IQ246視聴率が4話で11.7%と急回復しました。ゲストキャストに国仲涼子を起用したのが、当たったのでしょうか。向井理と結婚・妊娠・出産と話題が続いていた国仲涼子のカムバックが視聴率のV字回復に寄与したと思うと今更ながらゲストキャストに迎える俳優・女優の効果は大きいと言えますね。
IQ246の4話視聴率急回復はゲストの国仲涼子効果!?
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10月16日にスタートした「IQ246~華麗なる事件簿」は織田裕二が貴族の末裔となり、代々受け継ぐIQ246というスーパー頭脳を使って、難解な事件を解決するというオリジナルストーリーで、共演の土屋太鳳、ディーン・フジオカ、そして中谷美紀の豪華キャストで、開始前から話題でした。
初回の第1話の視聴率は13.1%と、日曜劇場にしては物足りない数字でしょうが、2桁を楽にクリアして、まずまずの船出となりました。
しかし、その後は御覧の通り、3話まで下げ続けていたのです。
第1話 10月16日 13.1%
第2話 10月23日 12.4%
第3話 10月30日 10.1%
第4話 11月 6日 11.7%
第3話の下落幅が2.3ポイントと大きく、犯人捜しも番組の外で、場外乱闘となっていましたが(笑)、とりあえず、この4話での1・6ポイントのカムバックは大きいですね。
もし、4話で10.1%より下がるようですと、いよいよ「失敗作」の烙印を押されかねず、残りのクールで挽回するのが、難しくなっていたでしょう。
4話では、美人ピアニスト・二本松由里のキャストに産休明けの国仲涼子を起用して、話題性も十分にあり、視聴率回復の起爆剤となったようです。
IQ246の4話視聴率急回復はゲストの国仲涼子効果!?
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実際のところ、IQ246の4話視聴率急回復はゲストの国仲涼子効果だったのかどうか、確かめるにはアンケートの実施とか必要でしょうが、これまでの評判を精査すると、低評価の要因が改善されたとも思われません。
これまで指摘された低評価の要因を整理すると、だいたい次のようなものになります。
・ 織田裕二の演技 変な話し方、しゃべり方が気になりイライラする
・ ミステリーの貧弱さ トリックなど、ミステリーにしては単純すぎる
・ 杉下右京や名探偵ポワロの模倣を連想させる
4話辺りから、このような評価に対して、手を打ってくるかと思われましたが、事件の内容(天空の密室殺人)や謎解きなど、粗雑な展開は相変わらずという印象でした。
4話の最後は国仲涼子と金田明夫が親子だったことが明かされ、それが犯行の動機というのも単純だし、想定内という視聴者もいたのではないでしょうか。
織田裕二の演じる法門寺沙羅駆の話し方や役作りに、視聴者も慣れてきたことも視聴率下落の歯止めになったでしょうし、プロットの変更も大きな変わりがないことから、視聴率V字回復の最大の要因は、ゲストキャストで出演した国仲涼子の効果と言ってよいかも知れませんね。ナイス・キャスティングでしたね。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
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