重版出来!で濱田マリが書店員の河舞子のキャストを演じています。仏像マニアで、ウンチクもしっかり持っている河舞子はヒロイン黒沢心(黒木華)が研修で世話になった恩人で、黒沢心を心から応援しています。濱田マリの魅力と河舞子のキャラクターを探ってみましょう。
重版出来!で濱田マリが書店員の河舞子のキャストに抜擢
重版出来!の主人公でヒロインの黒沢心(黒木華)が、入社後、研修で世話になった書店の店員だったのが、河舞子です。
河舞子は、重い書籍も平気で運ぶ黒沢心の働く姿を見て、嬉しくなります。黒沢心、さすがに元柔道部、体を張った仕事なら誰にも負けません。
しかし、仕事となると「重い」だの何だのと不平を垂らす人が多い世の中で、明るく元気に仕事に精を出す黒沢心を密かに評価していたのです。
出版社興都館で編集部に配属された心が挨拶に立ち寄ると、笑顔を迎える河舞子でした。
中々、濱田マリの「店員さん」、話し方の演技も上出来で、妙に似合っていましたね。流石は女優さんです。(笑)
仏像マニアだという河舞子が、設置した仏像の特集コーナーでは、黒沢心に素晴らしいヒントを提供したのは、素晴らしい演出でした。
仏像は、下から見る姿が真の姿であり、「座って下から目線」で見上げるものであると説く河舞子の話から、漫画界に40年も君臨する巨匠、三蔵山龍先生の図画の狂いの原因を「姿勢」と突き止めます。
黒沢心と河舞子のやり取りが、胸を熱くしてくれました。
重版出来!で書店員の河舞子のキャストになった濱田マリとは?
通称、「マリちゃん」で親しみのある濱田マリは、すでに47歳のオバサンですが、すごい美人で、お歳にはまったく見えませんね。(笑)
濱田マリは、元バンド出身(砂場)で、三宅裕司で有名な「三宅裕司のいかすバンド天国」などに出演するも、音楽では大成せず、濱田の特徴である、(さすがは元ヴォーカル)高音で鼻から抜ける音質を活かして、ナレーターや女優として活躍してきました。
「世界のたけし」こと、ビートたけしが、濱田マリの大ファンで、自身の映画「血と骨」では、たけしが濱田マリと夫婦役で共演したエピソードもあります。
一方、濱田マリは、ビートたけしと仲が良い、お笑いでは人気を二分する明石家さんまの大ファンで、「もし、さんまと結婚できるなら、旦那(当時藤井麻輝)と離婚しても良い」などど公言していたことも。
やっぱ、関西出身(神戸市)だけあって、お笑いが好きで、「足立区のたけし」より、「奈良出身のさんま」の方が好きなのですかね?(笑)
濱田マリは、主役より脇役での出演が多く、テレビドラマには欠かせない人材で、「相棒」や「TRICK」、「トイレの神様」など、出演作は多数に上ります。
直近では、「鼠、江戸を疾る」、「戦力外捜査官」、「マッサン」などにも出演し、SKフォックス主演の「名探偵キャサリン」でも山野華子役を務めました。
勿論、映画の方でも、前述の「血と骨」以外、「猫の恩返し」、「嫌われ松子の一生」、「あの空をおぼえてる」や「マエストロ!」「ヒロイン失格」など、錚々たる映画に名を連ねています。
美人で目立つ顔に個性的な声の濱田マリは、常に存在感のある女優として、これからも名脇役で活躍してくれるでしょう。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
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