ダメな私に恋してディーン・フジオカの演技「やだよー」に大爆笑

ダメな私に恋してください
深田恭子

ダメな私に恋してください」でイケメンのディーン・フジオカ演技が笑いを誘っています。特に「笑わせキャラ」を演じるでもないディーン・フジオカですが、主演の深田恭子マジックとでもいうのか、この二人の掛け合いが見事に「コメディ」を作り上げています。第9話のディーンの「やだよー」には大爆笑でした。

 

「ダメな私に恋してください」でディーン・フジオカの演技に高評価

ディーン・フジオカ演じる黒沢歩にはキャッチがあり、「どS」と付いていますが、管理人は「どS」と捉えたことは決してありません。

むしろ、もっと適切な表現があるのではないか。そう思っていたら、ありました。(笑)実は、管理人も黒沢歩に似たところがあったのです。

 

小学校3年生のころでしたか、同級生で隣に座っためっちゃ可愛い子、(奇しくもドラマヒーローと同じ姓)黒沢弘子ちゃんに「抓ったり、引っ掻いたり」、好きな気持ちを素直に表せず、「嫌味なことを言ったり、意地悪したり」と、好きという気持ちと正反対の態度をとっていたことがあったのです。

つまり、全然「どS」なんてことはなく、真実はその真逆で、好意を素直に表せず、意地悪していたのです。

 

ディーン・フジオカ演技は、実にシンプルで気持ちが晴れるほどあっけらかんとしています。落語の「小言幸兵衛(こごとこうべえ)」に出てくる幸兵衛のように、なんだかんだと「いちゃもん」を付けるのが黒沢歩ですが、深田恭子の見事な演技と絡み合い、まさに漫才の「ボケと突っ込み」になっています。

 

ダメ恋9話でのディーン・フジオカの「やだよー」の演技には大爆笑

漫才に「ボケと突っ込み」があるように、ダメ恋柴田ミチコと黒沢歩の二人は、ちょうど「夫婦漫才」のパターンでいると男女を入れ替えた形に見ることができます。

古くはミヤコ蝶々・南都雄二など関西では「夫婦善哉」などに見られるように、ボケと突っ込みでいえば、男性が「ボケ」女性が「突っ込み」を演じるところが一つのパターンとして認知されていました。

そういう意味では、近年の宮川大介・花子の二人もそうですね。やっぱり、社会的に力のある「男性」が、家庭内においては「女性」の尻に敷かれるという形が大受けする要素なのでしょう。管理人はこのパターンは大好きですね。

 

ところが、よく考えてみると、「ダメな私に恋してください」の深田恭子とディーン・フジオカの場合、この夫婦漫才の「ボケと突っ込み」を入れ違いにしたパターンなんですよね。

それに加え、深田恭子の内心を語るナレーションが加わることによって、さらに笑いを誘うのです。

 

実家での法要も無事終わり、帰宅の途につく途中で、いきなり主任黒沢歩にプロポーズするミチコに対し、鼻から真に受けていない黒沢歩の態度がマジで面白かったです。
ミチコ  「主任、私と結婚してください」
黒沢   「断る」
ミチコ  「あれ、ちゃんと聞いてましたかー?」
黒沢   「やだよー
ミチコ  「そんな断り方ありますかー?」
黒沢   「あるよ」

いやー、ディーン・フジオカの迷惑そうな顔した断り方には大爆笑しました。
管理人は通常、先に「お義父さんと呼ばせて」を見て、大声を出して大爆笑してから、こちらのラブ・コメディ「ダメな私に恋してください」を見るのですが、この順番を間違えてはいけません。(笑)

どちらも満点を付けるコメディですが、「おとうさんと呼ばせて」では、遠藤憲一と渡部篤郎、蓮佛美沙子や中村倫也などの花澤家の人々やバイプレーヤーの山崎育三郎や伊藤修子のセリフや演技や掛け合いに大笑いしてから、「ダメ恋」では、深田恭子のナレーションに随所にクスクス笑うのが大好きです。

お義父さんと呼ばせて」をメインコースのステーキとすれば、「ダメな私に恋してください」は、最高なデザートかアフターディナーのカクテルのような素晴らしさです。

いよいよ、今クール最高で最笑のコメディが最終回を迎えてしまいます。寂しくなりますが、最後まで目一杯大笑いしたいと思います。「ほんまにけったいなドラマ」でした。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。ほんまに、おおきに。

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