IQ246 4話 粗雑な展開も法門寺沙羅駆のIQで即解決!

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IQ246~華麗なる事件簿4話は、ゲストに国仲涼子と金田明夫を迎え、「密室殺人事件」がテーマとなります。1話完結のドラマなので、事件解決は難しいと思いきや、そこはIQ246もある主人公・法門寺沙羅駆に掛かれば、超人的頭脳で「推理一発」、どんな難問も解決してしまいます。手掛かりらしきもの無くとも、推理だけで犯人に辿りついてしまう粗雑な展開は、今回も健在です。あらすじと一緒に見ていきましょう。

 

IQ246 4話 粗雑な展開も法門寺沙羅駆のIQで即解決!

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IQ2464話ですが、セキュリティーが完璧なタワーマンションで事件が発生します。最上階に住む外科医の土門賢治(金田明夫)が他殺となって発見されるのです。

入居者が多いタワーマンションですが、管理カメラなどセキュリティーは万全のはずで、外部侵入者の痕跡が無いことから「密室の殺人事件」と話題となるようです。

 

暇を持て余す法門寺沙羅駆が、現場に駆け付け、現場検証だけで犯人を推理し、さらりと特定してしまうようですね。

管理人も初回の第1話から危惧していたことですが、「IQ246」の超人的な脳みそを持つ法門寺沙羅駆の驚異的な推理能力を使うと、凡人では分からないことまで解釈できてしまい、推理だけで事件の核心に迫ることができてしまいます。(笑)

4話のあらすじを見ていきましょう。

 

IQ246 4話あらすじ 粗雑な展開も法門寺沙羅駆のIQなら問題無し

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IQ246のスーパーヒーロー、法門寺沙羅駆の能力があれば、現場検証だけで犯人特定は難しくありません。「メガネ」、「グレープフルーツ」、「ジャズのCD」、「1枚のクラシックCD」があれば、十分なのでしょう。

それだけで、犯人を推理してしまうのですから、ミステリーサスペンスのドラマとしては、こっち(推理できてしまうこと)の方がミステリーですよね。(笑)

能書きは後にしましょう。では、4話のあらすじを見てみましょう。

ある日、都内にある地上50階建てタワーマンションの最上階の一室で、大学病院の外科系統括部長を務める医師の土門賢治(金田明夫)の他殺体が発見される。凶器は土門の部屋にあった置物と果物ナイフの二つで、現場状況から土門は読書の最中、不意に背後から置物で頭部を殴られ、その後に果物ナイフで背中を二度刺されていた。

土門は半年前に妻と死別しており、子供もおらず一人暮らしだった。警察は、金品などが盗られている状況から強盗殺人だと判断する。だが、犯行時刻とされる時間帯にマンションの十数台ある防犯カメラには不審人物は映っておらず、土門の部屋につながるエレベーターはコンピューター制御で50階に行くには暗証コードが必要なため、マスコミは事件を「天空の密室殺人」だと騒ぎ立てる。

事件の情報を嗅ぎ付け賢正(ディーン・フジオカ)や奏子(土屋太鳳)と共に現場に乗り込んできた沙羅駆(織田裕二)は、現場を検分し遺体に掛けられていたメガネと果物皿にあったグレープフルーツ、そしてジャズのCDばかりが並べられている棚の中に1枚だけある未開封のクラシックのCDに着目。それらの物証から沙羅駆は土門の殺人は強盗に見せかけた犯行ではないかと仮説を立て、怨恨の線で犯人を追うべきだと判断する。

そして沙羅駆はいくつかの手掛かりを頼りに、土門の部屋に残されていた唯一のクラシックCDの演奏者である女性ピアニスト・二本松由里(国仲涼子)に事情を聞きにいく。

引用元:ドラマ方式ページ
http://www.tbs.co.jp/IQ246/story/

セキュリティーが厳しいタワーマンションの最上階にまで押し入って、「通り一遍の強盗殺人」でないという線は、IQ246で無くても想像は着きますよね。(笑)

只の強盗なら、もっと易しい狙い場所はあるはずです。何も無理して、セキュリティーが厳しいタワーマンションに強盗に入ることはありませんからね。

その上、趣味がジャズで、手持ちのCDが全てジャズの中に、未開封のクラシックのCDが1枚となれば、誰でも気に留めるでしょう。

しかし、(まだ分かりませんが)、国仲涼子がキャストを演じる二本松由里が犯人だとすると、粗雑な展開と非難されることにならないか、心配になります。(笑)

 

IQ246 4話 粗雑な展開は1話完結にあり

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IQ246~華麗なる事件簿は、超人的頭脳を持つ法門寺沙羅駆の活躍を描く「本格的ミステリー」ドラマということになっています。

以前にも、考察しましたが、1話完結のミステリードラマは、時間的な制約があり、展開が非常に粗いものとなってしまう恐れがあります。

今年放送された向井理主演の「神の舌を持つ男」でも同じことを指摘しましたが、2話連続で完結となるとプロット(筋書)がしっかり繋がり、内容的にも十分に説得(納得)できる展開を描くことができます。実際に途中から「神の舌」は二週連続にプロットが変わりましたからね。視聴率もその方が期待できますしね。

しかし、1話完結となると無理が出てきます。1時間番組では実質、正味45分程度の時間しかありませんから、「起承転結」まで結ぶのに、詳細まで描くのが極めて難しくなるのではないでしょうか。

時間的制約を考えると、主人公の推理で事件解決を模索する形に陥り易く、結果、粗雑な描写で終わってしまう印象が強くなります。

 

管理人的には、織田裕二と土屋太鳳、ディーン・フジオカによる「喜劇」としてコメディタッチのドラマとして楽しんでいます。特に土屋太鳳の演じる和藤奏子のシーンには爆笑しています。

IQ246~華麗なる事件簿の番組宣伝でも、「コメディ」ラインで押した方が、ミステリーを前に出すより効果的だったのではないでしょうか。(笑) 事件解決は法門寺沙羅駆の推理に任せ、織田裕二と土屋太鳳の「夫婦漫才」を楽しむことにします。

それにしても、4話ゲストの国仲涼子は、「神の舌」の向井理と夫婦だというのは奇遇ですね。

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

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