家族ノカタチキャスト 佐々木彰一役の荒川良々に募るイライラ感

家族ノカタチ

家族ノカタチ第2話に突入しますが、佐々木彰一役の荒川良々のキャストにイライラさせられています。なんか、しっくりこないキャストに感じていたら、その原因が掴めたようです。イメージって大事ですよね。

 

文具メーカー社員佐々木彰一と俳優荒川良々のイメージ

主人公の永里大介の勤務する文房具メーカーであるペンナの同期社員・佐々木彰一を演じるのが荒川良々です。荒川は現在42歳ですから、配役の佐々木彰一の39歳は年齢的にはおかしくありません。

すでに10年以上も舞台や映画に出演しておりキャリアとしては文句は無いでしょう。どうやら、あの風体は荒川良々のトレードマークのようなもので、業界では「掴みどころの無い」キャラクターとして、印象が強い俳優さんらしいです。

しかしながら、管理人はそこにすでに若干の違和感を感じてしまったのです。どうしても有名文具メーカーの社員というイメージが荒川に沸いてこないのです。「米屋の配達」(笑)とか「宅急便の配達」とか、荒川を見た瞬間にそのようなイメージが湧いてきて、彼の顔付きと風体からは、スーツ姿のサラリーマンは、大きく外しています。(笑)

 

荒川良々の真面目さが裏目の佐々木彰一のキャラに

永里大介は「一人が好き」という独身派。その一方で、佐々木彰一は「結婚願望」が強く40歳までにと「婚活」に力を入れている同僚です。確かに、何歳になっても「結婚願望」を持つ人がいても、何ら不思議ではありませんよね。

しかし、そのような「結婚願望」を持つ、佐々木彰一のキャラクターにも不自然さを覚えてしまうのです。自然なところは、荒川良々の顔と風体ですね。あれじゃ、独身も無理はないな、って感じですかね。(笑)スーツ姿が微妙にバランスを欠いているっていうか。

普通、男性はプライベートな話題は会社とか、持ち込まないと思うのですよね。現代の若い男子は、はっきり言って分かりませんよ。もしかすると、そういう佐々木彰一のようなタイプの人間が増えているのかも知れません。つまり、管理人の私がズレてしまったのかも知れません。

しかしながら、私の知っている社会観で言うと、通常、私的な話題でしたら、男子社員はもっと場所を選んで話をすると思うのです。プライベートな話題でしたら、尚更でしょう。

第1話の会社内で、佐々木が大介を飲み会に誘うのですが、そこから「婚活」の話を始まったのに??が付きました。もし、これが女性だったら、会話のテーマとしては何ともないのですが。社内の中で、大きな声で「婚活の話」をするでしょうか?(笑)印象的なことを言うと、荒川良々を見ると「真面目」に見えて、「面白さ」は余り感じられないのです。ですから、こちらもつい、真面目に聞いてしまうのです。そこにもズレが生じてしまいます。

もう一つ、年齢的なものも関係しています。「結婚」を大っぴらに話題とできるのは、ある程度適齢期のような気がしているのです。通常でいうと、だいたい35歳程度かなあ。それを過ぎると、基本的には「結婚願望」無しと見られ、あまり周囲も話題にしないのが常識だと思うのです。

年齢や話題からして、どうもこの脚本には馴染めない管理人なのです。恐らく、このシーンが場所を変えて、帰宅途中のジムや飲み屋での会話だったら、イメージは全く違ったものとなっていたでしょう。

39歳の男子社員が、皆に分かるように、まるで宣伝でもしているかのような「婚活」ってするのでしょうかね?

 

佐々木彰一の不自然さが第2話でも登場

第2話では、管理人のイライラは益々募ることになりそうです。永里大介が購入したマンションに越した事を祝おうと佐々木彰一は「引越しパーティー」を開こうと大介に持ちかけるのですが、大介はそんな気がありません。

すると、佐々木は勝手に大介のマンションにやってきて、大介の親爺とパーティーの段取りをするという筋書きなのです。

もう、この辺で管理人は、お手上げです。やはり、学生さんや20代の若い独身世代なら、自由で相手の都合も考えない行動は、あるかも知れませんが、佐々木彰一は、もうすでに39歳。明らかに「中年」ですよ!

中年の男が、相手の意思を無視して、勝手に自宅に上がり込んで、相談もなく勝手にパーティーの段取りをするでしょうか。ドラマですから、何をどのようにするのかは、ライターの自由ですが、管理人には、どうもこの脚本にはイライラしてしまいます。(大笑い)

コメディなんかでも、登場人物の不都合が笑いを誘う場面は多いですが、どうも第1話から、この不都合が愉快ではなく、不快に感じてしまいます。

主人公の永里大介にしても、「自分の城」に突然、親爺が連れ子と一緒に転がり込んでくるなんて、イライラするでしょうし、「こじらせ」という言葉をキャッチコピーにしているようですが、「愉快」ではなく「不快」となっている点が気になります。

 

テーマ「家族ノカタチ」は良いが、中身が見えてこない

結論としては、「家族ノカタチ」が複雑になった現代において、テーマとしては面白いものの、そのテーマに対する作者の意図がはっきり見えてこない状態では、このイライラ感は解消できないでしょう。

キャストは兎も角、あまりにも不自然(に感じている管理人)な、会話や場面には、まだ納得できないでいます。

高田彪我が演じる浩太がビールグラスを誤って壊してしまい、大介が怒るシーンがありました。「子供がやったことなんだから、そう怒るな。お前が子供の時、母さんが大事にしていた鉢植えを壊した時の事を覚えているか?母さんは叱らなかったぞ」という親父陽三の言葉もしっくりしませんでした。

何故なら、やはり居候で、他人の所へ寄らせてもらっていて、勝手に(他人の持ち物)自転車を無断で借りようとして、その上、ビールグラスを壊してのですよ。大介が怒るのが普通ってもんでしょう。(笑)

お願いだから、脚本家には、早く正常化してもらいたいものです。(笑)余りのイライラ感に、このドラマの観劇が辛くなってきました。(笑)第2話での高瀬和弥のストーカー振りに注目しています。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

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