茨城がモデル?ドクターX・幸福度ランキング1位の虹川村 

ドクターX~外科医大門未知子

ドクターX2話の虹川村のモデルは茨城だったの?ドクターX2話で、全日本市町村幸福度ランキング1位の虹川村の二岡日出夫村長が登場します。二岡村長は、多発がんを患い、ドクターX・大門未知子が執刀することになった2話です。がんの腫瘍を切り残す選択をした「失敗しない」はずの大門未知子は失敗の疑惑を弁明しませんでした。実は虹川村の二岡村長の「最後の頼み」があったのでした。幸福度ナンバー1に導いた二岡村長の虹川村って何処なんでしょうね?あるとすれば北海道?いや茨城かな?

 

山本圭が幸福度ランキング1位の虹川村村長・二岡日出夫を熱演

ドクターXキャスト一覧まとめ フリー外科医大門未知子の敵味方 >

大ベテランの山本圭さんも星由里子さんと並んで久しぶりのドラマでしたね。貧乏人臭い田舎の村長役を熱演してくれました。茨城の農家から出てきたような雰囲気もありました。

山本圭が演じたのは、「全日本幸福度ランキング」で1位に輝いた虹川村の二岡日出夫村長役です。村の様子は描かれていませんので、村民たちがどのような幸福な暮らしをしているのかは分かりませんでした。

多発大腸がんが見つかったので、紹介された東帝大学病院にやってくるのですが、それにして院長の蛭間重勝(西田敏行)以下、黄川田(生瀬勝久)や西園寺猛司(吉田剛太郎)の「御意軍団」の二岡に対する態度は酷かったですね。

まあ、それは脇においておきましょう。手術を断固拒否する二岡日出夫村長は、妻の二岡千代子(星由里子)が「黒い髪を売ってでもお金は作ります」と手術を勧めるのですが、言うことを聞きません。

 

内科治療を勧める蛭間院長ですが、長期入院は二岡にとってしたくない理由があったのです。手術も嫌、入院も嫌という「幸福度ナンバー1」の虹川村の村長の意見を変えたのは、大門未知子でした。

潰瘍を二つ切り残して、無事手術は終了し、退院できた二岡村長には娘がおり、その娘の結婚式に出たかったのです。二岡の「最後の願い」は大門未知子の手術によって叶えられたのです。

しかし、まさかその娘は、二岡が「外でこしらえた娘」だなんて大門未知子は知る由もありませんでした。いやはや、星由里子演じる妻の千代子の激怒する姿は見事な演技でした。ベテランの山本圭と星由里子の夫婦役、円熟味のあるベテランの味を見せる熱演でした。

 

「幸福度ランキング1位」の虹川村って北海道?いや茨城かな?

ドクターXキャスト一覧まとめ フリー外科医大門未知子の敵味方 >

ドクターX4の2話に登場する二岡日出夫は虹川村の村長で、「全日本市町村幸福度ランキング」の1位に輝いたとされていますが、劇中の虹川村のモデルはないようです。

でも、感じとしては北海道か茨城県にそんな村があっても不思議ではありませんね。

私的な企業が「住みたい県」や「住みたい街」などをランキングで発表することはよくあるようですが、公のお上が正式に発表する「全国市町村幸福度ランキング」というものは存在しないようです。

調べてみると、国際的には、イギリスの環境保護団体が実施している「地球幸福度指数」というものがあり、この指数を使ってそれぞれの国の発展度を測る指数として使われることがあるようです。しかし、この調査がどこまで国民の幸福度を表しているか信憑性に疑問がもたれています。

また、イギリスの社会学者(エイドリアン・ホワイト)が提唱した「世界幸福度地図」という指標もあり、こちらは各国の国民の健康度、経済力、そして教育の普及を基にして出されたものです。

 

一方、日本では民間の調査会社や私企業が、国民の意識調査などから幸福度を推測するようなデータを集めることもあります。また、大学の研究機関がランキング形式の調査を行うこともあります。

例えば、日本総合研究所は「幸福度ランキング」という調査をしており、2016年は1位に福井県が輝いています。これは前回調査(2014年)に続く連続1位です。

評価は、それぞれ健康、文化水準、生活の便利さ、教育などのクライテリアに分類された得点形式で、総合的に判断され順位が決まるようです。個人によってそれぞれ重要度が違うので、トータル1位というのが重要な意味を持つものでないことは容易に想像できますね。

また、別の調査、直近ではブランド総合研究所が発表する「地域ブランド調査」なるものがあり、これにより各県の魅力度を表したものとされ、都道府県別にランキングされています。

今回の発表は、同調査の8回目で、すごいのは茨城県です。8回の調査の内、四年前12年の46位を除いて7回目、四年連続の最下位というのです。

そこへ行くと北海道は8年連続のトップです。上位ランキングの県は常連さんで京都や沖縄、東京、神奈川などが並んでいます。これは、これまでのイメージが定着している結果といえないこともありません。

しかし、このランキングを逆さに見る分析もあって、「魅力ランキング」で魅力がないとされた茨城を逆さに見ると、何と8回の内、7回もトップを取っているのです。「逆もまた真なり」と昔から言うではありませんか。

確かに「魅力が無い」ところが茨城の「魅力」とする見方もあって当然ですね。

丁度、虹川村の村長が、村人たちのために尽力惜しまず尽くしてきた人生の「裏」で、愛人との間に子供まで作っていたように、物事なんでも裏表があるものなんですね。(笑)

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました