そして誰もいなくなった犯人は誰?大学時代のゼミ仲間に犯人が?

そして、誰もいなくなった

話題のサスペンス「そして、誰もいなくなった」で、主人公藤堂新一(藤原竜也)の存在を消去しようとしている犯人は誰なのでしょう?推理に疎い管理人ですが、藤堂新一の周囲にいる人物の中から犯人像を割り出してみたいと思います。藤堂新一の大学時代のゼミ仲間は犯行に関わっているのでしょうか?

 

そして誰もいなくなった犯人は誰?大学のゼミ仲間に共犯者がいるのか?

ミス・イレイズの操作できる人間という筋から犯人像をすでに追いました。社内でとりあえずミス・イレイズにアクセス可能で、操作ができる人間として、藤堂新一の後輩、五木啓太(志尊淳)と平砂高文に絞り込みました。

しかし、いずれのケースでも単独犯を裏付ける動機が見当たりません。そこから、共犯説が浮上してきたのです。

では、仮にこの二人に共犯者がいると仮定した場合、この事件に手を貸した犯人は誰なのでしょう?

 

藤堂新一の大学時代のゼミ仲間は新一を入れて四人です。卒業後、総務省に入省した小山内保(玉山鉄二)、斉藤博史(キンコメ今野浩喜)、そして長崎はるか(ミムラ)の三人です。

では、三人の共犯者となり得る動機を探ってみたいと思います。

 

そして誰もいなくなった犯人は誰? 総務省勤務の小山内保の動機とは?

ID喪失の折り、藤堂新一が頼ったのは、総務省に入省した、かつてのゼミ仲間だった小山内保です。登場人物の中で、一番新一が頼れそうな人物ですが、別な意味では一番共犯者として怪しい人物でもあります。

動機はさておき、これまでの小山内保の不審な行動をチェックしてみましょう。

 

小山内保と藤堂新一が待ち合わせたバーKINGで、新一がなりすましの偽藤堂新一を川野瀬猛と特定し、祝杯を挙げるシーンが出てきます。

次の日に新一がそのデータを持って警察に行くと知っていたのは、小山内保です。そして、その晩にミス・イレイズにアクセスした何者かにより川野瀬猛の個人情報が消去されてしまうのです。

小山内は、いったん店を出て、タクシーに乗り新一と別れ後で、すぐにバーKINGに舞い戻ってきます。そして、オーナー兼バーテンダーの日下瑛治(伊野尾慧)に相談というか提案と称して何かの話を持ち掛けます。

その後日、日下が新一の指紋採取をするのは、恐らく小山内保がこの時に持ち掛けた相談だった可能性があります。

2話では、この小山内保が新一の母、藤堂万紀子(黒木瞳)と動物園で密会するとされています。何かの陰謀に小山内保が関わっていると仮定すると、母の万紀子に何等かの頼み事をすることは考えられます。

いずれにしても、仮に小山内保が親友の藤堂新一のID消去に関わっているとするならば、動機は個人的なことではなく、国家ぐるみ、或いは大企業と国家が仕組んだ陰謀に加担していると考えられます。即ち、それが動機ということになります。

 

そして誰もいなくなった犯人は誰? 法科学研究所勤務の斉藤博史説は?

とあるブログで、この大学時代のゼミ仲間の斉藤博史が犯人だとするネタバレが載っておりました。推理物には弱い管理人ですが、このブログさんの言う「斉藤博史犯人説」は、ほとんど説得力が無いと思っています。

それによると、斉藤が藤堂新一を嵌める動機が、同じゼミに参加していた長崎はるかが未だに新一に未練があり、藤堂新一に対しての嫉妬心が動機だというのです。

管理人的に言わせてもらえば、この「斉藤嫉妬説」では、強力な動機づけにはならないと思います。

 

むしろ、仮りに斉藤博史が事件に絡んでいると仮定するなら、小山内保が真犯人で、斉藤はその小山内から頼まれて加担しているという説の方が説得力があると思います。

法科学研究所に勤務する斉藤博史は、むしろ事件に加担する犯人より数少ない藤堂新一の味方になると感じています。

 

そして誰もいなくなった犯人は誰? 大学時代の恋人長崎はるかの「未練説」は?

かつて、大学時代に藤堂新一の恋人であったとされる長崎はるか(ミムラ)は、新一と別れた今でも未練があるようです。

フィアンセも決まり、結婚が迫っている藤堂新一に対して、嫉妬心から犯行に及んだという仮説は、果たして動機付けとして説得力があるでしょうか。

大学を卒業してすでに10年は経過しているのですから、この長崎はるかによる犯行説は、確率的に非常に小さなものでしょう。

 

100歩譲って、仮りに長崎はるかが、新一のID消去に手を貸したとすれば、やはり同期だった小山内、或いは、小山内と斉藤の仕業に加担したとする説の方が理に適っていると思われます。

管理人的には、斉藤博史同様、藤堂新一にとって、数少ない味方の一人になるように思います。

藤堂新一の身分証明のデータ消去に関わった犯人は誰かという謎は、この大学のゼミ仲間から見ると、総務省に勤務する小山内保が一番動機付けとしては当てはまるように思われます。しかし、その場合、さらに小山内の裏には黒幕が存在すると考えられます。

 

???? そして、誰もいなくなった キャスト ????

そして誰もいなくなったキャスト 藤原竜也演じる藤堂新一と家族

そして誰もいなくなったキャスト 藤堂新一の同僚と大学ゼミ仲間

そして誰もいなくなったキャスト 藤堂新一馴染みのバーKING

そして誰もいなくなったキャスト 弁護士、刑事になりすまし

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

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