夏目漱石は、慶応3年江戸に生まれ、明治維新という時代の変革期に育った日本の文豪です。しかし、生後すぐに里子に出され、一時は生家に戻るのも束の間、すぐに養子に出されてしまいました。養父となったのが書生同様に夏目家に居た塩原昌之助でした。実父と養父の二人の父、そして妻鏡子の父、義父まで入れると三人の父をもった漱石の心境が明らかにされるかも知れない夏目漱石の妻3話です。あらすじから見ていきましょう。

夏目漱石の妻
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夏目漱石の妻3話のあらすじ 「やっかいな客」

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複雑な人間関係の中で育った夏目漱石ですが、の鏡子はそのような漱石に翻弄されながらも、しっかりと家庭を守り抜きました。

夏目漱石の妻3話では、「やっかいな客」として、漱石を小さい時に育ててくれた養父の塩原昌之助竹中直人)が登場します。

短いですが、番組案内からあらすじを見てみましょう。

夏目金之助(漱石:長谷川博己)の書いた小説「吾輩は猫である」が評判を呼び、金之助は一躍作家として有名になる。そして金之助は教師をやめて作家になることに興味を示すが、鏡子(尾野真千子)は猛反対する。そんなある日、金之助が幼い頃に世話になった養父の塩原昌之助(竹中直人)が、夏目家にやって来る。塩原は金之助に昔のように親しいつき合いをしてくれと頼むが、金之助は金が目当てとではないかと疑う。

引用元:番組公式ページ
http://www.nhk.or.jp/dodra/souseki/html_souseki_story.html

塩原昌之助役 竹中直人
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いったいどのような状況の中で養父の塩原昌之助が登場するのか、放送を待たねばなりませんが、事実として残っているのは、昌之助はやすという女性と婚礼を上げ、金之助(漱石の名前)を夏目直克から養子としてもらい受けました。

しかし、昌之助は後に女性問題を起こし、そのため金之助はやすと二人で夏目家に戻りました。この頃、漱石は実の父母を祖父母と勘違いしていたといいますが、無理もありませんね。

物心がついた時には、塩原昌之助とやすに引き取られていて、9歳の時に実家に戻ったというのです。そして、21歳で夏目家に復籍する漱石ですが、この遅れは実父の直克と養父の昌之助の確執が原因であったというのです。

 

夏目漱石の妻3話で明かされる養父塩原昌之助との関係

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夏目漱石の妻3話で、塩原昌之助はどのように描かれるのでしょう?キャストに抜擢されたのは竹中直人です。

夏目漱石が持つ複雑な人間関係の中で、妻鏡子を除くとすれば、一番大きな影響を与えた人物は実父の夏目小兵衛直克でしょう。そして次に挙がるのが養父の塩原昌之助でしょう。

ここで、漱石がこの二人をどのように思っていたのか、個人的な考察を書いてみようと思います。

夏目漱石の妻1話でも示されたように、実父の葬儀の帰り、自分の生い立ちを鏡子に聞かせる漱石の言葉に実父直克に対する気持ちが凝縮されていたと思います。

「葬式はすでに済んでいるし、私にとっては(葬儀参列は)何の意味もない」といい、自分は生まれてすぐに親から見捨てられて存在だとはっきり言葉にしています。漱石にとっては、可哀そうなことに自分の両親から愛情を感じることはなかったのです。

塩原昌之助役 竹中直人
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それに引き換え、養子にもらって育ててくれた塩原昌之助は、少なくとも漱石にとっては「親」であり、恩義を感じていたことでしょう。

塩原昌之助は、羽振りの良かった漱石の幼少期と違い、漱石が成人する頃には落ちぶれていたようです。お金を無心するため漱石の前に姿を現す塩原昌之助がどのように描かれるのか大変興味深い場面となります。

夏目漱石の妻3話では、このような漱石昌之助の関係が明らかにされるでしょう。隠された最大の見どころと言っても過言ではないでしょう。絶対に見逃せない夏目漱石の妻3話です。

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