砂の塔視聴率 5話で10.1%の大台乗せ!サスペンスの本領発揮

砂の塔~知りすぎた隣人

砂の塔視聴率大台の10%を越えました。前回の視聴率の項でも述べた通り、視聴者の期待通り、サスペンスを中心とした展開になり、息を吹き返しました。菅野美穂演じる高野亜紀ファミリーと松嶋菜々子がキャストを演じる佐々木弓子、そして亜紀の幼馴染みの生方航平(岩田剛典)の絡みなどがドラマをスリルある方向に向けてくれました。「いじめ」中心のママ友が中心だった展開を4話から視聴者が期待していたサスペンス中心に変えたことで、視聴率の大台が達成できたのではないでしょうか。

 

砂の塔視聴率5話で大台乗せを可能にしたオリジナル脚本の柔軟性

砂の塔低視聴率脱却の救世主は高野和樹・そらの兄妹に託すべし >

砂の塔~知りすぎた隣人は、放送開始前から、豪華キャストのよるオリジナルの脚本で「タワーマンションを舞台に連続誘拐事件」のサスペンスミステリーと謳われていました。

管理人も多くの視聴者同様、サスペンスドラマを期待していましたが、始まってみると、怖いサスペンスの部分は謎の女、佐々木弓子(松嶋菜々子)の演出だけで、誘拐事件はほとんど登場せずに、タワマン上層階に住むママ友の「いじめ」ばかりが目立つ、陰湿なストーリー展開でした。

出産後の菅野美穂主演、大物女優(主演級)の松嶋菜々子が悪役を演じることで、前評判が高かった割には、初回の視聴率が9.8%と躓いた船出となり、3話まで順調に右肩下がりの視聴率でした。

おそらく制作陣は、早くから危機感を抱いたのではないでしょうか。3話の終わりに「第一章完結、第二章に突入」とテロップを入れ、流れを取り戻すべく4話から「ママ友いじめ」のシーンは激減して、誘拐事件の方へ転向しました。

 

ここまでのドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」の視聴率を振り返ってみます。

第1話  10月 14日  9.8%
第2話  10月 21日  9.6%
第3話  10月 28日  8.6%
第4話  11月  4日  9.5%
5話  11月 11日 10.1%
4話放送後、視聴率がV字回復し、内容の面白さ(息子の高野和樹の犯人説など)から、2桁も十分あり得る展開になったと感じていた通り、5話サスペンスミステリー中心の展開となり、結果10.1%の大台に到達することができました。

 

砂の塔視聴率は5話以降も大台継続が可能な展開に!

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砂の塔視聴率5話以降も10%の大台の継続が可能な展開になったのではないでしょうか。佐々木弓子の部屋には再び監視モニターの画面が映し出され、次回はヒロインの高野亜紀の亭主、高野健一と「悪女」佐々木弓子の接点が描き出されるようです。

健一・亜紀夫妻の二人の子供のうち、和樹とそらが異母兄弟だと仮定し、和樹が健一の連れ子とした場合に、和樹は健一と別の女性の子供の可能性もあると考えていた管理人です。そして、その場合、別の女性とは、ひょっとすると、松嶋菜々子の線が出てきたのではないでしょうか。

番組宣伝では、高野健一が突然出くわした佐々木弓子を見て、「弓子!と驚いた声を挙げるシーンが出てきます。雰囲気から察しても尋常ではないような驚きようです。

そして、初回第1話の冒頭で登場する佐々木弓子が流血のバスルームをきれいに掃除したいたシーンの再登場も間近となってきたのではないでしょうか。

 

4、5話の展開から推測すると、6話以降は、ますます面白い展開が期待できそうで、この展開なら5話以降6話からも大台キープも十分可能になってきたようです。

オリジナルドラマの強さは、脚本修正のチャンスがあることですね。脚本家は、視聴率を見て、内容を吟味した上で修正できるのが強みだと思います。

今回の「砂の塔~知りすぎた隣人」」は、その典型的な例となるのではないでしょうか。次回の6話が非常に楽しみになってきました。

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

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