泉ピン子がドクターXで抜群の存在感!久保東子が蛭間重勝を圧倒

ドクターX~外科医大門未知子

泉ピン子ドクターX久保東子のキャストで抜群の存在感を見せています。悪が強い女優とも言えますが、その意味ではライバルの蛭間重勝病院長を演じる西田敏行も負けてはおらず、還暦を疾うに過ぎた二人の大ベテラン女優と男優の対決はドクターXを盛り上げています。泉ピン子は抜群の存在感を示し、西田演じる蛭間重勝を圧倒する久保東子副病院長を演じています。

 

泉ピン子がドクターXの久保東子役で御大西田敏行を凌ぐ存在感を示す

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泉ピン子といえば、「渡る世間は鬼ばかり」が代表作で、1990年から断続的に継続している人気ドラマで、小島五月と聞けば泉ピン子と分かるほどの「はまり役」でしょう。

別のコラムでも述べたことがありますが、泉ピン子の「渡鬼」のように、はまり役があり、シリーズ化された主演を持っている俳優は強いですよね。

ドクターX泉ピン子が演じる久保東子副院長の敵役となる東帝大学病院の院長、蛭間重勝を演じる西田敏行も「釣りバカ日誌」のハマちゃんこと浜崎伝助の「はまり役」があります。

 

泉ピン子は1947年9月生まれで、西田敏行とは同い年ですが、11月生まれの西田より二か月お姉ちゃんです。

そして、青年座の養成所から正規の座員となり、俳優業を駆け上がってきた西田とは違い、漫談の牧信二に師事して歌謡漫談からスタートした泉ピン子の方が下積みは長いと言え、売れるようになるまでは、キャバレー周りなどどさ周りの苦労を重ね這い上がってきました。

泉ピン子は、28歳の時、偶然欠員が出た「ウィークエンダー」(日本テレビ)に起用されたことで、番組のレポーターとして採用されることになりました。お笑い出身ということもあり、下ネタが多かったせいもあり、下品なタレントの1位に輝いたほどでした。

その頃、「目立たない普通の女優」を探していたTBSの演出家、鴨下信一によって「花吹雪はしご一家」の出演をきっかけに、女優業の道が開け、「手ごろな女」で初主演を獲得しました。

 

泉ピン子の名前を全国に知らしめることになったのが、83年に放送された連続テレビ小説「おしん」です。おしんの母親役ふじを演じた泉ピン子はこの役で原作者で脚本家の橋田壽賀子に認められ、橋田の作品の常連となりました。

同年の西田敏行が役者の王道を歩んできたとすれば、泉ピン子は叩き上げの芸人で、久保東子を演じる泉ピン子の演技は西田敏行を圧倒する迫力があります。

 

泉ピン子の久保東子のキャストインに悪評もあったドクターX

ドクターXで泉ピン子が名セリフを連発!久保東子役ははまり役! >

泉ピン子久保東子副院長役の起用に関しては、悪評があったことも事実のようです。それだけ、ドクターXが話題性があることの証明でもあり、またキャスティングについては必ず賛否両論が噴き出すものです。

しかし、最大の関心事として扱われたのが、大物女優・泉ピン子のわがまま度だったようです。その意味では西田敏行も大した変わりは無いと思われますが、いわゆる「大物俳優」に対する気遣いです。

しかし、どんなドラマでも、視聴率がすべての世界ですから、連続して20%の大台をクリアしているドクターXに死角はありません。

 

ドクターXで演じる大門未知子が米倉涼子の「はまり役」となり、代表作との位置付けが鮮明になる中で、久保東子で存在感を見せつける御台所の泉ピン子は、はつらつとした演技でドクターXを支えています。

さすがに人気ドラマの制作陣だと思わせるナイスキャスティングのドクターXですね。

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

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