お迎えデス。4話の視聴率は先週の大幅ダウンから回復したでしょうか。第3話はGWの最後の土曜日となり、6.9%と大きく落ち込みました。第4話の視聴率は、ふつうに戻ると期待されています。第4話の感想は、人間欲ならぬ幽霊欲に取りつかれた保(キンコメ今野浩喜)のストーカーが哀れでした。
お迎えデス。4話の視聴率
第1話から、10.3%、9.3%、そして、前回の第3話の6.9%と、前回を除けば奮闘していたといえる視聴率です。
前回は、ゴールデンウィークの最後ということで、外出組や最後の余暇を楽しむ行事が多かったのかも知れません。
今回は、普通のカレンダーに戻り、土曜日をいうこともあり、10%前後の視聴率に戻したのではないでしょうか。
【お迎えデス。第4話の視聴率】
お迎えデス。第4話の視聴率は7.9%と1%アップしました。大健闘でしたね。これで、平均でも8.6%とかなり良い数字になってきましたね。
お迎えデス。4話の感想1 幽霊欲の塊となったストーカー保
お迎えデス。第3話に登場した保(キンコメ今野浩喜)が、成仏前に阿熊幸(土屋太鳳)を好きになり、49日まで自分の恋人になってくれとせがむのです。幸に拒絶され、極楽送迎のナベシマ(鈴木亮平)たちの前から逃げ出し、ストーカーとなって保は幸に迫ります。
第4話では、その保が憑依できると知った幸の相棒、堤円に乗り移り、今までしたことのなかったキスを迫るのですが、ちょっとこの筋書きでは、保は本当に哀れですね。
大人しく、後悔の念を捨てて、あの世にいくべきでしょう。
人間には人間欲というものがありますが、死んで幽霊となった保には、幽霊欲でもあるのでしょうか?この幽霊欲の塊と化した保は、おそらく成仏できないでしょうね。
管理人の感想は、輪廻転生が仏教の教えですから、一度、あの世に行って、また戻ってくれば良いのではと思うのですが。(笑)
でも、恐らく、保のような心の持ち主は、人間として戻ってこられる保証はどこにも無いと言えるでしょう。
49日まで、一緒に恋人のように関わり合いたいという願いを阿熊幸は蹴るのですが、ユーレイのナベシマのことが好きだからでしょうが、そのナベシマに「付き合ってやれよ。減るもんじゃないし」というセリフが中々でした。
そして、それを聞いた幸が「減る~!!」と金切り声で答えたのにはつい笑いがこぼれてしまいました。ツンデレ姫の阿熊幸演じる土屋太鳳の面目躍如の場面でした。(笑)
お迎えデス。4話の感想2 亮二の淡い初恋と緒川千里の残りが被さるテーマ
お迎えデス。では、成仏できない霊魂(ユーレイ)たちの、後悔を聞いて、迷わず成仏できるように諦念に至るよう手助けをします。
その中で、一つの大きなテーマとして流れるのが、愛する人にその気持ちを届けることです。
大学生の亮二(竜星涼)は、高校時代の古典の先生だった美樹(野波麻帆)を慕っていたのですが、もしかしたら、それは亮二にとって初恋と呼べるものだったのかも知れません。
「叶う、叶わない」は問題ではないのです。亮二にとって、それは「叶わない恋」なのかも知れませんが、気持ちを相手に伝えることが大事なのではないでしょうか。
これも、人間欲とは切り離せない実情でしょうが、「叶わぬ恋」もたくさんあるのが現実です。しかし、相手にその気持ちが伝わる、或いは伝えることができることが、大切であって、そこからどのように進むのかは問題ではないのです。
願わくば、相思相愛が素敵なのでしょうが、人間の気持ちは移り変わります。そこまで、理解すれば、「形に捕らわれず、相手に対しての慈しみをいつまでも持ち続けることが大切なのではないでしょうか。
美樹に対する亮二と、成仏できないでいる緒川千里(門脇麦)が、どうしてもダブってしまう感想を持っています。
お迎えデス。の隠されたテーマの一つが、人生一度切り、やり残し、悔いを残さないで生きよう、ということだと思っています。後悔しない人生を歩みたいものですね。
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