家売るオンナ最終回、テーコー不動者本社の命令に従わず、サイトウビルをシンガポール在住の日本人に売却してしまった三軒家万智。「家を売るのが仕事」と割り切る三軒家万智は首を覚悟でクライアントのために奔走した結果ですが、課長の屋代大も上司として辞職しました。そして、1年後、海の見えるとある場所で三軒家万智と屋代大は「サンチー不動産」を共同経営していたのです。
家売るオンナ最終回 屋代と共同経営する三軒家万智に見る「理想像」
「会社に恩義は無い」、「どこに行っても食っていける」、と秘密裡に再開発を進める会社の意向を無視して、クライアントの望月葵とカンナのために、ビル1棟10億で、シンガポール在住の日本人に売却を成功させた三軒家万智です。
家売るオンナ最終回で、一番痛快だったのは、三軒家万智が会社に媚びることなく、自分の力で生きていける生命力だったのではないでしょうか。
三軒家万智が、何故サイトウビルの売却に拘ったのかは、定かではありません。「クライアントの人生の方が大事」という三軒家万智ですが、どこまでが本心だったのか管理人には分かりません。部下の庭野聖司には、私情を挟まないように指導していると思っていましたからね。
しかし、そんなことより、このビル1棟売却により、望月葵はバレーダンス教室も再開し、娘のカンナはコンクール再挑戦に向け始動できました。
そして、地下のバーちちんぷいぷいの存続も決まり、それぞれが足場を失うことなく、新たなスタートを切れたのです。
首を覚悟で、自分の仕事「家を売る」ことにまい進した三軒家万智の痛快さを感じたのは管理人だけではなかったでしょう。「どこに行っても食っていける」という自信の三軒家万智に、多くの視聴者は「理想像」と受け取ったのではないでしょうか。1年後に屋代とサンチー不動産を共同経営していたのは頷ける話です。
家売るオンナ最終回 三軒家万智の庭野聖司に対する叱咤激励
「僕には三軒家チーフが居ないとダメなんです」、「三軒屋チーフと一緒に仕事がしたいんです」という部下の庭野聖司に対しても、三軒家万智は断然恰好良かったですね。
安っぽい「恋愛もどき」のセリフに対し、ビンタで答える三軒家万智が放った一言、「甘ったれんな!」は、痛快でした。あっけにとられる庭野聖司でしたが、彼は三軒家万智に惹かれることと恋愛を混同していたのではないでしょうか。
バーちちんぷいぷいで、三軒家万智が屋代課長と庭野聖司に対して、「好きです」と気持ちを表していますが、その後に続くそれぞれの人物評を聞くと、心情の吐露というよりは分析に近いものがありました。ロボットのような三軒家万智に対し、屋代課長が「僕たち、振られちゃったのかな?」というセリフには笑えました。
三軒家万智の庭野聖司にたいする対応には、「好き」や「愛してる」だけでは食べていけない、という至極最もな、奥深いメッセージが隠されていたのではないでしょうか。あそこまで、はっきりと厳しく言われるとすっきりしますね。恋愛感情もいっぺんに醒めてしまうでしょうね。
家売るオンナ最終回 サンチー不動産を共同経営する三軒家万智と屋代大
家売るオンナ最終回のエンディングが素晴らしかったですね。まさか、テーコー不動産を辞めた三軒家万智と屋代大が、二人で、海の見えるとある寒村で、サンチー不動産を共同経営している姿は予想だにしませんでした。
多分、あの二人は結婚はしていない様子ですね。二人で会社を共同経営しているのではないでしょうか。何故なら、屋代大は、離婚した妻が寄りを戻したいとやってきても無下に断り「再婚する気はない」と結婚に意欲はなかったからです。
三軒家万智の方も、男女の仲としては屋代を見ておらず、「家売るオトコ」として屋代を尊敬していたのではないでしょうか。一度だけ勝負に負けた屋代大を、「永遠のライバル」として見ていたのではないでしょうか。
それにしても、会社を辞めた1年後、あの海の見える丘、サンチー不動産は、恰好な場所を見つけましたね。家売るオンナ最終回のエンディングは、最高に素晴らしいフィナーレとなりました。
???? 家売るオンナ あらすじネタバレと見所 ????
家売るオンナ4話あらすじネタバレと見所 人は見掛によらぬもの
家売るオンナ1話あらすじネタバレと見所 北川景子がヒロインに
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
コメント