SMAP解散後初となる草彅剛出演の「嘘の戦争」は、原作が後藤法子による完全オリジナルの作品です。「銭の戦争」に続く第2弾としてスタートしたオリジナル原作「嘘の戦争」のあらすじや放送日を見ながら、草彅剛の演技や見どころ、放送日などをチェックしました。
草彅剛主演「嘘の戦争」原作は「家族ノカタチ」の後藤法子オリジナル
草彅剛が復讐に燃える主人公の千葉陽一を演じる「嘘の戦争」は、漫画や小説の原作はなく、脚本家後藤法子の完全オリジナルの原作です。
2015年に同局フジテレビで放送された「銭の戦争」の後を受ける形となった草彅剛の復讐シリーズ「~の戦争」第2弾となる今作は、9歳で家族全員を「無理心中」で亡くした千葉陽一の復讐劇です。
原作の後藤法子といえば、「アテンションプリーズ」(フジテレビ)や「チーム・バチスタ」シリーズ8(関西テレビ)、「家族ノカタチ」(TBS)、映画「神様のカルテ」(東宝)などでお馴染みの脚本家です。
ストーリーのあらすじは後述しますが、1話の内容やテンポの良さ、脚本の面白さやキャストの素晴らしい演技など、かなりスリルある展開が期待できそうです。
グループが解散となり、新たなスタートを切った草彅剛の魅力がふんだんに楽しめるドラマとなるでしょう。
オリジナル原作の草彅剛「嘘の戦争」のあらすじ
原作が後藤法子によるオリジナル脚本、「嘘の戦争」は、草彅剛がキャストに扮する主人公の千葉陽一の復讐劇です。
一番の味噌は、家族全員を無理心中で亡くしたとされる主人公千葉陽一が、真実は無理心中ではなく事件の犠牲者で、陽一がその事件の目撃者だったというところでしょう。
事件当時の少年、千葉陽一は犯人からナイフを突きつけられ、自身も命を落とす寸前だったのです。記憶を失って病院へ担ぎ込まれた陽一少年は、気付くと刑事から事情聴取を受けることになります。
自分が体験した目撃証言をする陽一少年でしたが、何故か刑事は事件扱いとはせずに、陽一少年に「無理心中」だと押しつけ、事件を片付けるのです。
自分の証言を少年の戯言として否定された陽一少年は、退院するために事実を曲げて虚偽の「無理心中説」を受け入れなければなりませんでした。
そして、この件をきっかけに、「世の中、嘘で固められている」と思い知らされた千葉陽一が、騙す方を選ぶ生き方を選択し、希代の「詐欺師」となっていくのです。
その後、成長した詐欺師・千葉陽一はタイのバンコクで偶然、30年前の事件で目撃した犯人を見つけるのです。その男の腕には紛れもない千葉の脳裏に焼き付いたタトゥー(入れ墨)が彫られていたのです。
そして、ここから千葉陽一の真犯人特定と復讐劇が幕を切って落とされることになるのです。
原作無しのオリジナル草彅剛の「嘘の戦争」の放送日は?
後藤法子の原作脚本による「嘘の戦争」の放送日は、開始の第1話が17年1月10日で、毎週火曜日、午後9時からフジテレビ系で放送されます。
放送時間の枠が午後9時からというのはありがたいですね。やはりゴールデンタイム(午後7時から10時)の放送時間は、食事後、一番ゆっくりテレビを楽しめる時間といえるのではないでしょうか。
グループ、スマップが正式に解散された後、気持ちの整理をつける意味でも全力投球の草彅剛の熱演が光る「嘘の戦争」、2話以降もスリルある展開が期待できそうです。
共演の水原希子、藤木直人、ヤスケンこと安田顕など、素晴らしいキャストが周りを固める「嘘の戦争」、原作の後藤法子にも期待します。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
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