家族ノカタチで香取慎吾演じる永里大介が購入したマンションロケは都内のマンションで行われたようですが、まさか実際に、マンションでカラオケやったり燻製を作ったりするものでしょうか。いくら大介の父、陽三が田舎から出てきたとはいえ、このような行為はストーリーに無理がありませんか?いたづらに話を「作ってこじらせよう」とする「シリアス」なドラマなのか「コメディ」なのか、疑問がつくストーリー展開です。これからの進行はどうなっていくのでしょうか。

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永里大介のマンションはどこなの?ロケ地は都内?

永里大介が購入した「夢の城」、マンションは江東区にあるビーコンタワーレジデンスというマンションのようです。近年流行りのタワーマンションで、建ってから6年くらいで41階立てだそうです。

すでに築6年ですから、価値がそれほど上がったということはないでしょうが、販売価格帯でいうと約4000万から最上階で1億1千5百万程度だったようですよ。

管理人はマンションやアパート住まいも嫌いじゃありませんし、むしろ好きな方なのですが、あまり巨大な建物は、と聞かれれば遠慮してしまいますね。

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都内で便利という理由なのか、あるいは制作会社やテレビ局とのつながりなのか、事情はよく分かりませんが、このマンション、結構撮影などでロケに利用されるようです。

調べによると、過去には高視聴率で話題をさらった「半沢直樹」、それからドラマ長寿番組の「相棒」などでも、ロケに使われたようです。

 

納得がいかない永里陽三のマンションでのカラオケや燻製づくり

去年の秋に放送された「下町ロケット」が大成功でしたので、後番組が不利なのは分かっていました。ですから、同じような内容の濃い視聴率が取れる番組は期待しておりませんでした。

ですが、日曜劇場という割りには、どうもこのドラマがしっくりこないのは、この脚本にあると管理人は考えております。

主演の香取慎吾は、若干凋落気味だった最近の作品の中では、演技の評判も悪くありませんし、ヒロイン役の上野樹里の人気も抜群です。管理人も一番、期待していたのは上野樹里でしたから。(笑)

ベテラン俳優の西田敏行は、文句のつけようのない役者さんですし、周りのキャストもまずまずでしょう。

ところが、期待以下だったのが、脚本と演出です。ストーリー展開は、「独身を謳歌」している30代の若者の生き方と結婚という「スタイル」「儀式」に対する価値観を問う内容なので、難しくはないのですが、脚本が本当につまらないのです。

マンションカラオケ
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と、いうより「何が何だか分からなくて、イライラ感」が極限まで引っ張られる感じなのです。親元へ子供が帰って来るとかなら、話は分かり易いのですが、反対に親が子供の居場所に押しかけてくるって設定、普通に考えられますか?管理人には無理です。

しかも、子供の了解も取らずに、ですよ。その上、押しかけてきたマンションで、隣家に気遣いもなく大きな音でカラオケ大会などするものでしょうか?>>??>>>???です。

大介の上の階に住む熊谷葉菜子の母も同じように押しかけてきて、大介の父、陽三と葉菜子の母、律子が親しくなるのは、「下町の近所付き合い」のようで、マンションのコミュニティーという観点から考えても不自然で溜まりません。

 

家族ノカタチの評価から透けて見えてくるもの

最近目にしたレビュー関係のサイトを読みますと、この「家族ノカタチ」に対する視聴者の一般的な感想がよく伝わってきます。

おおむね好評と捉えている視聴者の多くが、出演者個人のファンであるということです。つまり、香取慎吾ファン、上野樹里ファン、そんな具合です。

このようなファンの場合、見方が全然違うようです。感想などを読んでみても、その個人に対しての印象やイメージがドラマの評価そのものなのです。

そして、管理人のようにドラマ全体を評価する意見のほとんどが、脚本も無理さを指摘しておりました。その多くが、「これ以上観るに堪えない」という最低クラスの評価でした。

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視聴率がまずまずの成績を残しているのは、管理人が思うに次の2点だと考えています。

一つは、日曜日放送だということです。つまり、もし、これが平日放送だったとしたら、やはり他のドラマと同じ程度の視聴率かそれ以下になっていただろう、ということ。

それから、キャスト、香取慎吾や上野樹里の人気でこの視聴率になっていると思われる点。

 

疑問を提起するドラマってどれほどの意味があるのでしょう?

何がテーマで、何を訴えたいのか分からない、ただ「疑問を提示する」だけのドラマって、どんな価値があるのでしょうか。先進国諸国では、すでに究極の個人主義までライフスタイルが到達してしまったのです。

以前にも書きましたが、日本はずっと先進国の仲間で、欧米列強と比較しても勝るとも劣らない社会変化を遂げてきているのです。

国内に居る人には分かりづらいかも知れませんが、フランス、英国、ドイツ、アメリカなどでは、家族はすでに核家族から「独り」「個人」にまで細分化されてしまっています。

社会がそうなっているということは、個別の事情は兎も角、ある程度、個人の選択がそうさせたと言える訳です。ですから、一番の問題は、ズバリ言わせていただくと、このタイトルに問題があるのだということです。

家族ノカタチ」は最早、究極の「個人レベル」になっているのであって、少なくとも大家族は最早、先進国では皆無と言ってもよいでしょう。

中家族も然りです。それが、小家族から個人までがライフスタイルの主流になっている今、「家族」という「形」が、極限まで小さくなっているのが、現状です。

ですから、「これを改め」としたいのなら、そのようにドラマ作りをするべきだし、現状肯定なら、肯定するようなタイトルにして、それを楽しく描けば良いはずです。

永里陽三役 西田敏行
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こじらせ」というキャッチが好きなようですが、コメディにしたいのか、シリアスなドラマを目指しているのか、さっぱり要を得ない番組なのは間違いがありません。

個人的な感想で大変恐縮ですが、「キャストの無駄遣い」と「脚本の駄作」では、今年ナンバー1なのではないでしょうか。

今日は、些か辛口評になってしまい、大変恐縮な管理人です。でも、内心はせっかくですから、もっと楽しい番組を作って欲しいという気持ちなのです。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。