「赤色エレジー」で一世を風靡したフォーク歌手のあがた森魚が映画ビリギャルで、峰岸誠のキャストに抜擢されました。あがた森魚が演じる峰岸誠は、名古屋にある進学塾の青峰塾の塾長です。塾講師に迎えた坪田義孝のアイデアを受け入れ、銀行から借り入れして青峰塾を開業したのです。用務員服に身を包み、陰から生徒たちを見守る峰岸誠のキャストはあがた森魚にお似合いです。
映画ビリギャルキャスト あがた森魚が演じる峰岸誠とは?
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映画ビリギャルで、あがた森魚がキャストを演じる峰岸誠とは、名古屋に開業した進学塾、青峰塾の塾長です。
新聞の募集広告を見てやってきた坪田義孝(伊藤淳史)を講師に迎えるとともに、個別指導をする進学塾というアイデアを受け入れ、銀行から借り入れして塾舎を作ったのです。
普段は、用務員服を着て、掃除やら設備の点検などをする、隠れた存在ですが、陰から暖かく生徒たちを見守っています。
峰岸誠は社長面せずに、質素で表に出ないキャラクターですが、やはり年配者の存在というのは重みを感じさせてくれますね。
生徒たちは、そんなことは知らずに、用務員の小父さんのように思っていましたが、ある日、塾生の工藤さやかが、目標達成したことで、若い時写真を取り出し、打ち解けた話をする中で、用務員姿のオジサンは、実は塾長だと知ることになります。
塾生の工藤さやか(有村架純)が、慶應義塾大学に合格したことを報告にやってくるシーンは、本当に感激ものです。一緒に喜ぶ塾長の峰岸誠の姿は、心が一つになっている思いを上手に演技しています。
映画ビリギャルキャスト 青峰塾塾長の峰岸誠を演じるあがた森魚とは?
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映画ビリギャルで、青峰塾の塾長、峰岸誠のキャストを演じるあがた森魚といえば、往年のフォーク歌手で、「赤色エレジー」で一世を風靡しました。
「幸子の幸は、どこにある」、歌詞を思い出す年配の方もいらっしゃるでしょうね。
あがた森魚は、本名、山縣森雄といい、北海道は留萌市の出身です。函館ラ・サール高校を卒業して、明治大学に進みますが中退しています。
すでに、高校2年の時から、当時流行っていたボブ・ディランに触発され、作詞作曲の音楽活動を始めています。
大学進学の折り、上京したあがた森魚は、URCレコードを訪ね、ジャックスからURCで活動していた早川義夫に認められ、そのままIFC前夜祭という音楽祭で歌うことになったのです。
71年の中津川フォークジャンボリーを経て、72年に発表した衝撃的な「赤色エレジー」が大ヒット。当時、50万枚という売り上げは、ビッグヒットでした。
あがた森魚は、1948年生まれで現在68歳ですが、ベトナム紛争や大学紛争、フラワーチルドレンなどの世相を反映して、自然派の生き方に傾倒しており、医者や薬などより、体が持っている自然治癒を賛美する生き方を貫いているそうです。
アルバムの発表を続けながら、映画監督や、自らも俳優として精力的に活動を止まないあがた森魚は、「老いて益々壮んなるべし」というところでしょう。映画ビリギャルのエンディングで、あがた森魚と伊藤淳史のエアーギターのシーンは必見ですよ!
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