砂の塔1話の感想 サスペンスより怖いタワマン村の主婦の世界

砂の塔~知りすぎた隣人

砂の塔~知りすぎた隣人が始まりました。1話感想タワマンという巨大な空間に住む住民、特に主婦たちの世界の恐ろしさです。冒頭で、憧れのタワーマンションに越してきた高野一家が25階にある「我が家」に入り、嬉しそうな幸せの絶頂から、ロビー前に集まった子供を幼稚園に送る主婦グループ面々との面会シーンで恐怖感を覚えましたね。

 

砂の塔1話の感想1 松嶋菜々子のキャスト佐々木弓子が良い人に見えた

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砂の塔~知りすぎた隣人で、松嶋菜々子がキャストを演じる佐々木弓子は、初っ端からバスルームで血を洗い流していました。恐らく、これがサスペンスの始まりなのでしょう。

けれども、管理人的には松嶋菜々子の顔と表情が昔から好きなので、好感度抜群の感想です。サスペンスと知りながらも、彼女なら許してしまう、というか安堵して見ておりました。

 

それから、劇中の松嶋菜々子のセリフ回しも声も素敵で、サスペンスの「悪役」には、どこからどう見ても思えませんでした。佐々木弓子が戸惑いを隠せない高野亜紀に接する態度に気持ちよーく、安心して見ていられました。(笑)

 

砂の塔1話の感想2 サスペンスより怖い主婦のグループ化

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日本文化の特徴の一つによく言われる表現の中に「村社会」というのがありますが、主人公の高野亜紀がタワーマンションに越してきて、いきなり「洗礼」を浴びるのが、「村社会」の仁義でしたね。すでに、既得権を持つ先人が住んでおり、新参者はそのグループの掟に従わざるを得ないのですね。

せっかく、「自分の城」を高いお金を出して購入した憧れのタワマン。良いと思ったら、「とんでも」社会が待っていたわけです。憧れの「自分たちの城」を得たのに自由な暮らしができなくて、村社会、つまり主婦会の掟に縛られて自由を束縛されたのでは、何のためのマンション購入だか、分かりませんよね。おー、怖い!

 

砂の塔~知りすぎた隣人の1話を通しての感想は、この主婦の会の存在自体が、一番恐怖でしたね。付き合いとはいえ、毎回5000円以上のランチ会など、頻繁にやられていたら、家計簿は真っ赤になってしまい、家庭崩壊する家庭も出てきてしまうでしょうね。そうなると、遅かれ早かれ、タワマンを売っ払って出ていくことになるでしょう。怖ーい、怖い。

サスペンスより、家庭崩壊が心配になってしまいました。(笑)

 

砂の塔1話の感想3 大奥にも通じる女社会-生理的に合わない村社会

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砂の塔~知りすぎた隣人の舞台はタワーマンション。そして、このサスペンスドラマは、タワマンに住む子持ちの主婦の世界が中心です。つまり、女性社会を描いています。

男の世界でも、「競争」「出し抜き」「裏切り」「いじめ」などはありますが、それはもっとストレートで、「ネチネチ」した女性特有の厭らしさはありません。

砂の塔を見た感想の一つが、江戸時代の大奥に出てくるような陰湿な世界と同じだということです。ある意味で、女性の方が男どもより怖い面を持っていますからね。時代劇の大奥の世界観と共通しています。

 

菅野美穂が演じる高野亜紀が、旦那の健一(ココリコ田中直樹)に「あなたは分からないのよ」と主婦の世界をこぼしますが、確かに仕事で外へ出かける亭主にとっては、あのような主婦の世界は理解に苦しむでしょうね。

個人的なことを付け加えさせていただくと、管理人の母は男勝りというか、気質が男っぽかったので、女性特有の厭らしい性格では無かったのが幸いだったと思っています。どうも、あの「ネチネチ」した女性特有の嫌がらせは苦手です。(笑)

せっかく、ドクターX大門未知子の「男勝り」の痛快ドラマで爽快さを味わったのに、砂の塔1話で、一気に気分が滅入ってしまいました。(笑)

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

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