そして誰もいなくなった5話の最後にパーソナルナンバーを持たない四人が集結しました。これまで登場した人物を整理し、人間関係をまとめてみたいと思います。藤堂新一(藤原竜也)を陥れた犯人は個人なのか、それともグループなのかも探っていきましょう。
そして誰も 人物整理1 新一の大学時代の人間関係はゼミ仲間
< そして誰もいなくなった黒幕は総務省!小山内保は代理人か? >
ドラマ「そして誰もいなくなった」で、序盤に登場した新一の大学時代のゼミ仲間は、小山内保(玉山鉄二)、斉藤博史(今野浩喜)、そして長崎はるか(ミムラ)。
それぞれ、元学友ですが、個人的恋愛のもつれなどもあり、疑惑はありましたが、すでに長崎はるかは自ら身を投げ、そして斉藤博史は揉み合いから持っていたナイフが自分に刺さり事故死してしまいました。
残ったのは、総務省勤務の小山内保だけですが、藤堂新一の味方なのか、それとも新一を利用しようとしている敵なのか、まだ判断はできません。
大学時代の人間関係は良好のはずでしたが、小山内保は、随所に謎のような行動を見せるからです。これまでの妙な動きには、バーKIBGのオーナー、日下瑛治(伊野尾慧)に藤堂新一の指紋搾取を頼んだり、新一の継母の藤堂万紀子と接触があり、二人共、奇妙な会話を重ねています。
また、小山内保は、総務省内部で権力闘争に絡んでいる可能性があり、郵政族の失脚を狙いパーソナルナンバーの失敗を画策しているのかも知れません。
そして誰も 人物整理2 藤堂新一の家族関係
< そして誰も5話 藤堂新一を拉致する犯人は誰?何のために? >
そして誰もいなくなった、少なくとも「完全に白」だと思われていた、藤堂新一の母、万紀子でしたが、その最低条は万紀子が新一の母親、つまり実母という親子関係でした。
しかし、実は万紀子は実母ではなく、新一は亡くなった父の連れ子で万紀子は継母というのが判明しました。前述したように、新一の親友、小山内保と妙な会話をしていたり、亡くなった長崎はるかとも連絡をしていました。
藤堂万紀子(黒木瞳)には、その他にもまだ謎が残っていて、亡くなった旦那(登場しておりませんが)が、生前、何をしていたのか、そして、辞めることになった看護師時代に巻き込まれた事件とは何だったのか、です。
それから、まだ家族にはなっていませんが、藤堂新一の婚約者、フィアンセの倉元早苗(二階堂ふみ)も、敵か味方か分かりません。
早苗と新一の出会いは、レストランで偶然知りあうのですが、付き合ってからまだ2年です。そして、その時、早苗はすでに前の彼氏がいたのです。しかも、偶然と呼べるのか、その相手というのが新一の会社の同僚で、東大卒の五木啓太(志尊淳)です。
後述するように、五木啓太が犯人像に加わってくるようになると、倉元早苗の立場も変わってくるので、完全に「シロ」とは言い切れません。倉元早苗の人間関係には、疑問符が付いて回ります。
そして誰も 人物整理3 新一の会社L.E.D.の人間関係
< そして誰も4話 謎めいた馬場は五木啓太の師匠ではないのか? >
まず上司の田嶋達生(ヒロミ)は、新一のゴシップを流したくらいで、この事件のキーマンではなさそうです。グレイですが、黒に近いというより白に近いと考えられます。
株式会社L.E.D.において、一番怪しい男は、新一の同僚で会社の後輩にあたる五木啓太でしょう。何故なら東大卒の五木は、藤堂新一を上辺では称えていますが、内心では妬みを持ち、出し抜いてやろと野心家でもあります。
その上、新一の婚約者、フィアンセの倉元早苗と以前、付き合っていたという過去があったのです。新一が開発したとされるミスイレイズの操作にも長けているはずで、五木啓太には、動機も機会も、能力も備わっています。
背後に国家組織や、裏の世界が潜んでいたと考えることもできます。日下瑛治を除けば、一番犯人に近いと言えるでしょう。五木啓太の人物像と人間関係は、怪しいところがたくさんあります。
そして誰も 人物整理4 偽藤堂新一と弁護士の西条信司
< そして誰も 川野瀬猛の父親の出現と西野弥生ヘルパーの失踪 >
藤堂新一になりすました、偽藤堂と弁護士の西条信司が登場します。偽藤堂新一、本名を川野瀬猛(遠藤要)といい、新潟で事件を引き起こし、その弁護に西条信司(鶴見辰吾)があたります。新潟は藤堂新一の第二の故郷で大学時代過ごした街です。
川野瀬猛の弁護を引き受ける西条信司は、業界最大手の法律事務所の代表で、川野瀬の弁護の依頼は本人ではなく別にいるようです。
つまり、「そして誰もいなくなった」で、この川野瀬猛と西条信司は、事件に関わる「実行犯」とは成り得ますが、単なる「駒」であって、首謀者ではないようです。
ですから、この二人を見る時には、必ず背後に潜んでいると見られる個人、或いは組織を考慮する必要があると言えるでしょう。
そして誰も 人物整理4 パーソナルナンバー不所持の四人の人間関係
< そして誰もいなくなった5話感想 犯人説から外れた三人の仲間 >
これまで、謎の登場人物として描かれていた、バーKINGのオーナー兼バーテンの日下瑛治、「ガキの使い」を名乗る馬場(小市慢太郎)、そして謎の家出少女、君家砂央里(桜井日奈子)の三人は、藤堂新一同様に、パーソナルナンバーを持っていません。
日下瑛治は、自らパーソナルナンバーを売却してしまい、他の馬場と君家は不所持の理由は定かではありません。
いずれにしても、この四人は共通項ができ、グループとして6話から行動するようです。推理に疎い管理人ですが、個人的には、この事件のキーパーソンは日下瑛治であると睨んでいます。
最大の理由は、スピーカーの声は、伊野尾慧の口調、トーンであり、発砲された銃の音は偽装で、自作自演の可能性があるからです。
何らかの理由で、日下瑛治は、馬場と君家砂央里と深い関係にあり、藤堂新一の技術を得ようとしているのではないでしょうか。
公安の鬼塚孝雄刑事(神保悟志)は、どのグループにも属しておらず、単に事件の背景を追っているものと思われます。
まだ事件の真相には迫ることができませんが、これで大分、人間関係が人物整理されたと思います。いよいよ、そして誰もいなくなった6話から、後半に突入します。少し、頭が痛くなるドラマですが、益々、面白い展開が期待できますね。
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西条信司弁護士は事件と無関係!そして誰もいなくなった犯人は別
そして誰もいなくなった藤堂万紀子の犯人説が俄かにクローズアップ
そして誰もいなくなった犯人は誰?大学時代のゼミ仲間に犯人が?
そして誰もいなくなった犯人は誰?ミス・イレイズを操作できる人
そして誰も 犯人は誰? バーテン役伊野尾慧が犯人の可能性は?
そして誰もいなくなった犯人は誰?長崎はるかのミムラが不気味だ
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
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