ドクターXの視聴率がすでに発表され３話の視聴率は２４．３％と大幅に２０％台を回復しました。このＶ字回復の原動力となったのは、直前に放送された広島カープＶＳ日本ハムファイターズの日本シリーズ第５戦も関係あるでしょうね。野球の放送時間も考慮し、試合開始時間を３０分繰り上げるまで努力して、５０分遅れの放送となったドクターＸの視聴率大台回復の起爆剤となったようです。
ドクターX視聴率３話は24.3%の大台復活！
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民放連続ドラマで、今年唯一の２０％台を記録したドクターＸ4の１話は、２０．４％と、それでもドクターＸとしては低い方でした。そして、２話ではよもやの１９．７％の２０％台から陥落。
主演の米倉涼子でなくても、関係者はやきもきしたでしょうね。特に２話での下落は、その後の数字に影響を及ぼしかねないので、今回の３話にはテレビ朝日としても万全を期す必要があったのでしょう。
ドクターＸの「私、失敗しないので」に肖ったわけではないでしょうが、日本シリーズの第５戦の放送権を勝ち取ったテレビ朝日は準備周到でしたね。
詳しくは後述することにして、その甲斐あって、３話の視聴率は見事に２４．３％と大幅にアップし、Ｖ字回復となりました。さすがにドクターＸ、「テレビ朝日は失敗しないので」を文字通り実行したことになりますね。
ドクターX視聴率３話は日本シリーズ野球効果１
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何年 ぶりの日本一を目指す広島カープの本拠地２連勝でスタートした今年の日本シリーズ。２連敗した日本ハムファイターズが地元札幌に帰り、２連勝でタイに戻した大事な第５戦の放送権を獲得していたテレビ朝日は、ドクターＸの放送時間との板挟みになりました。
野球ファンは、試合にかかる時間などでは文句を言いません。ベースボールの本場、アメリカの大リーグなどでは、決着がつくまで、延々と試合を続行します。お客が帰りスタンドがガラガラになってもやっています。
私も米国滞在中に大リーグの試合は何度も見にいきましたが、彼らはベースボールが大好きで、醍醐味も知っています。試合が長いなどとクレームをつけるファンは見たことがありません。何しろ、プレイするのは選手の方ですからね。詰まらぬ時間制限で引き分けとなるより、決着が着くのが見たいのです。
少し、横道に逸れましたが、野球が３時間で終わることはそれほど多くありません。データは手元にはありませんが、特に日本シリーズとなると３時間半くらいは当たり前となります。
その辺はテレビ朝日も十分に承知していたのでしょう。他のゲームが６時半開始だったのを、第５戦に限り、試合開始時間を３０分早めて６時開始としてもらったのです。もちろん、日本シリーズの主催者はテレビ朝日ではありませんから、交渉したのでしょうね。元テレビ朝日でキャスターをしていた日本ハムの栗山監督の助けもあったようですね。
試合開始を３０分前倒しで、試合時間を３時間半で計算すると、ドクターＸの放送開始はだいたい９時半から１０時となります。しかし、４時間となるとドクターＸの放送開始は午後１０時を回ってしまいます。
実際、昨晩の３話の放送開始時間は午後９時５０分となりましたからね。さすがに大門未知子の「私、失敗しないので」を放送するテレビ朝日、万全を尽くして、３話の視聴率は大幅回復となりました。
ドクターX視聴率３話は日本シリーズ野球効果２
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戦後長らく、日本の国民的スポーツとして君臨してきたプロ野球。高校野球にも見られるように、野球人気は、凋落気味とはいえ、ライバルスポーツの広がりと浸透を考慮すれば、まだまだ人気のあるスポーツです。
今年は、広島カープが２５年ぶりにペナントを勝ち取り、大谷翔平「二刀流」を擁する日本ハムファイターズとの日本一の争いとなり、広島と札幌が地元という二つのローカルチームのシリーズとなりました。
話題性があるところに、２連勝の広島が敵地２連敗で迎えた第５戦。１対１で迎えた９回裏、延長突入となる可能性を打ち砕いた満塁サヨナラホームランで決着が着きました。
この盛り上がりが、続いて放送された人気番組、テレビ朝日の「看板」ともいえるドクターＸの放送につながったのですから、視聴率がアップしない方がおかしいくらいです。
野球の日本シリーズの放送権を見事に活かし切ったテレビ朝日は「テレ朝は失敗しないので」と胸を張ったのではないでしょうか。（笑）次週の視聴率が楽しみになりました。
【ドクターＸ～外科医・大門未知子 シリーズ４ 視聴率】
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