ドクターX2話のあらすじは、東帝大学病院が打ち出す経営戦略がテーマとなります。「ブランド戦略」と呼ばれるこの戦略は、「金持ち優遇策」で、富裕層にターゲットを絞ることでブランド力を上げようとします。つまり、「金持ち客寄っといで、貧乏客あっち行け」です。世界一ともいえる日本の保険制度もTPPなどの影響で米国化が図られると、近い将来、このような医療環境になるかも知れないですね。
ドクターX2話のあらすじ 病院は権力主義でいいのか?
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ドクターX2話では、東帝大学病院にやってくる患者が見るからに貧乏そうだと、系列病院にたらい回しにされるというのですから穏便ではありませんね。もっとも、悪徳・蛭間重勝院長(西田敏行)の考えそうなことですが、あのべっぴん広報部長の南幾子(草刈民代)の考えもあるでしょうね。
どのような事態になるのか、2話のあらすじを見てみましょう。
富裕層に特化したブランド戦略を打ち出した「東帝大学病院」の病院長・蛭間重勝(西田敏行)は、下々に患者を選ぶよう指示する。その矢先、紹介状を持った二岡日出夫(山本圭)が妻・千代子(星由里子)を伴って来院。見るからに貧しそうな二岡夫婦を見た内科部長・黄川田高之(生瀬勝久)は、系列の分院を紹介すると言って一蹴する。
ちょうどその頃、国会議員の金本洋二(西岡德馬)が検査のために極秘入院してくる。願ってもない富裕層患者を、意気揚々と出迎える蛭間ら。ところがその直後、政治資金をめぐる金本の黒い噂が発覚! 面倒なトラブルを危惧した蛭間の指令で、黄川田は金本を体良く分院へ送ろうとするが、断固拒否されてしまう…。そんな中、患者を救うことだけにまい進する大門未知子(米倉涼子)は、二岡がすぐに手術をしなければ死に至る多発大腸がんだと診断。だが、二岡は相変わらず、手術はせず帰宅すると言い張る。そこへ、副院長の久保東子(泉ピン子)が突如、未知子に二岡の手術をさせると言い出した。実は、二岡は全国市町村幸福度ランキング1位に輝いた虹川村の長で、“日本で一番貧しい村長”として注目を集める人物だったのだ!
手術を拒否して病院を出ようとする“清貧な政治家”と、何としても病院に居座ろうとする“ブラックな金持ち政治家”――両極端の患者を抱えることになった「東帝大学病院」。そんな中、二岡の正体を知って色めき立った蛭間が、黄川田率いる内科に治療を担当させると決定する。さらに時を同じくして、ただのダミー入院だと思っていた金本もまた重篤な大腸がんだと判明! 結局、金本の手術は未知子が担当することになる。そんな中、二岡から“最後の願い”を託された未知子が、病院に無断で二岡のオペを開始した! ところが、なぜか切除可能な腫瘍を一部残したまま、オペを終了してしまい…!?引用元:番組公式ページ
http://www.tv-asahi.co.jp/doctor-x/story/0002/
ドクターX2話のみどころ ゲストキャストも多彩
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金持ち代議士金本洋二(西岡徳馬)と貧乏村長の二岡日出夫(山本圭)の両者とも、多発大腸がんの患者で要オペという状況がみどころになりますね。
貧乏臭い二岡は「あっち行け」という態度だった院長の蛭間は、二岡洋二が「日本で一番幸福な村」の村長だと知ると、知名度アップに利用しようと、多発大腸がんの治療を受け入れることにします。手術を拒否する二岡には内科治療を勧めるのですが、大門未知子がオペを敢行するというのですから、インフォームド・コンセントはちゃんと取っているのでしょうね。
それにしても、腫瘍の一部を切り残すという大門未知子の判断って、いったい何なのでしょうね。
それから、久しぶりに顔を見ることになる「我がマドンナ」の星由里子の登場が待ち遠しいですね。年配の方は、皆さん絶対に覚えているでしょうが、青大将が言い寄る「スミコさん」は本当に美しかったなあ。そうです、星由里子といえば、昭和30年代の加山雄三による「若大将シリーズ」のマドンナ役だったんです。
シリーズも後半になると酒井和歌子にマドンナ役がバトンタッチされてしまいましたが、やはり「若大将」のマドンナといえば、絶対にこの人です。いってみれば、ジェームズ・ボンドのショーン・コナリーのようなもんですね。
ベテランの西岡徳馬の演じる国会議員・金本洋二も、ドロドロした議員さんを演じてくれるのではないでしょうか。
「失敗しません」の米倉涼子の涼しい顔の脇で、蛭間院長と久保東子副院長(泉ピン子)の権力争いは、2話で一層激化していくでしょう。二人の争いにも注目です。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます、
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