そして誰もいなくなった5話の感想は、益々、俄然面白くなって1章が終わり、期待の後半2章に入ることです。ナンバーゲームの結果、遂に屋上に辿りつき、犯人と折衝し、手を貸すことで合意。そして、バーKINGに戻ると、そこには他の3人が待っていました。犯人説に上っていた日下瑛治、馬場、君家砂央里の三人は、みな同じくパーソナルナンバーを所持していないので、犯人説から外れることになりました。
そして誰もいなくなった5話の感想1 犯人説から外れた三人の仲間
そして誰もいなくなった5話の感想の最大のインパクトは、藤堂新一(藤原竜也)に三人の仲間ができたことです。これまで、事件に巻き込まれた主人公藤堂新一は、何が起こっているのか分からずに、混乱状態が続いていました。
未だに、事件の概要も分からずにいる藤堂新一ですが、継母、親友たち、そして会社の同僚と、自分の味方のはずの人間が次々と裏切るような態度を見せられ、地獄に突き落とされたような藤堂新一でした。
大学時代のゼミ仲間で元恋人の長崎はるか(ミムラ)のベランダからの飛び降り、親友斉藤博史(今野浩喜)の事故死など、怪しまれた二人はすでに亡くなってしまいました。残る親友は、総務省勤務の小山内保(玉山鉄二)だけとなりました。
他に怪しまれたバーKINGのオーナー、日下瑛治に匿われた藤堂新一は、瑛治もパーソナルナンバーを所持していないことを知らされます。しかし、新一と違うところは、日下瑛治は自分のナンバーを売却して無くなったので、他人のせいではありません。ただ、同じパーソナルナンバーを所持しないことで、犯人説を逃れた訳ではありません。
日下瑛治が、犯人説を逃れたのは、二つ理由が考えられます。一つは、犯人に手を撃たれたこと。そして、もう一つ、バーKINGに集合したパーソナルナンバーを所持しない四人組の一人としてメンバーとなっていたからです。
バーKINGに出入りする謎の男、常連の馬場は「ガキの使い」を名乗り、新一の周りでうろちょろしますが、彼もパーソナルナンバーも所持しない仲間として、バーKINGに集合しました。
パーソナルナンバーの売買に関係している様子もある馬場(これも偽名でしょうが)ですが、これからは、どうやら藤堂新一の敵ではなく、味方として行動するようです。
それから、もう一人、家出少女、君家砂央里(桜井日奈子)と名乗ってはいるものの、彼女もパーソナルナバーをもっていません。理由、原因は分かりませんが、PNを所持していないことで、新一たちの仲間として行動するでしょう。
すでに、君家は、藤堂新一が公安に拘束されていた軟禁場所から火災報知機を作動して、逃げるチャンスを作って救いました。
そして誰もいなくなった5話の感想2 偽藤堂新一に疑念を持つ人間の出現
< そして誰も4話 謎めいた馬場は五木啓太の師匠ではないのか? >
家族や親友たちを除くと、藤堂新一が本物の藤堂新一を知っている人間は少なく、偽の藤堂新一、川野瀬猛(遠藤要)は、テレビ、新聞などメディアを通して名前と顔を売っています。
そんな中、公安の鬼塚刑事は、どうやら藤堂新一がパーソナルナンバーを持たずに、事件の背後関係に謎を感じ取っています。すでに、藤堂新一が何等かの事件に巻き込まれたことを察知しているようです。
鬼塚刑事は、斉藤博史の事件で、名前を奪われた藤堂新一を指名手配しても、PNを持たない分けです。しかし、すでになりすましの偽藤堂新一は、テレビなどメディアで「冤罪被害」を訴えていますから、揉め事になりそうです。事件はそれほど単純ではないと、鬼塚刑事はうすうす気付いているようです。
斉藤博史の事件にしても、斉藤が所持していたナイフから事故死と断定しており、正当防衛の藤堂新一が身を隠す理由を追及しようとしています。
一方で、新一の継母、藤堂万紀子のヘルパーをしている西野弥生(おのののか)は、先輩の勤務する施設を訪ねる施設で、藤堂新一を名乗るなりすまし男、川野瀬猛の父親だという老人に遭遇します。
奇遇といえば奇遇、出来すぎといえば出来過ぎ、しかし、取り敢えず、ここに、一般人で、川野瀬猛がなりすましの藤堂新一だと分かる人間が出現したことになります。
これで、公安の鬼塚刑事と一般人の西野弥生が、藤堂新一と偽名の藤堂の状況を知る人間が存在することになり、事件として認識できる人間が現れたことは、新一にとっては追い風になるのでしょう。
???? そして、誰もいなくなった 犯人は誰? ????
そして誰もいなくなった藤堂万紀子の犯人説が俄かにクローズアップ
そして誰もいなくなった犯人は誰?大学時代のゼミ仲間に犯人が?
そして誰もいなくなった犯人は誰?ミス・イレイズを操作できる人
そして誰も 犯人は誰? バーテン役伊野尾慧が犯人の可能性は?
そして誰もいなくなった犯人は誰?長崎はるかのミムラが不気味だ
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
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