砂の塔9話で和樹は50階から階段で降りる時、ハーメルンの歌の曲を口笛吹く何者かを目撃します。そして、黒いコートを纏った人間の顔を見たのか、「警察に行ってくる」と母の亜紀に電話を入れました。そこで、後ろから殴られ倒れてしまう高野和樹ですが、彼は50階の階段でいったい何をしていたのでしょう。そこが重大なミステリーです。
砂の塔 和樹は50階の階段で何をしていた?
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砂の塔9話の最後に、高野和樹(佐野勇人)は母の亜紀に「ハーメルン事件の犯人を見た」と電話を入れています。家族とよりを戻した高野和樹が嬉しそうな元気な顔で、非常用階段に出てきた印象はすっきりした明るい表情で納得しましたね。
しかし、その非常用階段に出たところでバックパックに何かと詰め込んで降りていく瞬間、驚くことが分かりました。和樹は50階にいたのです。
表示には50/Rと出ており、RとはRoof Top、つまり屋上を指していたのです。
高野和樹の住むマンションは25階です。では、和樹は何故50階にいて、いったい何をしていたのでしょう?そこが最大のミステリーとして残った9話でした。
砂の塔 和樹は50階の階段で何をしていた?タワマンで階段を使う場合
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砂の塔で、和樹は何度もこの非常階段を利用しています。しかし、劇中では階段をどのように利用しているかは描かれておりません。
50階もあるタワーマンションで、低層階と高層階でエレベーターが分かれているようなマンションです。1階から24階までが低層階で、和樹の住む25階から50階までが高層階用のエレベーターを利用することになっています。
和樹の利用する非常階段は、高層も低層も無いでしょうから、下から上まで続いているものと思われます。
そこで、果たして高野和樹は階段を利用して、外に出入りするかと考えてみるとどうもそうではないようです。
このマンションで階段を利用する場合を考えると、近い階に用事がある場合などに限られるはずです。例えば、すぐ上の階に住む佐々木弓子を訪ねるような場合ですね。
25階から26階ですから、エレベーターを利用せずとも、非常口階段ですぐ上に行けるはずです。むしろ、エレベーターと階段の位置を考えると部屋のある場所から階段の方が近い場合もあるでしょう。
と、なると、やはり大きな疑問として浮かび上がるのは、高野和樹が50階の非常用階段で何をしていたのかです。登場人物で50階に住む住民は警察に連行されている阿相武文の家族ですが、和樹は阿相宅に出入りした形跡はまったくありません。
最終回を残して、和樹は何者かに連行されてしまうようですが、和樹がハーメルン事件の犯人である様子は無くなりました。
クライマックスの最終回に和樹が救われるのかどうか、スリルある展開となりましたが、この50階で和樹が何をしていたのか、そのミステリーの解明は、最低でも納得ある説明をしていただきたいですね。
※ 砂の塔の最終回で高野和樹が50階の階段にいたミステリーが解けました。和樹は自分が見逃したクリスマスツリーの点灯式を屋上で秘密裏に計画していたのです。飾りつけのために、屋上へ出るために階段を利用したようです。
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