毛鞠唄(けまりうた)は祟りの歌!神の舌を持つ男5話の謎解き

神の舌を持つ男

「人がいっぱい死ぬけーの、男ばっかり死ぬけーの」という毛増村に伝わる毛鞠唄(けまりうた)神の舌を持つ男で、朝永蘭丸たちが、巻き込まれた事件の謎を解く鍵となるのか、或いは更なる祟りが待っているのか。毛鞠唄祟りの歌で、村長の息子の道先案内人となってしまったようです。

 

神の舌を持つ男5話で聞く毛増村の毛鞠唄とは祟りの歌なのか?

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朝永蘭丸(向井理)たちが、謎の温泉芸者、雅(みやび)を追って辿りついた村、そこが毛増村。この村には、昔から伝わる童歌(わらべうた)があり、それが毛鞠唄(けまりうた)なのです。

人がいっぱい死ぬけーの、男ばっかり死ぬけーの」という文句で始まる童歌は、童謡にしては何とも不気味です。

神の舌を持つ男4話でも少々登場した毛鞠唄ですが、不吉な歌なので、歌わないように止められたのが、双子の老婆で、温泉旅館「波外ノ湯」、人はこれを「はげのゆ」と呼びますが、の仲居です。

 

顔全体を白粉で塗りたくった双子の老婆は、その顔だけでも不気味ですが、その不気味な顔で歌うのが、この不吉なわらべ歌の「毛鞠唄」なのです。

神の舌を持つ男5話では、事件の容疑者となった朝永蘭丸、宮沢寛治(佐藤二朗)、そして2サス女王の甕棺墓光(木村文乃)の三人は、このわらべ歌に隠された毛増村の歴史の秘密を解き明かすのです。

人がいっぱい死ぬけーの、男ばっかり死ぬけーの」のどこに、事件の鍵が隠されているのか、雷神寺の住職、神村精進(石橋蓮司)の三女の娘、神村都(徳永えり)は11番まで歌えると言ってました。村長の息子、辰也(柄本時生)が殺されるのは、毛鞠唄の何番の歌詞になるのでしょう?

村人たちは、「祟り」だと恐れていますが、祟りだと吹き込んだのは、どうやら住職のようです。毛鞠唄祟りの歌だと信じ込ませたのは、住職の神村精進のような気がします。

 

堤ワールド全壊、否、全開の神の舌を持つ男5話 毛鞠唄も手鞠唄のパロディ

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ギャグ満載のナンセンスコメディ「神の舌を持つ男」ですが、4話、5話では、堤幸彦監督の世界観、堤ワールドが全壊です。否、全開です。フルスロットルで話が展開しますが、八つ墓村をモチーフとして、毛増村という寒村で起こる殺人事件に、双子の老婆の登場と、ミステリー感いっぱいの5話では、毛鞠唄なる童歌までが登場します。

 

実はこれもパロディなのでしょう。日本には古くから、手鞠唄という童謡があり、今では歌う人もいないでしょうが、昭和30年代くらいまでは、ふつーに歌われていた童謡です。

ゴムボールを使ったボールゲームで、手毬を使った遊びは古くは江戸時代から子供たちに親しまれてきました。

あんたがたどこさ、肥後さ、肥後どこさ、熊本さ、熊本どこさ、船場さ、船場山には狸がおってさ、それを漁師が鉄砲で撃ってさ 煮てさ 焼いてさ 食ってさ

これは、手鞠歌の一つで、「肥後手鞠唄」とされていますが、お若い方でも聞いたことがあるかも知れませんね。鞠遊びですから、このようにリズミカルな物が多いですが、堤ワールドの毛鞠唄も聞きようによっては、手鞠唄のようなリズム感が無いわけではありません。

人がいっぱい死ぬけーの、男ばっかり死ぬけーの」の毛鞠歌は、村で起こった50年前の事件に関わっているようです。いったい、どんな結末を迎えるのか、朝永蘭丸がどのような「舌」で事件を解決するのか、非常に楽しみな5話となるでしょう。

 

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