砂の塔の最終回視聴率が速報で発表され、13.2%と今クール最高をマークして終了しました。犯人は佐々木弓子(松嶋菜々子)ではなく、イケメン青年、生方航平(岩田剛典)だと判明し、火事の中、息子和樹を救いに火の中に入る高野亜紀(菅野美穂)と航平の対峙がドラマを最高潮に押し上げました。
砂の塔の最終回視聴率は速報で13.2%と予想通りのフィニッシュ
< 「砂の塔」視聴率が9話で大噴火!白熱する最終回の犯人捜し >
砂の塔の最終回の視聴率は管理人の予想通り、13%台に乗せませした。最初は低調なスタートとなってしまったドラマ「砂の塔」でしたが、悪評の「ママ友いじめ」シーンを激減され、3話で「第1章終了、4話から第二幕」として、ギアチェンジに効果がありました。
4話以降、ヒロインの高野亜紀、そして敵役となる佐々木弓子の関係が中心に回りだすと、視聴率も改善され、本来、視聴者が期待していたであろう、人間関係にサスペンス感が出てきて回りだしましたね。
普通の家庭であると思われていた高野家の秘密が徐々に暴かれていく中で、視聴率は上がりはじめ、8話から3連続上昇の中、最終回は13.2%と大きく伸ばしてフィニッシュできました。文字通り、有終の美を飾ることができましたね。
せっかくですので、これまでの全視聴率を書き出してみますね。
第1話 10月14日 9.8 %
第2話 10月21日 9.6 %
第3話 10月28日 8.6 %
第4話 11月 4日 9.5 %
第5話 11月11日 10.1 %
第6話 11月18日 10.1 %
第7話 11月25日 9.9 %
第8話 12月 2日 9.8 %
第9話 12月 9日 11.3 %
最終回 12月16日 13.2%
砂の塔最終回視聴率で安堵の俳優たち-最大の誤算は最初の脚本
< 砂の塔 長野里美が生方航平の母親宮瀬礼子のキャストに抜擢 >
砂の塔の最終回視聴率を見て、安堵したのは出演したキャストのみなさんたちだったのではないでしょうかね。13.2%と大きく上げてのフィニッシュですから、菅野美穂をはじめキャストにとっては面目躍如といったところなのではないでしょうか。
3話の8.6%から4話の9.5、5話の10.1%にはっきり見て取れるように、明らかに流れが変わっていますね。
そして、前述したように8話から最終回までのラッシュは、最初からこのドラマが持っていた期待感を十分に表した数字といえるでしょう。
以前にも当ブログで書きましたが、「キャストのTBS]といえるような、豪華な配役は番組宣伝でも効果を発揮していたように思います。「ママ友いじめ」など、菅野美穂なども散々PRしていましたからね。
しかし、ふたを開けてみると、肝心の「幼児誘拐」ハーメルン事件はおざなりになっていて、3話まではタワーマンションの主婦連、ママ友たちのいじめの終始していました。
砂の塔の視聴率を見ると最大の誤算がどこにあったのか、透けて見えてきます。一つは、タワーマンションを強調しながら、そこで起こることがネガティブ(ママ友のいじめ等)な印象を与え、マンション暮らしの人々を敵に回してしまったことですね。
これは、いくつかのスポーツ紙のコメントなどにも出ていました。そして、それだけでなく、「ママ友のいじめ」が強調され過ぎてしまったことでしょう。普通の視聴者もだいぶ引いてしまいました。管理人も2話の途中で、リタイヤを考えましたから。(笑)
低調だった視聴率は、決して俳優さんたちのせいではありません。むしろ、視聴者が離れるくらい演技が素晴らしかったということでしょう。いじめられ役の菅野美穂をはじめ、いじめる側の横山めぐみ(ボスママ)や堀内敬子(ハーバード留学の学歴詐称女)など、「憎たらしくなるほど」の好演でした。
本当に最初の躓きが悔やまれますが、終わってみれば、平均視聴率は10%台に乗り、文字通り有終の美を飾ることができました。そらちゃん、和樹くん、そしてスタッフの皆さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。
< 砂の塔 長野里美が生方航平の母親宮瀬礼子のキャストに抜擢 >
最後までお読みいただき、ほんとうにありがとうございます。
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