、興都館の社長、久慈勝(高田純次)の生い立ちが語られることでしょう。他にも新人漫画家の苦悩する漫画家デビューの話など必見ですよ。

 

重版出来!5話あらすじ 久慈勝社長の半生と新人漫画家

興都館が掘り当てた三人の新人漫画家が、それぞれデビューに向けて葛藤していました。黒沢心(黒木華)から編集者を安井昇(安田顕)に変えた東江絹(高月彩良)は、ドライで上から目線の安井に対し恐怖感を抱いていました。

丁寧で親切な黒沢心と違い、安井はドライで仕事と割り切った性格で、新人で繊細な東江とは感性が違います。

 

その東江彩良に編集者として、外された黒沢心は、もう一人、新人デビューに葛藤する絵が下手な中田(永山絢斗)の担当となっていました。素質はあるが、絵描きの粗雑な中田を励まし、何とか新人賞に応募できる作品作りを手伝っていました。

黒沢心は、上司である五百旗頭敬(オダギリジョー)が担当する情熱の新人、大塚シュート(中川大志)の新人デビューの手伝いも任されます。大塚の「KICKS」という作品が単行本化されることになり、黒沢心にとっては、初めて手掛ける単行本の制作に携わることになったのです。

大事な初めての単行本の制作現場で、デザインから装丁まで製品として仕上がっていく様子や、プロの装丁家、野呂(ヒャダイン)のデザインや編集技術を目の当たりにして、感動する黒沢心でした。

一方、出版社興都館の週刊バイブス編集部では、副編集長の五百旗頭が、ストーカーに頭を悩ませていたのです。何やら何処からか「妙な視線を感じる」という五百旗頭に、別れた前のカミさんじゃないか、と無責任な声を上げる編集部員たち。

実は、その視線とは新人編集部員の黒沢心だったのです。元柔道の選手の黒沢心は、心底敬愛する上司、五百旗頭の一挙手一動を習おうと観察していたのです。

他人に気付かれることなく、誰も見ていなくとも善行を行う五百旗頭から、それが興都館の社長、久慈勝高田純次)のポリシーであり、生き方であることを教えられます。

それほど、関心があるなら、と五百旗頭は黒沢心に社長との接見を計らいます。

ここから、久慈勝社長の生い立ちが語られることになります。

贅沢な暮らしをせずに、質素な生活をする久慈勝社長は、炭鉱のある田舎町で生まれ育ち、青年時代は荒くれ者だったのです。

賭博や盗みを働いていた青年期に、金欲しさからある老人に襲い掛かるのですが、失敗してしまい、その老人と話しをすることになりました。

そこで、その老人から聞かされた話が、久慈勝の人生を変えるきっかけとなったのです。「人生はどこで勝負に勝つかで決まる」という言葉から、「運を貯めるために、質素な生き方が必要」という久慈勝の教訓につながっていくのでした。

 

重版出来!5話の見どころ 久慈勝社長の生い立ちと謎の爺との面会

重版出来!5話の最大の見どころは、新人漫画家のそれぞれの葛藤などが見どころですが、何と言っても最大の見どころは、久慈勝社長の生い立ちと半生を語るエピソードシーンでしょう。

まだ、物が足りない終戦直後、田舎町で育ち、荒れていた久慈勝が悪事を働いていた時分の話です。

襲い掛かった老人に、手も足も出せず、説教される始末。しかし、人間の運命とは分からないもので、その老人から久慈勝は、その後の人生を大きく変える説法を聞かされるのです。

この謎の老人を演じるのが、個性溢れる火野正平です。管理人的には、第5話の最大のハイライトになると期待しています。

質素な生活をモットーとする久慈勝の哲学は、この老人との出会いから生まれたものだったのです。

三世代の生活が失われてしまった現在の日本において、昭和の時代は、まだ三世代、つまり伝統や生活の知恵が、伝わり残されていた時代です。

重版出来!5話で、この謎の老人の登場と、久慈社長から若い世代に引き継がれるメッセージが新鮮なものと映るはずです。

そして、日本古来の武道、柔道に携わってきた黒沢心が、今尚もってその心が生きていることに感動する重版出来!第5話となるでしょう。

頑張れ、黒沢心!頑張れ、重版出来!そりゃー、打ち込み100本!

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

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