そして誰もいなくなった伊野尾慧の日下瑛治の銃撃は自作自演か？

そして誰もいなくなった５話で、伊野尾慧がキャストの日下瑛治が、謎の男に銃撃され左手を撃たれます。しかし、本当に撃たれたのでしょうか？自作自演説を検証してみましょう。

そして誰も　伊野尾慧の日下瑛治はやはり敵　銃撃は自作自演

そして誰もいなくなった５話で、藤堂新一は拉致された場所で気付くと、ナンバーゲームで脱出し、屋上に出ます。

そうです、１章の１話、冒頭で、藤堂新一が命を狙われてところです。撃たれるか飛び降りるかの選択に対し、第３の選択があるはずと交渉する藤堂新一でしたが、自分を匿ってくれたバーＫＩＮＧのオーナー日下瑛治の声がして、犯人の協力を拒むと銃声がスピーカーから聞こえてきます。

日下瑛治の悲鳴を聞いた藤堂新一は、犯人に協力することを受け入れ、それ以上、日下瑛治を攻撃しないよう求めます。

この後、バーＫＩＮＧに身元証明パーソナルナンバーの無い四人が集まることになりますが、屋上でのスピーカーから聞こえる銃声は、犯人の日下瑛治の自作自演も十分にあり得ます。

ヴォイスチェンジャーから聞こえてくる声は、前に指摘した通り、日下瑛治役の伊野尾慧の声で間違いないでしょう。

銃撃された最初は「藤堂さん」と日下瑛治が藤堂の名前を呼ぶ声がしますが、その後何発も撃つ銃声の時には、日下瑛治の声はしませんでした。唸り声も悲鳴も上げていないのです。

そして誰もいなくなった５話、１章の最後に、バーＫＩＮＧに集まるメンバー、藤堂、日下、馬場、君家の四人は全員パーソナルナバーを持っていません。

見掛けは、四人とも仲間のようですが、四人の会話にお互いの関係のヒントがあるように思えます。バーＫＩＮＧに集まった四人の会話を検証してみましょう。

馬場　「全員揃ったか？」

新一　「あんたがリーダーなのか？」

馬場　「違うよ。俺はガキの使いだ。時々、業者とも呼ばれるけど、実際は使いっぱなししかできないから、そのつもりで」

新一　「よくわからないメンバーだね。」

君家　「でも、四人とも、お仲間でしょ。みんな、パーソナルナバーを持っていない。そして、それを理由に脅迫されている」

瑛治　「ですね。みんな、いろいろ言いたいことあると思うんですよ。仲良くしましょう。これから俺たち四人は仲間なんですから。」

新一　「で、これから何をするんだ？」

瑛治　「封筒一通預かってきていて。これに俺たちへの指令、書いてあるみたいで」
日下瑛治は、この封筒をひょっとこ面の人間から渡されたと言ってます。

日下瑛治が藤堂新一を匿っていた時、何も聞かずにいる瑛治の態度を不審に思った新一が、「何も聞かない理由」を問い詰めると、自分もパーソナルナンバーを持っていないからと説明します。

果たして、それだけで、藤堂新一を匿う理由になるのでしょうか。窮地に陥っている新一の心境を考えると、さもありなんの返事と言えるでしょう。パーソナルナバーを持たない同士、という同じ境遇を説得の材料に使ったともいえます。

そして、屋上においてのスピーカーから聞こえる日下瑛治の「藤堂さん」という一度だけの声と銃声。

左手を撃たれたと包帯を巻いて現れたバーＫＩＮＧでは、わざわざ「カクテルが作れない」と悲惨さを演出しています。実は日下瑛治のケガは自作自演で、包帯を巻いただけで、ケガは偽装とみることもできます。

また、バーＫＩＮＧで、「仲良くしましょう。これから俺たち四人は仲間なんですから」というセリフも奇妙で、一人だけ仲間意識の感じが出ています。残りの三人は、まだ敵か味方か判断ができずに、取りあえず集まったという態度ですが、日下瑛治だけは妙に、四人は仲間という意識でいるようです。

それから、もう一つ、日下瑛治の自作自演を疑わせる事象がありました。それが、あの一通の封筒です。何故、日下瑛治が封筒を持っていたのか考えると、ここでも日下瑛治の自作自演が疑われるのです。

いよいよ次回から、第２章に突入する「そして誰もいなくなった」ですが、仲間の振りをした日下瑛治の「真犯人説」は、ますます信ぴょう性が強まりました。

伊野尾慧の童顔の顔に騙されてしまうのではないでしょうか。ナイスな演技ですね。

????　そして、誰もいなくなった　犯人は誰？　????

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