夏目漱石の妻キャスト 須田邦裕が高浜虚子のキャストで登場!

夏目漱石の妻

夏目漱石の妻で、須田邦裕高浜虚子キャストに抜擢されました。高浜虚子といえば、後に大作家となる夏目漱石に職業作家としての道に誘った人物でもあります。若き日の高浜虚子キャストを演じる須田邦裕も素晴しい演技を披露しています。

 

夏目漱石の妻キャスト 須田邦裕が演じる高浜虚子の生まれ

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夏目漱石の妻で、須田邦裕キャストを演じる高浜虚子は、明治7年(1874年)生まれで、明治から昭和にかけて活躍した俳人であり、小説家でもあります。本名は高浜清といい、「虚子」という名前は、師事した正岡子規より授かったものです。

高浜虚子は、松山藩の侍、池内政忠の五男として生まれましたが、祖母の実家である高浜家を継ぐため9歳で、高浜家の跡取りとなりました。

 

夏目漱石の妻キャスト 須田邦裕が演じる高浜虚子の生い立ちとは?

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高浜虚子は、明治21年に伊予尋常中学(今でいう高等学校)に入学して、一つ年上だった河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)の紹介で正岡子規の門下となり、俳句を学びます。この河東と高浜は、後に正岡子規の弟子の中で「双璧」と呼ばれたほどの俳人でした。

この後、虚子と碧梧桐の二人は、共に京都の第三高等学校に進み、一緒に住んでいた下宿を「虚桐庵」と呼ぶなどし、とても親密な関係でした。しかし、第三高等学校の学科再編があり、二人とも京都を後にして、仙台の第二高等学校に編入します。

しかし、その頃の高浜虚子は学業よりも遊びに夢中で、第二高等学校を中退して、東京の根岸にいた正岡子規を訪ねて子規庵に居候します。

 

夏目漱石の妻キャスト 俳聖・正岡子規の最後と二人の弟子の因縁

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俳聖と謳われた正岡子規は34歳で短い生涯を閉じました。高浜虚子は、子規から後継者になるように要請されますが、どういう理由か、虚子はこれを拒否したのです。

そればかりか、親友の碧梧桐が入院中に碧梧桐の婚約者だった大畠いと(糸子)という女性を奪って結婚してしまうのです。略奪婚ですから、碧梧桐の恨みを買ったのではないでしょうか。

 

後年になり、俳句を巡り、自由な作風に傾斜する碧梧桐と伝統的な作風に固執する高浜虚子は最後までぶつかり合い、仲違いしたとありますが、この婚約者の略奪が関係していたのかも知れません。いずれにしても、正岡子規の優秀な二人の弟子が袂を別って、互いにライバル心を燃やしたことは確実です。

64歳で亡くなる碧梧桐に対して、昭和34年満85歳まで生きたのは高浜虚子の方でした。因みに夏目漱石に小説の寄稿を勧めたのは漱石よりも7歳年下の高浜虚子(当時15歳)ですから、どうやら高浜虚子という人物は、若い時からませていたのでしょうね。ノイローゼ気味だった夏目漱石に、「気分転換に小説でも書いてみたら」と勧めたのが高浜虚子だったというわけです。

 

夏目漱石の妻キャスト 高浜虚子を演じる須田邦裕とは?

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夏目漱石の妻で、高浜虚子キャストに抜擢された須田邦裕は、現在37歳でオフィスワン・ツゥ・スリーに所属する俳優です。

福岡出身の須田邦裕は、高卒後、日大芸術学部に入学し、映画学科撮影コースを卒業しています。すでに学生時代に自主制作の映画に出演していて、学生映画祭に入選しています。

須田邦裕が本格的に俳優を目指すきっかけとなったのが、出身地の姫島を舞台にした「ここに、幸あり」の主演出演でした。

 

その後、NHK大河ドラマでも「平清盛」で源仲綱役、「軍師官兵衛」での尼子勝久役などに出演し、「科捜研の女スペシャル」、「ストロベリーナイト」、「アンフェア」、「塚原卜伝」、「半沢直樹」などの人気作品にも起用されています。

直近では、「グラメ!総理の料理番」で、総理官邸の大食堂に勤める副料理長の中田龍二のキャストを演じました。須田邦裕は男気のある硬派の役が自然で似合っていますね。

夏目漱石の妻でも若き日の高浜虚子の雰囲気がよく伝わってきますね。

34歳で没した正岡子規、49歳の生涯だった夏目漱石、それに比べ85歳まで長生きした高浜虚子ですから、須田邦裕には、まだまだ出番があるかも知れません。

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

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