砂の塔で犯人を追う荒又刑事は、生方航平の供述から、佐々木弓子の名前を聞き、犯人と予想するようです。荒又刑事は佐々木弓子の何を知っており、何故弓子を犯人と予想するのでしょう?銀座のクラブへ弓子を訪ねたのは、「名刺代わり」の挨拶だったのか、宣戦布告だったのか、弓子の何が気になるのか探ってみました。
砂の塔で犯人を追う荒又刑事の予想とは?
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砂の塔で、ハーメルン事件を追う警視庁のベテラン刑事、荒又秀実(光石研)ですが、佐々木弓子からストーカー被害を訴えられた生方航平が事情聴取の時漏らした「佐々木弓子」という名前に素早く反応しました。
15年前のクリスマスイブ、西葛西で起こった殺人事件の参考人として佐々木弓子が事情聴取を受けていたのです。管理人の推測では、この西葛西の事件は、「幼児誘拐」と「幼児殺人」の二つの罪状があるように思っています。
おそらく刑事の荒又は、当時39歳とバリバリのやり手刑事で、かなり事件の真相に迫っていたのではないでしょうか。しかしながら、最終的には、証拠不十分で取り調べは中途で終わってしまったのではないでしょうか。
しかしながら、「刑事の勘」と呼べばよいのでしょうか、砂の塔で、刑事の荒又はハーメルン事件と佐々木弓子のつながりを予想して犯人の可能性を感じているようです。
連続幼児誘拐事件、別名、ハーメルン事件と、この荒又刑事の言動を読み解こうとすると、どうしても15年前のクリスマスイブ殺人事件を紐解く必要が出てくるようです。
砂の塔で荒又刑事の犯人予想が固まる時が近づく終盤
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砂の塔で、荒又刑事の「佐々木弓子」に対する反応はかなり早いものがありました。ストーカー行為の被害を訴えられた生方航平は、反対に警察に対し佐々木弓子の怪しい行動を訴えます。
特に連続幼児誘拐事件は、亜紀たちが住むスカイグランドタワー近辺で起きていましたからね。
そして、廊下で生方航平が発した「佐々木弓子」の言葉に鋭く反応した荒又秀実は、さすがにベテラン刑事というべきでしょう。
おそらく、未解決事件でもかなり犯人に迫っていたのではないでしょうか。それ故に名前をしっかり憶えていたのでしょう。
管理人の推測ですが、荒又刑事が生方航平からの情報をもとに、銀座の高級クラブで働く佐々木弓子を訪ねたのは、今回のハーメルン事件との関係を予想したからでしょうね。
何の根拠も証拠も無しに、クラブに顔を出したのは、探りを入れるためであり、自分自身の刑事としての勘を確かめるためだったのはないでしょうか。
15年前のクリスマスイブ、西葛西で起きた殺人事件が荒又秀実の頭の中で点と線がつながる時、事件解決の糸口が見え始め、証拠固めが必要になると思われます。
砂の塔の7話では、荒又刑事の犯人捜査がどこまで進展を見せるのか、予想する犯人像にどこまで迫ることができるのか、かなり見応えのある1話となるでしょう。
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