お迎えデス。9話の視聴率は2時間SPと銘打ってどうだったでしょう?1時間の通常より、話題性はあったとの感想をもっていますが、内容的には「あの世」の描写に無理があったと思います。
お迎えデス。9話の視聴率は、ラグビー戦の視聴率次第?
お迎えデス。は最終回で2時間SPと銘打って9話と10話を続けて放送しました。きっちり10話で終了となったことになります。
気になる視聴率は、この番組放送前の日本代表ラグビー、対スコットランド戦の視聴率も影響したかも知れませんね。
ラグビーの試合放送がどのように影響したのか、気になるところです。
【お迎えデス。9話の視聴率】
お迎えデス。9話の視聴率は、最終回の10話と一緒で7.2%と発表されました。ラグビー戦が低調に終わったことで、ご利益はあまりなかったようですね。
お迎えデス。視聴率の詳細は、こちらをご覧ください。
< お迎えデス。最終回視聴率と感想 福士&太鳳にお疲れデス。>
お迎えデス。9話の感想1 SFが台無しになった円の「あの世」出張
元々、漫画原作の「お迎えです。」はSFまがいのストーリーですから、現実の話で無いことは百も承知のことです。「生きているうちにやり残しのないように」というテーマで、見ていた管理人ですが、死んだ人が生きている人の現実にあまりに関わりが多くなったのが9話でした。
仕事中の事故で死んだとされる眞鍋律子(観月ありさ)の死因が、事故死ではなく他殺だということになり、疑惑を抱かれた弘(田中圭)の無実を晴らすために、同僚で一年前に死んだ池田を訪ねて「あの世」に行く当たりから、興味を失ってしまいました。
最大の理由は、「あの世」の描写が、とても「あの世」とは思えなく、福士蒼汰が行った「あの世」はこの現実の世界と同じ描写で、まったく理解できませんでした。
お迎えデス。9話の最大の感想は、この「あの世」の描写が、あまりにもこの現実の社会と同じ描写、しかも、ノスタルジアが掛かったレトロの昭和の風景など出したのは大失敗だと思います。
お迎えデス。9話の感想2 円の「あの世」出張のタイムリミットは何故1時間なのか?
お迎えデス。はSFの物語ですので、どんな設定でも可能なわけです。行けるはずのない、あの世に生きてる人間が訪問して、また戻ってくる展開でもSFですから何の問題もありません。
しかし、「あの世」へ出張する堤円の許された滞在時間が1時間という設定には、納得いきませんでした。行けるはずのない「あの世」に行けてしまうのは、SFの世界ですから、そこまでは許せるとしても、この「1時間の制限」と行った先の「あの世の描写」が貧弱でしたね。
死神たちに追い掛け回されるシーンは、まるで町内での運動会のようでした。その上、前に登場し成仏できた仏たちも総出演ときては、まるで喜劇です。(もちろん笑えませんでしたが)
これはもう、どう見ても原作の失敗としかいいようがありません。適当に脚本と演出で変えても良かったかなというのが感想です。行った先の「あの世」が「この世」の描写では、洒落ににもありません。
死んでも成仏できない霊魂は、やり残したことを後悔している分けで、その後悔を晴らして成仏してもらうというのが「お迎えデス。」のストーリーです。しかし、現実には、そのようなことができる分けではありませんから、メッセージとしては、「生きているうちに、後悔しない人生を送りましょう」ということになるはずです。
しかし、SFながら、「この世」と「あの世」を行ったり来たりする展開となって、管理人の感想は9話の展開には、描写も無理があり、納得できませんでした。ネームが悪かったのだと思いました。
【お迎えデス。これまでの視聴率と感想】
お迎えデス。4話視聴率と感想 幽霊欲の塊となったストーカー保
お迎えデス。第3話視聴率と感想 ツンデレ姫とユーレイ死神の恋
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