何かと話題の「下町ロケット」のキャスト。後半のガウディ計画も計画通りスタートし、ヒール役の小泉孝太郎や世良公則を始め、お笑いの今田耕司なども脚光を浴びています。いろいろキャストを見ていた管理人ですが、帝国重工の水原重治を演じている木下ほうかさんのプライバシーが愉快なので、今回は木下ほうかさんのプライバシーを考察してみようと思います。
「いけず」のほうかで生きてきた
帝国重工においては、あの恰好のよい、航空部部長の上司で本部長の水原重治のキャストを務める木下ほうか。現在51歳と年齢的にもぴったりです。
劇中では、佃製作所のバルブシステムの部品供給に難色を示し、それ以外の方法が無いと財前に言及されると、社長の藤間の説得には自分は当たらずに財前に丸投げするなど、腰が据わっていない軟体動物を演じています。
しかし、どうやらこれは木下ほうかの「十八番」らしいのです。元々、木下ほうかは「ガキ帝国」でデビューしましたが、大学卒業後にはどういう訳かあの吉本興業入りするのです。
しかし、吉本興業では芽が出なかったため、僅か3年で辞めてしまい、映画監督の井筒和幸を仰いで東京に拠点を移しました。
それ以降、ずっと名脇役として活躍してきた木下ほうかですが、来る役、来る役がいつも冴えない役らしいのです。
それが所以で「いけずのほうか」という名が定着してしまったとか。(笑)
いけずの木下ほうかは大悪党にはなれない
ではその「いけずのほうか」の「いけず」ですが、この言葉の意味をよく知らない人もいるのではないでしょうか。私は子供の頃から耳にしていましたが、その意味を尋ねられると、別の言葉で表現できないので調べてみました。
すると、なんとこの言葉自体がスラングだったのです。つまり、日本語でいう「俗語」だったのです。本来の言葉は「いけ図々しい」から来ている言葉で、それが短くなって「いけず」となったそうです。(笑)
ですから、本人が言っている「いけず」とは少しニュアンスが違うかも知れませんが、いずれにしても「良く言われる」言葉ではありません。
悲惨なのは、木下さんの知らずのうちにソーシャルネットで誹謗中傷され、それで「いけず」が広まり、イメージが固定されてしまい、気の利いた女性が近寄らなくなったと思い込んでいるそうです。
それ以来、プライバシーでは、結婚願望はあるものの、気が利いた女性は自分に近寄って来ないと半分諦めているようです。(笑)まあ、歳も歳でしょうし、阿部寛さんのような恰好が良い訳でもありませんから、その辺は難しいかも知れませんね。
しかし、そうはいっても「下町ロケット」後半のガウディ計画でも、小泉孝太郎演じる椎名直之とその椎名と手を組む石坂宗典調達部長の肩を持ち、財前道生を追い込むところなどは木下ほうかの真骨頂、見せ場の一つとなるでしょう。
今回は日本が生んだ「名脇役」、バイプレイヤーとして活躍中の木下ほうかさんの話題でした。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
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