グラメ!総理の料理番4話で、一木くるみが作るのは干し野菜カレー。なんか不味そうです。これが外務大臣竹山茂平(大和田伸也)の怒りを買うことになってしまいます。カレーといえば、日本の国民食ともいえますが、干し野菜カレーなんて、聞いたことがありません。(野菜カレーはありますが)なんとなく、竹山外相の怒りが爆発する気持ちが分かりますね。
グラメ!総理の料理番 何故メニューがカレーになったのか?
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グラメ!総理の料理番4話で、官邸料理人の一木くるみが、作るメニューはカレーライス。ライスカレーとも言います。カレーライスは、ご飯にカレーがかかっているもの、ライスカレーはライス&カレー。ライスとカレーが別々の器に盛られ、食べる人が自分でかけて食べます。
さて、総理の料理番、一木くるみが、秘書官の古賀征二に頼まれたのは、「会合用の料理」です。会合の食事メニューは「カレー」が定番なのです。
どうしてはと言うと、政治家の先生方、常にハードなスケジュールで、時間に追われているため、胃袋に掻き込めるカレーは簡単に食べることができるために「常用メニュー」となったのです。
進憲党の長老、外相の竹山茂平はベテラン議員ですから、「早寝、早起き、早飯、早糞、早風呂」となんでも早いのです。「先んずれば、人を制す」、勝負に勝つには、人に後れをとってはいけません。
実際に、現在の自民党では、数多くある部会の会合でもカレーは多用されています。この前も参議院に初当選した青山繁晴さんが、そんな話をしていましたね。
グラメ!総理の料理番 煮込み料理は時間がカギ!干し野菜カレーが怒りを買う!
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グラメ!4話では、一木くるみはカレーのオーダーを受けてから時間が無かったようです。急きょ、カレーを作れと言われても、煮込み料理を美味しく作ろうとすれば、必然的に時間がかかります。作り立てのカレーより、一日、二日経ってからの方が美味しいと言われる所以です。ビーフシチューなども同じですね。
お肉は煮込めば煮込んだ方が、柔らかくなり味も浸み込んで美味しくなります。しかし、煮込んでいる時間の無い一木くるみは、「名案」とばかり(或いは苦肉の策)に、肉を使わないで野菜カレーにするようです。
そこで登場するのが、「干し野菜カレー」なのでしょう。古い頭の竹山茂平からすれば、正統的なカレーと言えば、ビーフとかポーク、或いはシュリンプなどのシーフードカレーでしょうね。肉好きの人には、野菜カレーでは物足りないでしょうね。
干し野菜カレーと聞いて、怒りが爆発するのではないでしょうか。「そんな物しか、作れないのか、総理の料理番は!」ということでしょう。昔から、「食い物の恨みは恐ろしい」と言いますが、この怒りが収まらず、総理の料理番など要らないと、吹聴されるのです。
自分で作った料理にケチを付けられて、黙って引けない一木くるみは、竹山茂平を納得させねば、気が収まりません。しかし、いったい、どんな料理で竹山を唸らせそうと献立を考えるのでしょうね。再度、カレーで挑戦する一木くるみは、果たして竹山茂平の舌を納得させることができるのでしょうか?
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