70年代に人気を博し、現在でも根強い人気漫画「ポーの一族」を原案とした「ストレンジャー」の主役の三杉晃役に香取慎吾が抜擢されました。サスペンスミステリーに挑む香取慎吾と取り巻きのキャストと相関関係を紹介いたします。それぞれの人間関係を把握しておきたいですね。

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主人公・三杉晃のキャストに香取慎吾
ドラマの主人公三杉晃は、最初から不老不死のバンパネラではなく、さかのぼること92年、大正時代に医者として生きていたのです。しかしながら、奥さんと息子を失って失望し、自殺を図るのですが、ある少女、真理亜の助けで、それ以来不老不死となったのです。

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そのような人に言えない秘密を持ったまま、長生きし続けている晃ですが、常にどの時代になろうとも、その世界では、極普通の人間として暮らすように努めています。
生まれつき、元からバンパネラ(不老不死)ではなく、普通の人間からバンパネラに成ったこともあり、元々の人間の記憶や感情が残されており、その過去の生態に支配されることもあります。
誠実な人柄で、元医者ということもあって、場合によっては人間を助けてしまい、静かに暮らすという希望とは反対に、自分の足跡を残してしまいます。
しかし、まだ人間の痕跡を残す晃は、本来のバンパネラが苦手とする日光や拒絶するべき反応に対しても鈍く、一緒に行動する真理亜を助ける局面も多くあります。
香取慎吾がコメディ以外で、どんな役作りをするのか注目されます。
バンパネラの末裔、真理亜(まりあ)のキャストに中条あやみ
バンパネラの一族は「吸血族」とは違い、生き血を吸わずとも長生きできるのです。バンパネラの末裔とされる真理亜は、成人という条件を満たさずに少女の時代にバンパネラに蘇生させられてしまいました。
三杉晃と行動を共にしますが、一族で一番濃い血を引き継いだとされる真理亜は、太陽光が最大の弱点となっています。

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「ミスセブンティーン」で新川優愛などと共にグランプリに輝き、モデルデビューした中条あやみの新鮮な魅力が期待できる作品となるでしょう。
古本屋の店主、前島康夫のキャストに段田安則
三杉晃と真理亜とは親友以上の仲で、古本屋を経営していることもあり、バンパネラ一族に関しての資料集めをしています。
この世界で生きていけるように、三杉晃や真理亜の住み家や経歴など、生活できるよう尽力を尽くして助けます。

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段田安則は、テレビドラマ「長男の嫁」や「スウィート・ホーム」などで、柔和な父親を演じて評判の高い段田安則には、「はまり役」と言ってもよい役柄といえるでしょう。
独断で捜査を行う刑事佐伯章二のキャストに萩原聖人
連続殺人事件を担当する刑事で、しばしば、独断で捜査を行う、「はぐれ刑事」。殺人現場でたびたび三杉を見掛けており、正体が気になった三杉を追いかけることになります。

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「飲む、打つ、買う」の萩原聖人は、美人女優和久井映見と離婚していますが、その生き様のような「はぐれ刑事」を演じることになりました。どのような佐伯章二を演じるのか、萩原の役作りが興味を引きます。
佐伯章二と同僚刑事熊谷明生のキャストに音尾琢真
佐伯の同僚刑事で、連続殺人事件を担当。しかし、独断で行動する質の佐伯をなだめる。

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音尾琢真は北海道旭川の出身で、劇団TEAM NACSに所属しています。TEAM NACSと言えば、安田顕や戸次重幸を輩出している劇団で、音尾は劇団最年少のTEAM NACSのメンバー。末っ子体質として知られる音尾の演技に注目です。
事件管轄の警察署長内田順平のキャストに小野武彦
連続殺人事件が自身の管轄する地区で頻発し、自分の経歴が心配となり、逮捕を急がせる警察署長。

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小野武彦と言えば、直近では深田恭子主演の「ダメな私に恋してください」で、喫茶ひまわりの常連客、鯉田和夫が記憶に新しいです。中々、どっしりとした年配の俳優ですから、「御身大切」な、警察署長役はぴったりですね。
監察医長井秀樹のキャストに菅原永二
佐伯章二とは、古い仲で、連続殺人事件の担当にあたる監察医者。劇団「猫のホテル」で芸歴を磨いた俳優さんで、演技力には折り紙付きです。

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被害者の一人西崎汐里のキャストに玉井詩織(ももクロZ)
連続殺人事件の被害者の一人。
ももいろクローバーZのメンバーで、すでにグループとしては主演作もある玉井ですが、単独でのドラマ出演はこの作品が初めてとなります。
そのももクロが主演を演じた「幕が上がる」でメガホンを取ったのが、他でもないこの「ストレンジャー」の監督でもある本広克行氏でした。

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その本広監督の強力な要請で、玉井詩織のキャストが決まったそうです。詩織ちゃん、せっかくの初出演が、殺人の被害者というのは、ちょっぴり悲しいですね。
自殺未遂者相沢陽子のキャストに愛原実花
三杉晃に救われる自殺未遂者。

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実父が劇作家のつかこうへいという愛原は、元タカラジェンヌ。平成16年に宝塚歌劇団に入団してデビュー以来、実績を積んでいます。平成22年に同歌劇団を退団し、現在はホリプロ所属で、芸能活動を再開しています。
民俗学者の稲村史郎のキャストに益岡徹
父親の著書「私と三杉晃」を書いた稲村一郎の倅で、親父に遺志を継いで、三杉の調査を続行している人物。

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益岡徹は、仲代達矢主宰の「無名塾」の出身で、同期の役所広司とは入塾以来の仲という大ベテランです。熟練の演技には衰えはないでしょう。
香取慎吾がサスペンスミステリーに挑む「ストレンジャー」のキャストとそれぞれの人間関係が分かってくると、ドラマも一層楽しみなものとなるでしょう。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
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